５月３０日（金）
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（智の小学校 II）
新学期から智が通うミリブオレン小学校に家族で出かけ、担任のトウイヤ先生に会った。ミリブオレン小学校は南ヘルバンタにあり、アパートから南や３００ｍで敷地の端に着く、敷地内には別名の中学校（？）も併設されており、校舎を共有している。
新学期から始まる（フィンランドを話せない）外国人向けのクラスには、現在、智を含めて４人（ロシア人、エストニア人、ベトナム人、日本人：智）の申し込みがあるが、夏休み中には、さらに希望者が増えるであろうとのことであった。フィンランド語のＡＢＣから教えてもらう代わりに、会話は全てフィンランド語で行われる予定。たぶん、帰国時には、家族の中で彼が一番フィンランド語をうまく話すことになろう。トウイヤ先生は、しきりに智にフィンランド語（一部英語も交えるが、彼にとっては同じであろう）で話しかけてくれるが、智は恥ずかしがって、一言も答えようとしない。また、この状況では仕方がないかもしれない。とにかく、新学期には大冒険が始まることだし焦ることはない。頑張れ、さとくん。
教室横に廊下にジャンバーなどの防寒着と運動靴が脱いである。良く見ると、子ども達は校舎内で靴を履いておらず、靴下のままである。すぐに穴があいてしまうのではないのだろうか？屋内の暖房完備は完璧で、廊下に防寒着の着脱場があるのは、絵本を読んでしっていたが、夏休み直前のこの日にも、子ども達は防寒着を手放せないのである。午後１１時、屋外の気温は６℃であった。小学校は朝８時から１２時までの４時間、給食のあと帰宅すると午後１時くらいであろう。新学期は、８月１２日（火）からである。智は、明日から２カ月強の夏休みに入る。
（フィンランドの天気）
午前中に小学校に出かけた時は小雨の降る天気であったが、早めの昼食を終えて、ヘルバンタショッピングセンタの北からケスクストリ行きの２３番バスに乗った頃には、青空が広がっており、気温も８℃まで上がっていた。フィンランドの天気は予想しがたい。狭い範囲で天気が変わり、近くに青空が見えているのに雨が降ったり、朝起きたときの快晴が１時間で全天厚い雲に覆われたりする。ＮＢＣヨーロッパの天気予報では、いつもフィンランドは曇り時々晴れのマークである。
（PowerBook 復活）
PowerBook が復活した。ハードディスクおよびロジックボードの全面交換が必要であったとのこと、ロジックボードは（理由は不明なるも）補償期間内にて交換は無料だが、壊れたハードディスクは戻ってこなかった。とにかく、ショップで支払いを済ませ、
PowerBookを抱えて早々に大学に戻り、ソフトウエアのインストールを開始した。これで、ようやく、ディジタルビデオからの画像取り込みを再開できるし、本報告を昼休みにせわしなく打ち込む必要も無くなるであろう。
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