インチキ映画評論 2007.04 -

過去の記事を見る01

過去の記事を見る02

過去の記事を見る03

過去の記事を見る04

過去の記事を見る05

タイトル

評価

好き勝手に一言

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで 2 レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットというのがウリなだけか。人生ドラマなので見る人によってどう捉えるかだろうな。
ベンジャミン・バトン 数奇な運命 3 年寄りの状態で生まれて、徐々に若返っていく。この発想はおもしろい。特殊メイクがすごい。
007/慰めの報酬 2 007シリーズはやっぱりよくわからんなあ。今回は、アイテムがなかったのが残念。
地球が静止する日 4 キアヌ・リーブスの宇宙人が、地球を守るために人類を消滅させようとする。リメイクだそうで、ストーリー展開というかメッセージ性がちょっと古い感じだけど、リアルな映像に引かれる。
ウォーリー 3.5 未来の地球は人類がいなくて、生き残っている廃棄処理ロボットWALL-Eが、せっせとゴミ処理をしている。そこに謎のロケットがやってきて、EVEというロボットが来る。最初はロボットとゴミだけの世界で閑散としているのに徐々に人間が出てきてディズニーっぽく紆余曲折ありながらハッピーエンド。ゴミのCGがとれもリアル。レミーのおいしいレストランや、カーズで培った技術を生かしている(あるいは流用)のも感じる。宇宙船船長が通信するときの信号音「ピーヒョロ」はスタートレックのものなので、知っている人は笑えたはず。
デス・レース 3 刑務所で囚人が命をかけたカーレースが行われる。これをテレビ中継して視聴料で儲けるという、まさに現代版コロシアム。陰謀あり、ものすごい武器等の装備ありでかなり過激。ちょっとやり過ぎ感が強い。
1408号室 3.5 ただのホラーとちょっと雰囲気が違う。ありがちだけど、とあるホテルの一室は宿泊客が1時間生きていられないといういわく付きの部屋だが、ホラー作家?というか怪奇現象専門作家?がそこに泊まる。最初は幽霊っぽくエクソシストやポルターガイストっぽいのだが、だんだん派手になってきて「ジュマンジ」みたいなノリになってくる。
Xファイル 2 ちょっと残念だなあ。ストーリー的に、この配役で無ければならない理由が無い。例えばアンジェリーナ・ジョリーとデンゼル・ワシントンの組み合わせ(ただ何となく思いついただけ)でも成り立ってしまう。
イーグル・アイ 4 謎の女からの電話からの指示通り動かないと命が危ない。徐々に陰謀と正体が明らかになっていく。 コンピュータに秘密の会話が聞かれるという「2001年宇宙の旅」を発展させ、今度は唇も読めない状態から コップのコーヒーの振動を読み取り会話を読み取るという新発想。
宮廷画家ゴヤは見た 3 ゴヤの目から見た激動のスペインを表現したという感じか。でもゴヤってあんまり意味がないような・・・
ウォンテッド 3.5 期待していなければ結構おもしろい。なんだかよく分からないまま暗殺者となる男。ピストルの弾が曲がるのかあ。回復風呂もいいなあ。
ハンコック 4 スーパーマンのような超能力を持つ男。でも酔っぱらっていてガラも悪く、正義の味方とは言えない。そんな彼がみんなに好かれるように頑張っていく。思いっきりマンガだけど、分かりやすくて面白かった。地球上でひとりぼっちと思ったら・・・
スカイクロラ 3 戦争をショーとして企業が行っている世界。その戦士として年を取らない人間が投入される。それだけの世界観と思ったが、クローン人間?と思わせる無限の連鎖のようなものを感じさせて終わる。
スピードレーサー 4 マトリックスの監督。映像表現が派手派手。早すぎて目が回る。マッハGoGoGoの実写版ということらしい。あり得ない無茶苦茶さにただ笑うだけ。
ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛 3 1000年後だっけ?のナルニアに再び引き寄せられる4人兄弟達。ナルニアも様変わりしてしまっている。なんか冒険に無理があるんだけどなあ。そうしないとストーリーにならないから?
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 4 ハリソン・フォードも年取ったねえ。息子まで登場か。原子爆弾の爆破実験で被爆したのにあっけらかんとしていたり、強力な磁石なら近寄った時にいきなり吸い付くなんて動くするわけ無いじゃんとか、いろいろ突っ込みはあるが目まぐるしく変わる追いかけっこと脱出を楽しめばよいのでしょう。
最高の人生の見つけ方 4 余命幾ばくもない赤の他人2人の奇妙な旅。どうせ死が近いならやりたいことを片っ端からやってしまおうという誘いに乗せられる。ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンのコンビがいい。
ジャンパー 4 テレポート能力を身に着けてしまった人の話。誰にもばれず銀行強盗をして世界中飛び回り悠々自適に暮らしていたが、突然謎の暗殺集団に襲われる。でも暗殺集団の動機が弱いなあ。日本にもテレポートして、新宿サブナード・靖国通り、銀座数寄屋橋、渋谷駅前の交差点、秋葉原昭和通り、あとどこだ?浅草かな? 超混雑スポットばかりどうやってロケやったのだろう?
バンテージ・ポイント 4 大統領の銃撃を、5つの視点と録画された映像からストーリーが進む。最初は比較的客観的なニューススタッフ、大統領のSP、たまたま見に来たSONYハンディカムを持っているアメリカ人観光客、・・・そして徐々に真実が。ちょっと嘘っぱちっぽくなってくるのだが。
ライラの冒険・黄金の羅針盤 3 冒険もので、見たことあるような・・・という感じだなあ。鎧熊の映像表現はもちろん、動きがリアルで本当に生きているようだ。
スウィーニー・トッド 4 予告編で想像付くけど無実の罪ではめられた理髪師の復習物語。はっきりいって面白いものではなく気味悪い。けどミュージカル仕立てでテンポがよいので「やはりこうなるのね・・・」みたいな。全体的にヒッチコックの映画を見ているような気がした。
Mr.ビーン カンヌで大迷惑!? 4 今度はカンヌへの旅行がクジで当たり、SONYのハンディカムを片手に珍道中。期待を裏切らないトラブルメーカー。散々引っ掻き回して最後はほんのちょっと感動。いつものパターン(居眠り・カバン詰め込み・テディベアetc)がなかったのが少し残念かな。あと、フランスの田舎の風景がとっても美しい。
テラビシアにかける橋 3 現実から空想への描写が自然。ストーリー展開がちょっとなあ。似たような経験があるだけに、あれでトラウマになるというのもちょっとねえ。
ナショナル・トレジャー2 3.5 宝探し。以上。インディージョーンズ的冒険。歴史的な宝といってもアメリカの短い歴史では物足りないのか、先住民の宝が出てくるけど、なんか強引だなあ。
アイ・アム・レジェンド 3.5 なんていうかなあ、一言で言うとゾンビ。人間がウイルスに冒されてゾンビのようになってしまう。あとはありがちで、免疫を持っていた主人公は感染せずに生きているが・・・。最後はちょっと意外。
ボーン・アルティメイタム 3.5 「ボーン」シリーズの完結編(?)。追っ手から逃げるシーンが速すぎるよ〜。ちょこっと小細工を仕掛けるような一瞬のシーンや会話を見逃してしまうと何だか分からなくなる。
ナンバー23 2 23という数字に秘められた謎を解き明かす。不思議な本を紹介され、読んでいくと自分と妙に一致していることから謎が深まる。ジム・キャリーがシリアスな役というのが逆に笑えるのだが、なんかイメージがねえ。
ブレイブ・ワン 4 婚約者を殺された女性(ジョディ・フォスター)が、身を守るために違法に銃を所持し、悪者を殺していくようになっていく。犯人を追う警察官。だんだん同情してきてしまうあたり、作りがうまい。
インベージョン 2 「ヴァイラス」に似ているなあ。宇宙から来た病原体?によって、感情が無くなる。しかしそのためテロをはじめ犯罪が無くなるという皮肉も交えて。医師のニコール・キッドマンが頑張る・・・って言ってもワクチン開発したのは仲間の研究者であって、本人は感染者集団から逃げていただけか。
ローグ・アサシン 2 期待して見るとつまらんが、期待しないとまあまあ面白い、そんな感じのヤクザ映画。ジェット・リーだからと期待しちゃうとダメ。日本のイメージ変。料亭の掛け軸(?)に、「下手の横好き」「掃きだめに・・・」などと書いてあるし、高級車販売店にも、老舗の和菓子屋や御茶屋を思い起こさせるようなのれんが・・・。行書体で「高性能」と書いてあるし。
パーフェクト・ストレンジャー 2.5 特ダネを追う記者、取り巻く殺人事件やスキャンダル。ハッキングやっているけど、会社内であんなチャットなんかやっていていいのか?それにID偽装したところで使用端末からアクセスを追跡することは可能なので偽装と呼ぶには弱いなあ。
ファンタスティック・フォー銀河の危機 4 なんか色々笑えた。元々子供向けということもあるせいかウーム・・・な点もあるけど合成映像が無理な感じがしないし何と言ってもわかりやすい。
TAXi4 4 今度は超危険犯罪者と銀行強盗。いつもの警察署長が笑わせてくれる。ちょっとドジっぷりがやりすぎかなあ。タクシードライバーが冴えすぎているし。
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 3 原作読まずに見てしまった。徐々について行けなくなってくる。(^^;)
トランスフォーマー 3 機械の生命体の宇宙人が地球に潜入している。ナントカというものすごい力を得て地球を侵略しようとする種族とそれを守ろうとする種族の戦いという理解で合っているかな。ストーリーはともかく、機械が変形していく様子がリアルですごいねえ。その割にコミカルだし。
シュレック3 2.5 元のストーリーってどうだっけ?話を無理に続けていっているようで、大筋の流れが分からなくなってしまった。
ダイ・ハード4.0 3.5 もうやり過ぎというか、とにかく派手。普通の人なら何度も死んでいるよ。車でヘリコプターを「撃つ」のは、ちょっぴり可能なような気もするので許す。でも戦闘機相手にトレーラーで逃げて、素手で戦うなんて無茶苦茶すぎる。デジタルのテロリストvsアナログ刑事な訳だが、今や装置も小型化してスリムなので、コンピュータ機器の演出も難しいかもね。
300 3.5 ペルシア軍の何百万という敵を相手にスパルタの300人の戦士が戦う。みんな英語を喋っているのは許すとして、スパルタが美化され、武士道みたいなものを交え、自国の未来のために自分たちは戦死するけど語り継がれるといった英雄物語に仕立て上げているのがアメリカ的ですんなりいかない。(視点が冷めている??)
パイレーツ・オブ・カリビアン ワールドエンド 2 ストーリーが滅茶滅茶でよく分からなくなっているが、あんまり考えずにドタバタを楽しめばと。
リーピング 2 エクソシスト系。ま、悪魔と神の戦いですな。血で染まった川はどうやって撮影したんだろう?イナゴはCGなのは分かるが、これは凄い。
ゲゲゲの鬼太郎 3 滅多に見ない邦画だけど、見に行ってしまった。稚拙なCGは仕方ないかも知れないが、頑張っている。漫画との違和感が少なく、苦労したんだろうなあ。かなり強引なストーリーだけど、いくつかの元ネタ話を混ぜ込んでよくまとめたねえ。マンションの駐車場に車が一台も止まっていないのは何故?
スパイダーマン3 3.5 特撮は良くなっているねえ。結構金をかけた感じが。砂人間と、隕石に混じってやってきたダークパワーを増幅する(?)、ひじきみたいなもの(に取り憑かれた人)が今回の敵。感情で敵味方が入れ替わったり、事情を知れば悪も善も紙一重的なことになるんだろうけど、単純すぎないか?
ハンニバル・ライジング 4 レクター博士の生い立ちが明らかになる。こう見ていくと、情状酌量で「殺人鬼になっても仕方ないな」と思えてしまってくるところが怖い。
ブラッド・ダイヤモンド 3 ダイヤモンド商売の裏の世界ドラマ化したもの。悲惨な事実を伝えたいのは分かるけど。
ナイト・ミュージアム 4 夜の博物館で、展示物たちが動き出して大暴れ。この異様な状況に笑えた。映像も違和感があまりない。博物館として展示内容に統一感がないのは、色々なキャラクターを登場させて話を面白くするためでしょうか。
パフューム 3 ある天才調香師の物語。予告編でだいたい予想つくけど、究極の香水を作るために人間が材料に・・・。ストーリーが分かりやすくて良かった。
1