2月3日 テルミン博士とふしぎな電子楽器 今どきの理系のサラリーマンにありがちなのだが,私も小さい頃,学習/科学を購読していた. 高知が田舎だったせいか?よくわからないが,私の母校,潮江小学校は,売店があって,そこで,文房具を小学生がお金を持って行って買って居た.今の私の息子が通って居た兵庫の小学校では,子供がお金を持って学校に行くなんて考えられないが,うちの小学校はそうだった.多分,高知は,両親共働きが多いからだと思う.両親が子供について,なにか文房具を買いに行くなんてできないのだ.特に,サラリーマンが少なく,ほとんど自営か地場産業なので,土日もないのだ. その学校の売店に,毎月学研がやってきて,子供達が行列を作って,学習と科学を受け取って居た. 家庭の事情で買えない子供も当然居て,学校で買える子を見て羨ましく,悲しく思って居た子も多いと思う.それを重んじてか,3年生の頃から,学研の科学と学習は学校ではなくて,自宅への宅配になった.その境界時期は,購読が途切れたりしたのよね.これが,残念. うちの息子も小学校のころ,学習・科学を毎月愉しみにしていた.近年は,中学生用として「科学のたまご」という雑誌が学研から出ていて,これも今購読している. 何が楽しみって,本の方はどうでもよくて,付録だ.豆電球の付録で,コンセントにいれてはいけないと書いてあって,それでも入れてしまい,ぽんっとすごい音がして,豆電球きらしたり(絶対まねしてはいけません.火事や感電の恐れがあります),試験管にいろんなものを混ぜて,えらいことになったり,蟻を飼ったり,いろんなことをした. 毎月やってくる科学とは別に,学研が出し手居た電子ブロック.これって,ものすごく欲しかったけど,バカ高くてクラスでもひとりか二人くらいしか持っていなかった.これも最近復刻した.ほしー! 今,大人の科学という雑誌が出ていて,この付録がまた,ものすごく魅力的.ただ,全部買っていると,お金ももったいないし,ものも増えてくるし,我慢していた.ところが,どうしても欲しい付録が出てしまった. それが,テルミン. ところが,誰もがそう思ったらしく,この号はすぐに売り切れてしまった. がっかり. ところがところが,誰もが期待していた通り,再版されたのだ!というわけで,即予約.即購入. さらにところがところが,手に入れたものの,なかなか作るだけの気力が湧くような余裕が無く,しばらくそのままで置いてあった. おととい,息子の部屋のエアコンが壊れて,今日1日メーカーが来るのを待っていて,急に時間があいたので,テルミン作ってみた.(^_^) 最初アンテナがきかなくて,もいっかいあけてみたら,アンテナとケーブルがくっついていなかった.無理矢理くっつけて蓋したらこんどはボリュームレバーをつけ忘れたり・・・.あーやこーやと作ってやっと完成! でも,音階つくるのめっちゃむつかしー.ほんまに音楽なんかできんのか?ジミーペイジの胸一杯の愛をだったらむちゃくちゃやるだけなのでできるけど. というわけで学研のホームページさがしてみてびっくり! http://otonanokagaku.net/magazine/vol17/index.html テルミン博士の従兄弟の孫にあたるリディアさん,すごすぎ. http://otonanokagaku.net/feature/vol10/index.html というわけで,練習あるのみかな?
2月24日 KY? 最近,日本語をローマ字2文字に略して言う言葉が流行っているそうだ. KYで,「空気読まない」がもっともポピュラーで,他にも色々あるらしい. http://www.taishukan.co.jp/item/ky/index.html によると,KY式日本語というのだそうだ. しかし,うちの会社をはじめとして,工場ではKYというのは, http://www.toukiren.or.jp/kyt.htm で紹介されている通り,「危険予知」が一般的だ.私も20年以上,KYといえば「危険予知」で馴染んで居た. 一般的には,工場に潜んでいる危険を予知して,危険を避け,安全に仕事をするためによく使われる.例えば,電源からの延長コードが上向いていると, 「もしかしたら,このコンセントにゴミが上から落ちてきてそれがショートして火事になるかもしれない」 という危険を予知し,それを防ぐために,コンセントを横向きにしたり,蓋をしたりするといった具合だ. その他にも,通勤災害については,交差点で右折しようとする車が前方から来る場合, 「もしかしたら,自分が避けてくると思って,その車が自分の手前で止まらず,無理に侵入してくるかもしれない」 という危険を予知し,それを防ぐために,車に注意して,運転者の目を見て進むとか. 職場ではそういうトレーニングなんかもするわけだが, 担当者の間では,いやな上司が前を歩いていたら,わざとゆっくり歩いて,上司と一緒にならないようにするといった危険予知もあったりする. そんなわけで,工場に勤めている人というのは,危険予知トレーニングされているもんで,その他の人よりは,危険に対して自分で危険回避行動をとることが多いような気がする. 私もその工場に勤める一人として,よく気をつけていることがある. それは鳥の糞だ. 道を歩く時,ふつうは,足下を見て犬やらネコやらの糞に気をつける人が多いと思う. もちろんそれもあるが,忘れてならないのは頭上だ. 特に最近はカラスが増えている.あの巨体から落ちてくる糞は驚異的だ. 工場でも,時々,これ見よがしに,歩道に糞が落ちている.それは直径でいうと40cmもある大物だ. あれはカラスなんだろうか?もしかしたら,時々やってくる鷺だろうか? どっちにしても,歩道歩いていてあんなものが上から落ちてきたら,どんだけ危険か. あと,うちの近所の駅前の商店街には,歩道橋に沿って自転車置き場があるが,これも場所によっては,危険である.商店街には鳩が居て,糞公害がひどいために,鳩封じをしているものの,それでも,鳩はやってくる. 歩道橋にはネットをはり巡らし,張れないところにはとげをおいたりしているが,それでも,ほんの隙間を見つけて,鳩がそこを住処にしていたりする. 私も一度だけ,餌食になったことがある. この住処(ホットスポット)に気が付かず,自転車をおいてしまった.ここの自転車置き場はいつもいっぱいで,休みの日などなかなかあいているところをみつけられないのだが,たまたま,一ケ所だけあいているところがあったのだ.今考えると,そんなにいっぱいなのに,そこだけあいているというところだけで,なにか危険なことがあると気が付かなくてはならない. 用事が済んで自分の自転車のところに戻ってくると,なんと,サドルやら,ハンドルやら鳩の糞だらけになっていた.上を見上げると,網を張り巡らせた歩道橋で唯一50cm位とまれるところに,鳩がすしずめになってとまっている.つまり,鳩糞のホットスポットだったのだ. とりあえず,それ以上糞されないように,移動して,ティッシュで糞をてきとうにぬぐうのだが,これがほとんどとれない.泣きたい気分で,糞まみれのハンドルをもって,自転車をおして家まで帰り,帰宅後夜中だというのに,水で落として,その後アルコールで消毒した. それ以来,自転車を置く時は,まず,下を見て糞が集まって落ちていないか,上を見て,鳩が休憩していないかを確認してから置くようにしている. 長くなったが,こういうのを,KYという.工場に勤めている我々にとっては..
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