帯広付近に残る士幌線の遺構




帯広駅周辺は道内で近年もっとも変貌した街のひとつではないでしょうか。地平駅だった帯広は近代的な高架駅に生まれ変わり、駅周辺は再開発事業によってまるで都会のターミナルのような印象を受けます。
周辺の宅地化も進み、もはや痕跡などないのかと思われましたが、十勝川を渡る手前の部分までにも意外とそのままの状態で残っているところが多く見られました。

(写真は全て1999/ 5/1 帯広市内で撮影)


高架の根室本線にはFURICO283のスーパーおおぞら。ここからローカル線が分岐していたことをこの車両が知るはずもない

帯広駅から西に約1km、現在は高架線となった根室本線からの分岐点。
下を流れるウツベツ川はその後の護岸工事によって橋脚などの痕跡はない。
国鉄清算事業団の管理地であったことを示す看板が立っている。


まだバラストも残る築堤

上の地点、根室本線に背を向けると路盤が残っている。ここから右に弧を描いて十勝川を目指す。


黒のひし形と正方形の標識。誰か意味を教えてください

路盤の途中、何故か標識が残されていた。


付近の住民らしき方々が通路や散歩道として利用していました

市内を貫く築堤。線路によって隔てられていた東西の道路をつなげたため、
築堤は短い距離でいくつにも寸断されている。


コンクリート製の小さな橋

伏古別川を渡っていた橋梁。現在では使われていない。
この先で十勝川を渡るが、橋台、橋脚などの遺構は跡形もなく撤去されている。



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