第△話

〜使徒飛来 前編〜

1.
ミサトのマンション
アスカ「あっついわねぇ〜。」うちわをあおぎながら、ぐたーとした顔で言う。
シンジ「しかたないよ。エアコンが故障したんだから。」すずしい顔でマンガを読みながら答える。
アスカ「あんた暑くないの?」さらにうちわでバタバタとあおぐ。
シンジ「そりゃ暑いけど、『あつい』って言ってもしかたないし・・・。」
アスカ「あんたバカァ?暑いから『あつい!』って言うんじゃない。」
ミサト「お風呂あいたわよ」タオルで髪をふきながら台所に出てくる。
アスカ「なんで日本ってこんなに湿度が高いのかしら。」立ち上がりバスルームへ行く
ミサト 缶ビールを開ける
喉を鳴らしてビールを飲む「ごきゅっごきゅっ。
「プハ〜、きくぅ〜。」
チャイムの音、誰かきたらしい。が、ミサトは座ったまま答える。
「ハ〜イ・あいてるわよ。」
開くドア。
部屋の中のむわっとした熱気が外気と混じる。
リツコ「・・・相変わらず人間の住むところじゃないわね。」平然とした顔で言う。
マヤ「こんばんわ。」一応笑顔を作るがひきつっている。

2.
暑さでぐで〜っと横になってのびているペンペン。
ミサト、シンジ、リツコ、マヤが座っている。
マヤ「これアイスです。」アイスの入った袋を机の上に置く。
リツコ「三日もこのままだったの」ミサトを見る。
ミサト「当分このままよ。エアコンの部品取りよせらしいから。」
アイスクリームを食べるシンジ。
風呂上がりで湯気の立っているアスカ登場。
アスカ「ああっアイスぅ〜。」
リツコ&マヤ「こんばんは。アスカ。」
ミサト「技術部の力で何とかならない?エアコン。」
リツコ「やってもいいけど、部屋の中が南極になるわよ。」
アイスを食べるアスカ。
突然マヤのノートパソコンが鳴り出す。
ミサト「何?」
マヤ ノートパソコンを開く
「使徒です。現在位置は・・・。」
ミサト、シンジ、アスカ「?」
リツコ マヤのノートパソコンをのぞきこみながら
「この部屋に使徒がいる!?」

3.
まわりを見まわすシンジ
アスカ「いったいどんな使徒なの。」
ミサト「ここには私達しかいないのに」
リツコ「部屋の中を動いているわ。」ノートパソコンをのぞきこんだまま答える。
マヤ「99.98%の確率でこの部屋にいます」マヤの瞳にノートパソコンのディスプレイが映る。
何かかが飛んでいるのにミサトが気付く
ミサト「蚊?」


もくじ
∧∧
(◎←)
((( )))
- -

まともな後編へつづく

まともじゃない後編へつづく

This page hosted by
Get your own Free Home Page

1