ハーブのお風呂
鍋で水を沸騰させてから火を止め、フレッシュ大さじ10（3/4カップ）、またはドライ大さじ5をネットやガーゼ等に入れて口を縛ったものを浸します。そのまましばらくおいてエキスが良く浸出したらネットごとお風呂に入れますが、ハーブを予め適当に切ったりクシャっとにぎっておくと香りのでが良くなります。お風呂に入れる前に台所が良い香りに包まれるのも、嬉しいおまけです。バリエーションとして、無農薬のレモンやミカンが手に入ればそれも一緒に。時にはエッセンシャルオイルを入浴直前に数滴加えても。エッセンシャルオイルは大変濃い濃度なので使用に関しては瓶の注意書きを良く読んで、直接肌に触れたり、飲んだり、そのお湯に顔を付けたり（特に目や口）しないようにします。お風呂に入れる量は最大10滴ですが、香りはあまり持続しないので次の人が付け足す分を考え、最初はほんの数滴に。ハーブとの組み合わせならお湯に香りがついているので（この香りは消えません）1、2滴で十分。入れすぎてハーブの香りが負けてしまわないように。ラベンダーやバラなど、なかなかお風呂に入れられないものをエッシェンシャルオイルで補えば、気分に合わせてさまざまな組み合わせが楽しめます。
| 神経を休める | カモミ−ル、ミント、ラベンダ−、ポットマリ−ゴ−ルド、ロ−ズゼラニウム等 |
|---|---|
| 消毒殺菌 | ラベンダ−、タイム、ミント、マロウ、ゼラニウム等 |
| デオドラント | セ−ジ、タイム、ミント、レモングラス、ポットマリ−ゴ−ルド等 |
| 疲労回復 | ロ−ズマリ−、ミント、タイム、セイジ、ロ−リエ、ポットマリ−ゴ−ルド、タンポポの葉、バジル、レモンバ−ム、ラベンダー等 |
| 肌のひきしめ＆トリ−トメント | セイジ、チャ−ビル、ロ−ズマリ−、カモミ−ル、ポットマリ−ゴ−ルド等 |
ハーブのリンス
フレッシュ大さじ3、またはドライ大さじ1＆1/2と水400ccを弱火で水が半量になるまで煮だし、冷えたら漉し、冷蔵庫に保存してなるべく早く使いきります。
ロ−ズマリ−（ふけを防ぎます）、セイジ、タイム、ラベンダ−、レモングラス等が日本人の髪質にあっています。金髪にはカモミールがあいます。
ハーブウォーター
ハーブティーを作って冷ましたものを肌にパッティングします。保存はきかないので使用するたびに作ります。ティーを作った後のティーバックでもできます。
| 防臭効果 | タイム、セイジ等 |
|---|---|
| 肌を癒す | レモンバ−ム、マロウの葉、サラダバ−ネット等 |
| 肌に活力 | ロ−ズマリ−、カモミ−ル、タンポポ等 |
フェイシャルスチーム & フットバス
髪が落ちてこないよう束ねてまず洗顔をします。洗面器に乾燥大2-3を入れて熱湯たっぷり注ぎ、その蒸気が逃げないように頭からバスタオルをかぶって4-5分顔にあてます。エッセンシャルオイルを使用するときは、熱すぎるお湯では香りがすぐに飛んでしまうので少々間を置いてから1、2滴使用します。毛穴が開いて汚れが浮き出てくるようで、とても気持ちがいいです。肌に良いだけでなく、風邪気味で喉が乾燥したり痛い時にも特におすすめで、バスタオルをタオルに変えれば子供にもできます。熱湯を足して時間を長くしてもいいし、ハーブのティーバック2、3個を使用してもいいです。顔が終わったら、足を浸して10分くらい。疲れもとれ、冷えにも良く、消臭効果もあります。お気に入りの曲を聞きながらどうぞ。
カモミ−ル、ポットマリ−ゴ−ルド、ローズマリー、ラベンダ−、ゼラニウム、タイム、ミント、レモングラス、レモンバーム、タンポポ等、お好みで。風邪にはミント、ユーカリ、コリアンダー、セージなどがおすすめです。
