平成９年５月23日 旧国鉄士幌線幌加駅跡付近で撮影
「廃」な写真です。興味のない方は軽く流していただいた方が今後のためです。(笑)
廃止されてしまった道内の国鉄線のうち、一番好きなのがこの士幌線です。
残念なことに私自身は一度も乗ったことがありません。昭和62年春の廃止ですから、
十分にそのチャンスはあったのですが・・・。
これは国道273号線沿いにある幌加除雪ステーション脇の林道を50mほど入ったところで
撮影した幌加駅跡への進入部の転轍器です。草木に埋もれてはいるものの、
ほぼ完全な形で残っていました。
追記：
平成10年８月６日に再度訪れましたが、幌加駅跡周辺を除いてレールは撤去されていました。
国鉄清算事業団の解散にあわせ、他の廃線跡でも構造物の撤去が進められているようですが、
士幌線のコンクリート橋梁は清算事業団から上士幌町へ譲渡されることが決定しました。
近代産業遺産として保存されるとのことで、その方法などについてはまだ未定の部分が多い
ようですが、とりあえず取り壊しだけは避けられたようで一安心、といったところです。
