Maybe, Truly Truly BLUE

俺にとってはif会話だす。ラキの夫は、この場合は不粋なので出さない(とゆうか特に設定しない)。
なんか、「フラフラ」(爆笑)してますけど。
BG本・内田春菊「目を閉じて抱いて」メインBGM・「今夜はブギー・バック」
 
 

フィン「御用意の方は、お済みですか」
ラケシス「ありがとう、あなたのおかげで思ったより早かったわ」
フ「どうか、道中お気をつけて。ナンナは私が」
ラ「あなたには、わがまま言ってばかりね。…大変だったでしょう? リーフ様の他にも、
  私達親娘の世話まで」
フ「それが私の仕事ですから」
ラ「私がいなくなったら、しばらくは羽をのばせばいいわ」
フ「そういう訳には参りません、トラキアの攻撃は執拗ですし、グランベル・フリージ公爵家までもが
  マンスターに食指をのばしていると聞いては、安穏とはできません」
ラ「ほどほどにね。体壊しちゃうわよ」
フ「…ご心配いただけるのですか」
ラ「あたりまえじゃない。昔からの仲間、私達を保護してくれた大事な恩人。ね?」
フ「…ありがとうございます」
ラ「…ごめんなさい。あなたの気持は痛いほどわかるの。でも」
フ「お気づかい無く。あなたは私より相応しい方に嫁がれた。エルトシャン王も、きっと、御満足
  いただいていると思います」
ラ「結局、そうやって、自分の気持ちから逃げるのね」
フ「え?」
ラ「どうして、いつか、むりやりにでも、あの人から私を奪ってくれなかったの?」
フ「え」
ラ「身分がどうだとか、そんなこと関係なく」
フ「…」
ラ「勘違いしないで、実はあなたが好きだったからって、こんなことを言うのじゃ無いの。
  いいえ、むしろ、レンスターに来てからの3年、その間に、私はあなたの気持ちに
  痛いほど触れてきたわ。城中の、無言の期待が痛かったわ」
フ「それは、王女にも不面目を…」
ラ「無言の期待と言うよりも、なにか、揶揄みたいだったわ。グラーニェお姉様がここに戻られたのも、
  私が理由だと思われているのでしょうからね、ここじゃ。
  そして、留守部隊隊長として、実質的に城の運営をしているあなたが、実家を傾けた女の世話を焼く。
  どんな代償をもらっているのか、知ったことではないが、あの女は、蜜の味と言う背徳の関係にも
  飽き足らず、どの男にも体を開く。
  そうじゃなくて?」
フ「そんな噂をたてるやからなど、私が退けます」
ラ「でも、本当のことだものね。お姉様は、私への気兼もあって、お体を壊されたのだもの」
フ「王女」
ラ「そういう揶揄から、一所懸命、私とナンナを守ってくれた、あなたの気持ちが、今は一番嬉しい。
  そのあなたの気持ちに、私は何でかえせると思う?」
フ「そのお気持ちと…御無事で、この城に戻っていただきさえすれば、私はなんの代償もいりません」
ラ「その言葉信じてもいい?」
フ「は?」
ラ「あなたのその真っ青な瞳が、その言葉は嘘だと叫んでいるの。私には聞こえる」
フ「…」
ラ「ね、本当のことを言って」
フ「!…言えません」
ラ「…こんな、汚れついででいいなら、私」
フ「王女、もっと御自分を大事に為さって下さい!
  なにがよごれたお体ですか、私には聖母に見えます!
  そのようにご自分をおとしめられて… 毅然とされた王女は、どこに行ってしまわれたのですか」
ラ「あなた」
フ「グラーニェ様は御自分の精進が足りなかっただけなのです。所詮、双方の親御様同士でかわされた
  政略結婚、薄い氷を踏むようなものです。
  押し付けられたひとでなく、自分から心動かして、初めて、愛しい感情が出るのでは無いのですか、
  エルトシャン王のお気持ちも真実です。あなたのお気持ちも真実でしょう」
ラ「じゃあ、今の、あなたへの私の気持ちも、真実だわ。お兄様にも真実、あの人にも真実、あなたにも」
フ「王女」
ラ「涙拭いて。みっともないわ」
フ「は、はい」
ラ「…準備は予定より早く終わったの」
フ「はい」
ラ「ナンナはもう寝ているから」
フ「はい」
ラ「…あなたの部屋に、つれていってくれる?」
フ「…はい」

(ここから状況説明入ります。トレジャー設定に基づけば、城内の一角にフィンの部屋があるはずです。)
ラ「何にも無い部屋なのね」(必要最低限しか無い、質素を通り越して殺風景な部屋と推測。)
フ「むさ苦しいところですが」
ラ「かえってスッキリしてるわ(ベッドのふちに座る。)」
フ「(そのわきに、遠慮がちに座る。)…よろしいのですか?」
ラ「私夜明け前に発つのよ? 時間が勿体無いわ(にっこりと笑いながら、フィンの肩に手をからめて、
  ベッドの面に引き落とそうとする。)」
フ「(手を突っ張って)い、いえ、やはり、それなりに支度を整えてから出直して参ります」
ラ「怖じ気付いたの? 前には『レンスターの槍騎士』っていわれればそのままあなたを指すようだった、
  そんな英雄が、私を抱くのが恐い?」
フ「…けじめです。(ぶ然として手を話そうとする。だが、逆に引き寄せられて(ちから27だしな)
  そのまま濃厚な接吻)」
ラ「(服の止め具に手を触れさせて、)はずして」(平服は手間がかかる)
フ「(部品が小さいので何とかしてはずす、そのあいだに、どんどん、自分の服は解かれてしまって
  いる。外れたあわせからラケシスの手が入ってきて、胸元を触る。)
  …わ」
ラ「赤くなって、可愛い… ね、全部はずしちゃって」(はずしていくうちに、押さえられていた
  乳房のボリュームが内側から盛り上がってくる。)
フ「…綺麗だ(乱れたあわせの、やわらかい下着の向こうに谷間が見え、顔を近付ける。)」
ラ「(ふふ、と笑う)あなたからそんな言葉が出てくるなんて、初めてだわ。
  (その谷間に埋まったフィンの後頭部を撫でて)…これから、もっと綺麗になるかもよ」
フ『夢みたいだ…(胸元から顔をあげ、襟足にまで唇を這わせる)』(←レンスター語)
ラ「なんて言葉だったかしら… 『ゆめ』? 抱き締めたら、消えてしまいそう?」
フ「消えないで、下さい。いまここであなたに消えられたら…」
ラ「大丈夫。私、消えたりしないわ。しばらく遠くに行くだけよ(合わせの中に手が入ってくる)
  …冷たい手ね」
フ「(引っ込めようとする)申し訳…」
ラ「(押さえてかぶりを振る)あなたの心が暖かいからよ。続けて。…あ」
フ「…(むさぼるような乳房への愛撫。殻をむくように、服から出した乳房を掴む。)」
ラ「ん…ああ」
フ「…!(手から伝わる感触と容赦なく牙をむく獣の感覚に戦慄が走る。)」
ラ「(ふう。と深呼吸)ね、服が苦しいの…手伝って」
フ「…はい」(起き上がらせて、他の止め具もはずしてあげる。背筋の綺麗なS字ライン、肩にかかる
  24金色の髪、肩甲骨にぼんやりとヘズルのスティグマ。思わずそれに口付ける。
  (だれかこの情景を絵にしてくれないかなぁ)
  筆者註・直系はスティグマの輪郭がはっきりしていると言うことで。もちろん、デルやナンにもある。
ラ「あ(ベッドの面にぱす、と手をつく。その上に上半身脱いだフィンがかぶさり、背筋を唇で、
  手で乳房を責められる)んん、ん、あっ…は」(前に言うたでしょ?背中弱点て)
フ「(背中から)私は、ばかでした」
ラ「どういう…こと?」
フ「私は今まで、あなたの存在に、耐えることを…自分に、強いてきました。
  こんな、お美しいあなたを、見ることができるのなら、…余計な、大義名分など、捨ててしまえば、
  よかった…」
ラ「今からでも、遅く、ない、わ。あなたの手、すごく、優しくて、…あの人より(言いながら、
  自分の秘密の場所に指をのばす。)背中、続けて」
フ「(同様に手をのばしかけて、ラケの指とコンフリクト。)あ」
ラ「(指をバトンタッチ、埋めるように、押さえて)私もばかなのよ。こんなもので、気をまぎらせて」
フ「…(まさかこの人が、と呆然)」
ラ「女にもね、寂しい時があるの。…男はいいわね、街に行けばいいもの」
フ「全員が全員、その方法を取るわけではありませんよ」(背中の皮膚に軽く前歯をたてる)
ラ「んっ じゃ、あなたは、どうしてたの?」
フ「さあ。どうでしょうか。(ここからはわざとレンスター語)私の夢に出ていらっしゃるあなたは、
  それはお美しくていらっしゃいましたが』(ネイティブの早口なのでヒアリング不可能)
ラ「はぐらかすのね。(照れ隠しに激しくなる愛撫)…くうう、ん、…わかる? 私もう、いっぱい
  濡れてるのよ」
フ「え」(そう言えば指の感覚がひたひたと。)
ラ「うふふ(察したらしい。前を向き直り、フィンの胸板に跡がつくぐらいのキス、ベルトのバックルを
  ぱちん、とはずす。筆者註・なぜだか万国全くといっていいほど変わって無いのだ。あのバックルと
  いふものは。社会の窓はボタン式だが)
フ「う」
ラ「(服の上から撫でてあげる。しっかり臨戦体勢。上から中に手を差し入れ、直に触れる)
  これ以上やったら服がよごれちゃうわね。あなたも脱ぎなさいよ」
フ「いえ、それは」
ラ「遠慮しないで(ずる、と下ろす。)…よろしくね(得物に挨拶のキス)
  …大丈夫? お作法はわかる?」
フ「ば、ばかにしないで下さい!(つい、とラケの肩を押しやる。上になる。なるが。)…」
ラ「ほら、ね。(得物を誘導)…ここ」
フ「…ん(勇者の槍ゲットセット。ラケの首の下に手をまわす)」
ラ「ばかね。あなたから逃げると思ってるの? 残念だけど、もうそんなウブでもないのよ。私」
フ「(生意気な口きくラケの唇を塞ぐ。腰を落とす。)」
ラ「はあ、あ(下っ腹を持ち上げる)」
フ「(初めてさんにはちょっと強い刺激。しっとりと柔らかい桃源郷。奥歯を噛む)くう」
ラ「(3年ちょいぶりの生感触にこっちも乱れぎみ)ねえ、…入れてくれただけじゃ嫌よ」
フ「は、はい(ぎし)あぁ」
ラ「…女の子みたいな声」
フ「(羞恥心を刺激されて)ひぐ!(fire!)」
ラ「えっ あ…(体が離れる)」
フ「(すまなそうにうなだれる)すいません…」
ラ「(秘密の場所にちょっと指を入れてみる。抜いた指をくわえて)ねえ、もう一回できる?」
フ「え?」
ラ「初めてのひと相手に、何があったって、驚いたりしないわよ」
フ「…はい」
ラ「安心して、(指で引っ掛けて)これのせいじゃないから。…ね、もう一回」
フ「え、よろしいのですか?」
ラ「うれしそうね」
フ「あ、いえ。そうではなくて」
 



 
 
 

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