中国語をおおまかに分けますと大陸で主に使用されている「GBコード」(簡体字 Simplified Chinese)と、台湾や香港などで使用されている「Big5コード」(繁体字Traditional Chinese)があります。
Chinese Language Kitではこの2種類の入力方法をサポートしており、必要に応じてどちらか選択するか、もしくは両方をインストールすることが可能です。
中国語を入力する場合はCLKではWorldScript対応のアプリケーションが必要となります。代表的なものとしては「ClarisWorks4(J・E)」「WordPerfect」「NisusWriter」などがあります。ここでは簡単な簡体字入力について説明します。
まず、入力画面で輸入方法を選択し、鉛筆メニューでを選択します。
この状態ですと、音で入力出来るようになります。そしてその下の2つの項目も選択します。
たとえば例として”平和”という字を入力する場合ですが、麻雀でピンフという役があるのはご存じでしょうか?
この入力方法ではそういった発音に近い音の"P"を押すとその発音に対応する文字が候補として挙がってきます。かなりいい加減な音の記憶でも近いものが候補として出てくるはずです。
対応する文字が見つかったらその番号を選択し、リターンを押すと文字ボックスに反映され確認したところで再度リターンを押すとワープロなどに書き込まれます。基本的にはこの繰り返しで音が大体わかるものに関しては入力が可能です。
では、全く音が分からない場合はどうすればよいのでしょうか?
しかし、そういった場合でもコード入力で入力が可能です。それに関してはまた近日中にアップデートしてのせたいと思います。