6月5日(木)

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(スポーツ教室)

 子供たちは、ヘルバンタレクレーションセンターが主催するスポーツ教室に出かけた。午前は3〜7歳くらいの小さな子供向け、午後は、8〜12歳くらいの小学生が対象である。長い夏休みを学校と無関係に過ごす子供たちのために、いろいろな催しがあるようだが、スポーツ教室もそのような催しの一つである。主催はタンペレ市で、参加費は必要ない。指導員のお兄さんは、若そうだが学生ではなく、指導を本職とする市の職員であろう。長身、ハンサムなスポーツマンである。
 家内からのまた聞きだが、午後の教室では、ほうがん投げ、走り幅跳び、リレーなどの陸上競技を、先日報告した全天候型の陸上競技場で行い、その後、サッカーやフィンランド流の野球ペサパッロまで、あらゆる種目をやらせてくれる。素子は、午後は、見学しながら母と遊んでいたようだが、智は、朝9時から昼の休憩もアパートには戻らず午後4時まで、目一杯楽しんだようだ。よかった。よかった

(数学演習支援システム II)

 私の仕事について、もう少し。日本で作ったのは、高専の1年生で学ぶ因数分解の演習を、コンピュータネットワークを使ってやるもので、今、このページを読んでいる人なら、そのコンピュータからそのまま使える。キャンパス内の高速ネットワークなら2、3秒、インターネットを介して日本からフィンランドまで見に来ても20〜30秒で返事があるはず(試してみる?)。
 よくある、○×クイズではなく、入力した数式そのものを評価するところが自慢の(だれも褒めてくれないから自分で褒めるしかない)特徴である。タンペレ工大滞在中に、このシステムをどこまで発展できるか乞うご期待(誰も期待してないかもしれんけど)。だんだん、ぐちっぽくなってきたので、今日はこれまで。

 


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