普段何気なく生活しているとあまり実感しないのですが、一ヶ月前を読み返すとそのころの情景がよみがえり、たった一ヶ月でも着実に成長しているのが感じられます。言葉や記憶力も鋭くなり、うっかり約束もできません。今年は子供用プールも買ったので暑ければしょっちゅうプールです。愛菜も知輝も顔に水がかかっても全然平気で腹ばいになってかえる泳ぎ、ばた足をやって喜んでいます。こんなとき、一階で良かったなと思います。最近気に入っているのは教育テレビでやってる「ひとりでできるもん!」です。その影響でプールやおふろでお洗濯ごっこをやり始めるとなかなか終わりません。料理、ピアノの弾き方など歌にのって、へぇーと思うようなことも何やら一生懸命やっています。そして今一番はまっているのは、知り合いに借りた「トトロ」。一日に何回も見たがります。見たい見たいとは言うものの、さすがに途中で遊び始めることもありますが、それでも飽きずに熱中しています。あの「ひとりでできるもん!」よりも今はトトロ一筋のようです。
知輝(1才7ヶ月) ふと気が付くと以前のようないたずらが殆どなくなっていました。興味がなくなるほどやり尽くしたのか、成長した証なのか、おしりぺちんが効いたのか、ついこの間のストレスがまるで嘘のようです。そういえばここ何週間もおしりを叩いていません。ほんの2カ月ぐらい前は、じっくりいいきかせながらおしりぺちんを一発、でもその直後にすぐ同じ事を繰り返すので、またおむつをはずしながらいいきかせて一発ぺちん、ということを何回行っても効き目がなくて、気分的に滅入っていました。できるならこんなに繰り返し叩きたくないし、効き目があるならまだしも知輝には無意味としかいいようがなく、このしかり方はとにかく時間がかかるのです。ダメよ!と言ったり手をぺちんと叩くだけなら本当に簡単なのに。
あのイタズラ大盛期は、強弱はありますがきっとどの子にもみられる時期的なものなのでしょうから、好きなようにやらせておいてもそのうち自然とやらなくなるものかもしれません。知輝でさえも、もしかしたらおしりを叩かなくても今のように落ちついたかもしれません。でも、良いことと悪いことを教えてあげられるのはほかのだれでもない親で、早くから始めたほうがやはり良いと思います。まだろくに単語も話せない1才半、でも驚くほどに親の言うことは理解し、記憶力もあります。愛菜がだんだん話せるようになってきたとき、ふいに1才3ヶ月ころのことを話したのでとても驚きました。
イタズラ大盛期にしつけるにはかなりの根気が必要で想像以上に大変。でも個人差があるし、考えてみれば、ほんの数カ月。言葉がなんとなく通じ合えるようになってからしつけを始めるほうがちょっと簡単そうなのですが、いままで許可していたことを悪いことだと切り替えさせるのは、きっともっと難しいでしょう。道路を勝手に横断してしまいそうな時に、止まって!と言えば止まり、親がダメと言ったことは素直に聞いたり、将来友達関係や社会にでてからも上手くやっていける人に育てるためにも、この時期のしつけがとても大切だと感じます。実際に子供を持つまでは当たり前のようにそう思ってはいましたが、一言でしつけといっても度合いや方法は様々です。誰にとっても子供を育てるということは全くの未知の世界で、人に聞いたり自主的に本を読んだりして知識を得なければ分からないことだらけです。今まで学校で勉強してきたことより遥かに大切なことなのに。。。でも本当に知輝が落ちついてくれて、ほっとしている毎日です。
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