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29-Nov-98 編集

98年クリマル速報写真集


はじめに

今年もクリマルの季節がやってきた。

「クリマルって何ぞや?」....辞書には出ていません。これは我が家の勝手な造語です。まだご存知でない方は、拙著「96年クリマル記録」の冒頭解説(→後日「まえがき」として分離)をご覧あれ。

さて、96年・97年と、やたら文章で記録ばかり書いてきたが、ようやく今年の夏から我が家にもデジカメが登場した。ということで、今回は下手な解説はほどほどにして、「クリマル写真集」といこう。時は1998年11月28日(土)、ところはドイツ、フランクフルト(マイン)市の市庁舎前広場なり。ではでは、はじまり〜っ。



まずは、

市庁舎正面の、はではでクリの樹から。....念のため申し沿えますが、これは栗の樹ではありません。モミの樹です。今年の当市のメインのクリスマスツリー(ドイツ語ではChristbaum:クリストバウム)は、隣国オーストリアのケルンテン州からやってきたそうな。





このクリの樹の足元には、

クリッぺ小屋があって、当市自慢のクリッペが展示されている。
「クリッぺって何?」....これまた、前述の「96年クリマル記録」をご覧あれ。





クリッペ小屋の脇に立って、

広場の方を眺めると、こんな景色が広がる。いろんな形の仮設店舗が散らばって、思い思いの電球飾りで見物客を呼びこんでいる。今日はクリマルが始まって最初の土曜日ということもあり、一際すごい人出だ。言ってみれば、お正月の浅草仲見世通りのようなものだと思えばよいか。(大阪だったら、住吉大社か、天満宮といったところ。)





これは、

伝統的なクリグッズ屋さん。写真では、ちょっとゴチャゴチャしてなんだかよく分からないかもしれないが、ツリーにぶら下げる藁細工だとか、ガラス玉だとか、小さな人形やおもちゃ(?)なんかの店。この季節にドイツを旅行する人には、なかなかいい土産物かもしれない。(もっとも、ローテンブルクにある「ケーテ」というクリグッズ屋さんは、一年中クリスマスって感じでやっているし、今じゃその支店が東京高輪と鎌倉にあるそうな。)





こちらは、

これまた伝統的な(?)クリスマスのお菓子さん。いっぱいぶら下がっているのは「レープクーヘン」という、クリスマスを象徴するお菓子。「クッキーとカステラの合いの子みたいなものに、目一杯香料をきかせたお菓子」というのはちょっと乱暴な表現かもしれないが、まあ雰囲気は分かっていただけようか。なお、ハート型の物が目立つが、バレンタインデーとは何ら関係無い。





では、広場の中へ入って行こう。

....といっても、もう別段変わったものがあるわけではない。ひたすら、クリスマス飾りの店と、クリスマスのお菓子屋さんと、あとはグリューヴァイン屋さんと、焼きソーセージ等の食べ物やさんがごちゃごちゃ建っていて、その間を見物客が行ったり来たりしているだけだ。




そう言えば、

その肝心の、グリューヴァイン屋さんと焼きソーセージ等の食べ物やさんの写真を撮りそびれてしまった。続編をお待ちあれ。

最後にもう一度、クリの樹の全景をどうぞ。この写真では大きいのか小さいのか分からないが、実物は結構立派なものだ。ざっと15〜20mくらいはあると思う。




本日のところは、これにておしまい。


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