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ダンサ・パラグァジャ:パラグアイ・ダンス。女性が頭の上にビンを乗せて踊るものが有名で、多いときには7つ、8つのビンを乗せて踊ることもある。このときの演奏には、アルパが欠かせない。

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チーパ:トウモロコシの粉、マンディオカの粉、チーズなどを混ぜて焼き上げるパン。レストランなどでは売ってないが、路上でよく売られている。ちょっとおなかがすいた時に一番好まれる軽食。パラグアイ人にとっての「おにぎり」のような存在で、パラグアイを代表する味の一つ。

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テレレ:「マテ」とよばれるお茶の習慣は南米南部に広がってい
る。これはマテの葉を細かくしたものをコップに入れ、そこにお湯を
注いでは、金属製のストローで飲むもの。このお湯の代わりに冷たい
水で飲むのがテレレ。パラグアイ人はテレレが大好きで、どこへ行っ
ても、テレレでひと休みしている姿が見られる。
  テレレの習慣はパラグアイと以前パラグアイ領だった周辺域に限ら
れる。豊富なビタミンを含み、野菜を食べる習慣がなかった頃のパラ
グアイ人は、このテレレでビタミン補給をしたという。また、水やお
茶の葉には薬草を混ぜるのが一般的で、薬の役割も果たしている。
  暑い亜熱帯のパラグアイでは、木陰で飲むテレレの味は格別。ただ
し、テレレという、なんともしまりのない名前のように、飲んでいる
と、だんだんトランキーロな気分になって、「仕事なんかどうでもい
いや」という気持ちになってしまうところが問題。
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豆腐:イグアスの名産。その美味なることでパラグアイ中の日系人に知られているんじゃないだろうか。以前、TBSの『水と緑の国 パラグアイ紀行』という番組でも紹介されたが、そのときレポーター役の芳本美代子さんが感激して泣いたほど。イグアスを訪れた際には是非食べてもらいたい逸品

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ドラード:その名の通り、黄金に輝く魚。体長は1m前後、重さは10kgほどにもなる。針に引っかかると、大きく飛び跳ねて抵抗するので、釣り人にも人気が高い。あの開口健もこのドラードを釣りたくて、わざわざブラジルまで来たほどだ(その時の様子は『オーパ』という写真集になっている)。食べてもおいしく、炭火でじっくりと焼いたり、スープにしたりして食べる。また、日系人にとってドラードの刺身はご馳走の一つ。脂がのっていて、非常においしい。

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トランキーロ:パラグアイ人がよく口にする言葉の一つ。元々は
「静かな」「平和な」といった意味だが、「な〜んにも問題がない・
こだわりもしない」という意味でよく使われる。
  例えば、「元気ですか?」と聞かれても「トランキーロ」と答え、
高いレストランに入って「お金が足りるかな」と聞かれても「トラン
キーロ」と答え、売りつけた商品が不良品だったと訴えられても「ト
ランキーロ」と答える。
  「なんだかぼーっとして頭の中がからっぽ」の状態をトランキーロ
な気分といい、「何があっても何とかなるだろうとのんびりしている」
人をトランキーロな性格という。
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トリニダー:現存するイエズス会の教化集落遺跡の中で、最も大き
いもの。300年近く前に、イエズス会がパラグアイで熱心な布教活
動を行い、先住民族を集めて、キリスト教を教えながら、コミューン
的な自給自足を行う村をいくつも作った。植民地政府とは別個の平等
な社会組織をもち、グァラニー語など先住民族の言葉で、聖書の教え
が説かれた。
  1732年には、30の村に14,000人以上の人が住んでいたとい
われる。村の内部では建築、工芸が発達し、それらはヒスパノ=グァ
ラニー・バロックとして知られる。
  後にイエズス会は南米から追放され、それらの村も崩壊していき、
いくつかの遺跡が残るだけとなった。
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