投稿者 ヒゲクマ on July 09, 1998 at 05:04:24:
もうこれ以上、生きていくのがつらいです。
なんで、こんな目にあわなきゃあいけないのか?
中日新聞や夕刊フジにも同じ内容の抗議を送りましたがA医大のような公共の場ですら
私達、障害者はこんな目にあわなくてはいけないのですか?
ヒゲクマ@犬の気持ちが身をもってよ〜く分かったぞモード:ってか?
以下の様に下半身に障害のある私はA医大で屈辱的差別にあいました。
目撃者も多数います。
この悲しみを、何処に訴えていいのか分からずメールします。
なお、中日新聞などにも、同じメールを送りましたが。。。
昨日、人生最大の屈辱をA医大で受けました。
なんと、駐車場まで車椅子で行くなと言われ
多くの患者の目の前で
★★★犬の如く、四つん這いで、地ベタを這って駐車場に向かう★★★
屈辱にあわされたのです。
悔しくて悔しくて涙が出そうになりました。
先ず、ヒゲクマは短い距離なら杖で歩けますが、長い距離や状況によっては
車椅子の障害者です。
では、ノンフィクションの始まり。。。(全て実話です)
★★★A医大様 嘘だというなら勝手にどうぞ!
四つん這いヒゲクマの目撃者は多くいたんだから。。。
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A医大は、常々、障害者差別の著しい大学病院であった。
その日(1998.7.8)ヒゲクマ氏は朝9時に病院に到着し障害者専用駐車場へ
向かった。
ここの障害者駐車場は十分な数が確保されているにも拘わらず早朝から
健常者が全部埋めてしまうので、これまでにも、何度か
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「年寄りや、障害者を送って来てロータリー(待合ロビー入り口)で
降ろした運転手、つまり健常者が何を思ってか堂々と車を障害者
専用駐車場に停めているが、
★★★本来、障害者用駐車場というのは
サイドに車椅子の出し入れの為に余分にスペースがつけてあるように
我々のように肢体障害で自分で運転してくる者や、
重度障害児の付き添いのようにロータリーで、障害児だけ
降ろして駐車場に行けないような患者の為にある。」
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という訴えを医事科のS課長補佐やO事務員やK事務員などに
注意掲示など改善要望をしてきたが1年近くたっても改善されていない。
いや、医事課担当者は改善努力していると言いながら、何処に具体的な
改善や、努力した点があるのか問い詰めると全く答えられない有様。
****他の駐車場区域では横幅がなくて車からの
車椅子の出し入れができないなどの
問題もあります。
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この日も、やはり、朝9時というのに、障害者駐車場は健常者に
埋め尽くされていた。
私は、私の車をはるか遠く離れた駐車場に一旦、駐車し、あとからきた
妻の車に駐車場で拾って貰い、ロータリーで降ろしてもらい病院の
貸出車椅子に乗って診察室へ向かった。
妻は会社へと向かった。
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その旨を医事課の主任らに再抗議したら
「ここではなんだから応接室にて」と連れて行かれ
内科受診は、いつも待たされ私のような者には、ものすごくつらいので
妻が朝7時に病院にきて診察予約したので順番がそろそろだ」と
話すと、「内科には連絡しておく」と言われ(9時半頃)
内科に行ったが何と順番は完全に飛ばされ診察がまわってきたのは
12時半ころであった。
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それも、途中で具合が悪くなり(そりゃあそうだ!つい先日まで
大量内臓出血で血圧が50台まで下がり死にかかって、今日も
点滴と診察にきてるのだから)
それで、看護婦さんが心配して、その旨、伝えてくれたのだから
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結局、終わったのは午後一時を回っていたが具合が悪くめまいもあったので
妻の勤務先に念の為TELして、病院の固いベッドでは骨が痛むので
車の座席を倒して、休んでから帰る旨を伝えた。
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★★★そして、病院正面玄関を出てすぐのロータリーで、係の男性に
「背骨が折れての障害者なので車椅子を自分では返しに来れないので
車が停めてある駐車場まで、病院の車椅子に乗って行って、そこに
置いても構いませんか?申し訳ありませんが、後から取りに行って
頂けないですか?
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そうしたら、なんと
★★★「駐車場まで車椅子で行くな!」
★★★「取りに行くことは出来ないから、ここに車椅子を返しなさい」
と怒鳴られました。
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泣く泣くヒゲクマは車椅子と降りて、係の男性に返し、
薬や説明資料や財布などなどをビニール袋に入れて
★★★犬の如く、四つん這いになって★★★歩くというより
イモ虫の如く這って100メートル以上はあろうかというヒゲクマの
車を停めた場所へ向かうハメになりました。
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すると、さっきの男性は、何と言ったと思います?
「前例を作る訳にはいかないから」。。。。
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もう悔しくて悔しくて。。。
いつもなら、そんな屈辱味わう前に怒鳴って抵抗するのに
もうそんな力もなくて涙をこらえるのが精一杯。。。
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ゾロゾロ、多くの患者さんが集まってきた。
一人の女性が手助けしましょうか?と親切な声をかけてくださった。
まさに地獄に仏のような気分である。
「でも、病院の貸出車椅子で駐車場へ行っても返しに来れないので」と
丁重にお断りして犬になったヒゲクマは這う。。。這う。。。
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人だかりが増える。
さすがに病院側もバツが悪くなってきたのか
「後で取りに行くから車椅子で行っていい」と声をかけてきた。
でも、ヒゲクマも、ここまでされて意地がある。
数メートル進んだ所で、さすがに、具合が悪くなり意地は挫折。。。
車椅子に乗った。
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然し、問題は、ここから、さらに続く。
A医大付属病院の駐車場までは、長い下り坂で加速されるのだ!
逆に当然の事だが駐車場からは、エンエンと上り坂という事で
それは障害者専用駐車場からも同じ事である。
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余談だが、その間の大部分は「金がかかる」という理由で、雨避けが
なく、雨の日は車椅子運転者はズブ濡れになりながら
病院受け付けへ向かう。
(一応、傘がさせる車椅子もあるが一人での使用にはサイズなどの問題)
過去、数千万円単位の裏口入学で社会問題を引き起こした大学が
「金がかかるから」というのもムッとくる口実である。
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話を戻そう。
駐車場に向かったヒゲクマの車椅子は注意していたにも拘わらず
下り坂で加速されバス亭の前の木に突進しようとした。
急ブレーキだ!
健常者なら、みんなそう思うだろう。
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★★★然し、車椅子は急ブレーキをかけると前に身体が放り投げられるという
構造上の問題があり、障害者スポーツをやっているような方は
いいが、ヒゲクマのように背筋などで抵抗できない者は
日常的に危険な急ブレーキをかけない風に身についている。
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ヒゲクマは車椅子もろとも、木に衝突し倒れ膝を怪我をして(大事には
いたらなかったのが幸いだが)整形へ運ばれ、処置してもらい
看護婦さんが妻の仕事先に連絡し、意識モーローの
ヒゲクマを迎えにきてくれた。
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DR.BEARED BEAR WITH PHYSICALLY HANDICAP
mailto:tefutefu@za2.so-net.ne.jp
Nothing looks as good close up as it does from far away.
Or-nothing looks as good from far away as it does close up.
(ヒゲクマ語録)世界の人口の20%が先進国の人間です。
たった20%の愚かな国の人間が
世界の50%の食料と80%のエネルギーを消費しています。