6月12日(木)
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(日本の雑誌)
昨日、栄町のじっちゃん(蒲郡市栄町に住む私の父)から、待ちに待っていた小包が届いた。「小学2年生」と「たのしい幼稚園」の7月号を始めとする子供たちの雑誌である。智も素子も久々に接する日本の最新情報に目を輝かし、早速、付録の組み立てを始めた。現在、居間は日本にいたときと同じくらいの散らかりようである。フィンランドに来てから、日本の情報に接することは、ほとんどないため、一層有難みが増しているのであろう。そう言えば、私の定期購読している雑誌を送ってくれるよう父に頼んでおくのを忘れた。早速、手紙を書かなければいけない。
クッションに新聞を使ってくれたので、久々に日本語の新聞も見ることができた。でも、なぜ、5月20日(出国前に読んだ気がする)と6月1日の新聞なのだろう。でも6月1日の朝刊を読んでいたら、「万博は来るか/6・12決戦(下)」なる記事があった。もしかして、今日のことでは?と思ったが、万博の会場がカルガリーに決まろうが、間違って(関係者の方は読み飛ばしてください)瀬戸に決まろうが、フィンランドでニュースになるわけもなく、私が結果を知るのは7月の新聞だろうか?誰か、ご連絡くださらないだろうか。
(サッカークラブ)
サッカーをやりたいという智の希望に沿って、一週間ほど前に問い合わせしていたサッカークラブの情報が入った。ヘルバンタで活動している少年サッカーチームのうち、8歳前後の少年(フィンランドでは少女のチームも結構ある)がメンバーとなるチームが三つある。紹介されたコーチの自宅に電話をかけると女性の声で、フィンランド語で「まだ、帰ってきていません。」とのこと。くじけずに英語でうだうだ言っていたら、相手が交代して英語で「4時30に帰宅予定です」と言ってくれた。粘ってみるものだ。5時少し前に、再び電話すると、「英語はよく分からん、妻と代わるから」と、たぶん先程電話で話してくれた女性が電話口に出て、通訳しながら説明してくれた。
「今日は練習日だから、直接グランドに来てくれ」との指示で、智を連れて6時半に小学校の近くのグランドに出かけた。コーチ達は、英語を話さないようだったが、一人、英語の達者な女性(この人が先程電話で話した女性かどうかは定かでないが)が通訳になって、入会方法等を説明してくれた。サッカーのシーズンは、5月から9月くらいまで、ただし、7月は原則として練習なし(たぶん、コーチを始め関係者が夏休みを取るため)。もしかしたら、3チームの合同練習がでるかもしれない。とのこと。今日は、プロテクタ(すねに付ける防具)がないので、一緒に練習させられないが、来週の月曜日には、3チームの内どのチームで受け入れるか決めるからとのこと。入会金(保険料含み290マルッカ)を払込み、週末にプロテクタや靴を準備することにした。さとくんの、新しい冒険が始まる。
「床屋に行くぞ」と言うのが今日の家内の決心である。午前中に床屋に行ったのだが、どうも、予約がないとダメみたいで、店員さんはお客さんで忙しく、フィンランド語のしゃべれない、わけのわからない東洋人の相手をしてくれる時間がなかったようなのである。「明日は床屋にいくぞ」と、先程から何回も言っている。
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