ということで総勢18名による、報告の数々、いかがでしたでしょうか。
　アンケートということでしたが、いわゆる「集計」は行いませんでした。数値的なデータがお望みならば雑誌や各ポータルサイトが行ったものの方がよっぽど、きちんとしたものが手に入ります。

　それよりも各同志の個性が前面に出るようにと、なるべく忠実に回答の中身を写すことに専念しました。
　何についてこだわりがあるのか、もしくはこだわりが無いのか、がそれぞれバラバラに違うのだ、ということが皆様に伝われば成功です。
　個人的には、「好きな言葉」の一言を入れたことが気に入っています。結構みなさん前向きなのですね。

　それでも一応、全体の印象について述べてみますと、まず、会社や学校を使って安くあげている人は本当に安くあげているようですね。この場合は大体2000円弱で済んでしまいます。
　テレホーダイ＋固定料金プロバイダーの組み合わせの場合、最低でも5000円はいってしまい、それ以外の時間も加えるとなんだかんだと１万近くゆくケースも見受けられます。
　蘭間林さん、そしてHitomi Yukiさんの両名はアメリカ在住ですが、プロバイダが20ドル固定＋電話代30ドル固定（市内のみ）というのはやはりうらやましいです。電話は生活費の一部でもあると考えるとやはり20ドル（2000円ちょっと）が、実質のインターネット用の費用ということになりそうです。
　raspberryさんのケーブルテレビ4000円固定というのも目をひきます。今後はネットの費用はこの辺りで落ち着くのかもしれません。

　パソコンに関しては、マックユーザーがいないのが意外でした。このアンケート自体が偏った集団によるもの、ということなのでしょうか。スペックに関しては、ハードディスクよりもメモリを増設する傾向を感じます。私（moriver）の16メガが、おそらくインターネットをするギリギリの最低ラインでしょう。

　HTMLのタグを自分で書く、という人が半数以上います。エディターとしてはDreamWeaverが、大人気ですね。このソフトは、操作性もよく、手書きのHTMLファイルを修正して保存しても、勝手にMETAタグなどをつけないところが、手書き派にも嬉しいところです。
　ホームページビルダー、HOTALなどは画像ソフトやFTPもセットになっているところが評価できます。

　FTPについては、ほぼFTP EXPLORERとWS_FTP、FFFTPの３つに絞られるようです。ジヲにはファイルマネジャーがあること、ジヲのFTPサイトが時々不具合を起こすという理由から、まったく使わなという方も数名いました。

　画像ソフトについては、Adobe社のPhotoshop（万能レタッチソフト）、Fireworks（ロゴ・背景制作に最適）、Illustrator（ドローイングソフトの決定版）の名があがっていますね。これらはプロ御用達でもあるので、性能的には文句のつけようはありません。
　がんばっているのがHappy Paint98 for Web。インプレス社の雑誌にのみついてくるレタッチソフトですが、1枚きりとはいえレイヤー機能もつかえる上、ぼかしや色相補正などの画面修正に必要な機能は十分備えています。
　ウィンドウズ付属のメモ帳（Notepad）、ペイントも何だかんだと利用率は高いようです。当たり前すぎて書かなかった人もいたのではとも推察します。

　一応、今回はホームページ制作について、ソフトとハードについてのみ限定してアンケートを行いました。しかし、「ジヲライフ」という語の指すインターネットを利用した「ライフスタイル」の追求はこれで終わるものではありません。
　増え続け、進化してゆくウェブ上のサービス、情報発信もしくはコミュニケーションの場でもあるホームページの利用法、ネット生活にはまったことによる落とし穴、もしくは幸運。
　そうしたものをトータルに捉えなくては、ただいたずらにインターネット中毒者を増やすばかりで未来予想図を描くこともできないのですから。
　第二弾があるとすればその「ライフ」についても是非さぐりを入れたいと思います。

　では、また同盟掲示板でお会いしましょう。

1999/05/20　moriver(moriver@geocities.co.jp)