納涼!川遊び&BBQオフ in 木津川 |
【 現地編2 】 |
スミに程良く火が回ったところで、いよいよBBQ開始。 Kょんさんの準備のお陰で食材は大量あるのだ。 肉や野菜がどんどん焼け上がりみんなに配給されていく。 やはりお天道様の下で食べると何でもウマイのだ。 適当なところでTいちさんと焼き係を交代する。 彼は某女史のコマ使いに任命されており、コマゴマと活躍してくれるのである。 俺が席につきふと横を見るとYうちゃんが怪しい目つきになっていたのだ。 聞くと、チューハイが2本目に突入したらしい。 『目つきがやらしいなってんで・・・・。』 『そりはがんちゃんも一緒やん、あははは。』 やはりちょっとイってるようだ。 チューハイのアルコール度数がビールより高かったためであろう。 藤原紀香もイってしまうぐらいだから仕方ない。 ふと、Pぎさんを見ると一向に箸が進んでいないようである。 『食べてます?』 『いや、これがあれば十分!』 と、ビールを掲げるのだ。 はて?いったい何本開けたのだろう。 しかし、チャットでのスケベブリを微塵も見せずに飲む姿はなかなかダンディーなのだ。 TいちさんとYしさんは肉や野菜を焼くのに情熱を注ぎ、 Yうちゃんを見てみると、既にチューハイ3本目に突入し、Rぺすくんに 絡んでいる。 飲んでは笑い、食っては笑いと座は盛り上がる。 そんな盛り上がりの中、お隣にアニメオタク風な男3人がテントを張りだした。 どうみても2,3人用の大きさしかなく、実質3人が入るとギューギュー詰め状態なのだ。 『あの小さいテントに3人はキツイのぅ。』 『肩寄せ合って寝るのかねぇ。』 『抱き合ってたりして・・・・。』 『そしてウメキ声が聞こえて来て・・・。』 『Oh、Yeahー、Oh、Yeahー・・・・。』 『なんで外人やねん。』 やはりお天道様の下でも会話はチャットと変わらないのだ。 おまけに周りにはビキニギャルやハイレグギャルがいたためそっち方面の 話題はつきないのだ。 食材を全て平らげ一心地ついたところで、川にちょっと足をつけに行くことにした。 Yしさんは前日からの野営で疲れたのか昼寝の体制である。 Tいちさんは寝不足と精神的疲労のため、こちらも昼寝の体制である。 Pぎさんは・・・・・飲んでいた。 川は前日までの台風のせいで濁っており、また流れも急なため泳ぐことは出来ないのだ。 非常に残念である。女性陣のせくしぃ水着姿が見るという目的を達成できないのだ。 しかし、女性陣は短パンに穿き替えたため、眩しいナマアシを拝むことが出来たのだ。 川の水は冷たく、日に灼けた肌には心地良いのだ。 突然、Rぺすくんがサンバのリズムで入水自殺者の如く、ザブザブと深みへと進み出した。 川は濁りのため底が見えない上、どこに急な深みがあるわからないのに、無謀とも言える 行動なのだ。 さすがはブラジル人、勇気と根性が違うのである。 日も傾きはじめたため、そろそろデザート食って撤収しなければならない。 川で遊んでいた我々は陣地へと戻るのだった。 タープに戻ってみると、相変わらずYしさんとTいちさんは死人のように眠っている。 当初の予定では、Yしさんを埋めてスイカを横に置き、スイカ割りをする予定だったのだが、 Yしさんが命乞いをしたため敢え無く却下されたのだ。 頭の一つや二つ粉砕したところで、ツバを付ければ生えてくるカモしれないのに チャレンジする勇気がなかったようである。 スイカも手際よく切られ、みんな配給される。 みんな黙々をカブリついているのだ。 きっとナラー人はこうやっって鹿の生肉を食らっているのだろう。 Kょんさんの食いっぷりはサマになっていたのである。 何気に隣のアニメオタクのテントを見ると、3人のうち1人だけがボーっと 座っていた。 虚ろに開かれた目がアブナイのである。 ひょっとするとナニかと交信中かもしれないのだ。 あまりジロジロ見ていると、帰り道に拉致されて何かを埋め込まれても 困るので、それ以上見ないようにしたのだ。 |