家内は病院に 4 泊しましたが、夜は眠れず、付き添い用簡易 bed は寒く、ひろきから腸炎をもらってしまったようで down してしまいました。この日は昼から私がひろきに付き添い、夜も泊まりました。翌日は仕事ですから、家内は 13 日、月曜日の朝に交代に来ることにしました。
泊まってみて初めて分かりましたが、これは大変。家内偉い、よく頑張った !! 同じ部屋の子供も、隣や向いの部屋の子供も、みんな交代で泣きますし、看護婦さんは深夜、早朝に見回りに来てくれますし、これは寝れません。
ひろきは夜 10 時過ぎには寝ついてくれましたが、早朝 4 時に起き出し、泣いて bed を揺さぶって、" あっち、あっち " と叫びます。ひろきは最近、自分の行きたい方向を指さして " あっち " と言うと連れて行ってもらえることを覚えました。この場合、" あっち " とは病棟の elevator の前の廊下のことです。家内が elevator に乗っていなくなり、また elevator から降りてくるのを覚えていて、elevator の前にいれば家内が来てくれる、と思っていたようです。
ひろきに上着を着せ、点滴台を押しながらひろきを抱いて elevator の前へ行きます。ひろきは switch を押すのが好きで、elevator の switch を押したい、とゼスチャーで要求してきます。下行きの button を押し、1 階に降り、うろうろ歩き回ってまた elevator に乗り、bed へ戻って寝て、という pattern を 4 回ほど繰り返すと朝になりました。
下痢をしていますからおむつを替え、服を着替え、朝食のおかゆは食べようとしませんからたまごぼうろを食べさせていると 7 時過ぎになり、家内がやって来ました。
ほっとしたのも束の間、私もおなかが痛い ..... もらってしまったようです。ふらふらしながら原付を走らせ、家にいったん帰り、出勤です。
ひろきは下痢をする以外はいたって元気、家内はこれ以上病院に付き添っていられない、吸入治療なら元の耳鼻科に行ってしてもらうことにする、ということで、この日退院することになりました。
私はこのあと 2 日ほど体調が悪く、家内は 4 日ほどぐったりしていました。ひろきが一番元気にしています。家に帰るとものすごい勢いで食べています。子供ながらに病院の食事はおいしくなかったのでしょう。
しかし、ひろきの下痢だけは治まらず、21 日になってやっと下痢が止まってきました。