パジャマに着替えて寝る準備になると、愛菜と知輝は気分がとてもハイになって毎晩のようにはしゃぎまわります。二人で走りまわり、布団に飛びのり、転がり、ボールや服をなげ、どこかぶつけて痛くても笑い転げます。二人とも眠いはずなのになんでなんでしょう。こんなときはもう何を言っても全く無意味で、大声でコラーッなんて言っても逆効果。ますますハイになってしまいます。主人がいるときはこういうことはあまりありませんが、残念ながら帰宅前に寝ることのほうが多くて大変です。こんなときは静かに落ち着いて、と分かってはいるものの、おもちゃ箱をひっくり返し、本棚の本を片っ端から出し始め、牛乳までこぼされるとついキーッとなって、ネンネヨーッ!!と怒鳴ってしまいます。こっちが本気で怒ってもキャハハハーとハイな二人を相手では、全くストレスもたまります。アメリカ式に、自分の部屋で一人で寝る習慣をつけていたらどんなに楽だろうとも思いますが、自分が小さい時に経験していないせいかちょっと淋しそうで、いざとなったらやっぱり一緒に寝てしまいそうです。でもそんなことを考える前に、まず部屋が足りないんですけどね。。。愛菜は納豆が好きで、スーパーで見つけると納豆買ってーとねだります。あるときお昼に食べていたら、ふと人さし指を立てて、見て見てーといいます。なんだろうと思って見てみると、納豆が一粒指についていました。あー納豆がついちゃったのね、食べちゃってね、といったけどもう耳に入っていない様子。何か言っているので、何かなと耳をすましてみると、アーイアイ、アーイアイと歌っています。愛菜にとって、その納豆は木に登っているアイアイに見えたんですね。おかしくて一人で笑っちゃったけど、その想像力が何だかちょっと嬉しかったです。
知輝(1才3ヶ月) 台所にやってきて、私と目が合ってニタリと笑うと、野菜置き場に手が伸びていきます。一番のお気に入りはタマネギで、触ると皮がむけるのが楽しいみたい。それだけならまだかわいいのですが、何を勘違いしてか、エイッとかいいながら投げるのです。ボールじゃないのよ〜と言っても分かってもらえず、ふと気がつくとあちこちに転がっています。オモチャならまだしも、いきなりタマネギだとさすがの私もギョッとしてしまいます。ボールで遊びたいのかと思ってオモチャのボールを持ってきても見向きもしません。なぜそんなにタマネギがいいのでしょうね。皆さんはきっと、手の届かないところに置けばいいのにと思っていることでしょう。もちろんそうなんですが、通気性の良い場所というのはうちの狭い台所ではそうないし、その場所に何を置いても結局はいじられるわけで、それなら野菜でいいか、と妥協しているのです。もちろん見つけ次第やめさせてはいますが、時間が解決してくれるのを気長に待つことにしています。次のお気に入りはカボチャで、使いかけのがあるとまず指でほじってみて、おいしそうに見えるのか、種を食べようとします。ニンジンもうさぎのようにガリガリかじられ、やられたと思う反面、栄養あるからいいね、と思い直している目の前でべーと出し、結局は野菜もただのオモチャ。袋に入れていれば大丈夫かなと思って試してみたけど、あっさり袋ごとかじられてしまいました。。。
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