キッズルーム

1999年9月の子供部屋へようこそ。


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愛菜(4才4カ月)

お風呂のとき顔にお湯がかかるのを嫌がっていた愛菜が、なんとこの夏、水泳に目覚めました。もともと水遊びは大好きだったのですが、夏休みに入ってから行きだした市民プールでは浮輪にしがみついてぷかぷかする程度だし、足の届かない流れるプールでは私が浮輪に触れていないと泣きそうな顔になっていたほどの怖がりでした。何度か通ううち、年上のお友達がゴーグルを付けて泳いでいるのを見て、何か感じたのでしょうか。ゴーグルをとてもとても欲しがるようになりました。この時の愛菜は、ゴーグルがあっても意味がないくらい水に慣れていなかったので、顔が付けられるようになったら買おうね、と言っていたら、少しずつ独自に練習しだしました。見てて見てて!とはりきってやるのですが一瞬だけ、それも鼻のところまでしか水に入っていないのですが、プハーッ!!!といかにも死にそうだったというように立ち上がるので、これは誰がみてもなかなか難しい壁、でしたが。それからというものお風呂に入るたびに洗面器で知輝も一緒になって練習して、一瞬ですがなんとか顔が付けられるようになったのです。そんなある時海へ行くことに決まり、熱意に負けてとうとう前日にゴーグルを買いました。というより、実は私も使いたかったからですが。

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この海は海水浴ができる普通の砂浜なのですが、海の生物も共存していて、ほんの膝ぐらいの浅瀬でも足元のすぐ近くには魚がいるのです(子供の頃はいつも江ノ島だった私は大感激)。去年来たときはゴーグルがなかったのでそのことに全く気が付いていなかったのですが、沖へ向かって泳いでいると大きな魚があっちこっちでぴょーんと飛びはねていたので、なにかいるかもという期待はありました。愛菜には悪いと思ったのですが、お願いちょっとだけ、とゴーグルを借りて一巡りしてみると、砂がお椀をひっくり返したような形になっているツメタ貝の卵(子供の頃本で見た)があっちこっちにあって、平べったくて花みたいな模様がついているウニの仲間もごろごろいて、大きなヒトデも発見しました。一緒に行った親戚の子供と二人できゃーきゃー言いながら、すっかり私も子供になってしまいました。主人まで子供のゴーグルを借りて一人で浮遊していると思ったら、なんと大きなワタリガニを捕まえてきたのでみんなビックリ。知輝はつい手をだしてあっけなくはさまれ、大泣きしました。くっきりとはさみの後が残っていて、ちょっと痛々しかったです。(このワタリガニは夕食のお味噌汁になりました)

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愛菜と知輝は両腕にする浮輪を付けていたので、わりと身軽で顔を付けることも簡単だし、思ったより浮いていました。今回初めて使ったのですが、浅瀬で遊ぶには結構おすすめです。知輝は始終ぷかぷか漂っているという感じでしたが、愛菜は顔を上げたままバタ足できて、自分で泳いでいる、という感覚を楽しんでいました。その内、親戚の子と一緒にゴーグルで顔をつけ、魚を見ることもできるようになり、ついには、顔を付けたままバタ足して泳げるまでになっていました。たった一日でたいした進歩です。愛菜も大満足。今でもお風呂に入るたびに洗面器で知輝と一緒に顔付けてます。なんと最近は知輝まで、ぶくぶくぶくといいながら顔を付けられるようになって、キッズパワーには全く驚いてしまいます。

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知輝(2才8カ月)

とうとう、おむつにさようならー!ができました。2才2カ月に1週間程で失敗も殆どなくすぐに取れた愛菜に比べると、大分時間がかかりましたが、ほっと一安心です。といっても、まだ夜はおむつ。昼も熱中しすぎるとトイレに行くのを忘れてしまうので、声をかけていますが。男の子って、難しい。座ってすれば失敗ないけど、立ってすると失敗の連続。まず持ち方が悪いのか、指がぬれる。下手をすれば指をつたってパンツやズボンがぬれる。次に方向が難しい。洋式はまだいいのですが、外出先の和式の場合、なかなか便器内に入ってくれない。友人の話によると、狙いを定める目的で、命中するとくるくる回るというものまであるとか。うーん、うちも欲しい。知輝の場合、お腹がでているので、自分で見ながらしようとすると、おしりが引けてしまって失敗してしまうのかな。その辺のコツ、早くつかんでほしいものです

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