11月16日(日)
(初スキー)
先週の木曜日(11/6)、前日から降り続いた雪が 5cm 積もった。フィンランド語教室に家内を送出した後、街灯の灯るアパートの中庭で、子供達は初スキーに挑戦した。彼等の遊び場であるこの庭には、高低差約2m長さ約7mほどのスロープがある。キルップトリで集めたばかりのスキーをはいて、智は坂を滑り、素子は平地を歩き回る。前日までの粉雪も気温の上昇とともにボタン雪に変わっており雪質は日本の雪と変わらないが、天気予報によればその後の気温上昇で融けてしまうことが予想できたので、今のうちに滑っておかないととの焦りもある。1時間ほど遊んだところで、スロープの地面が出てきたので終わりにした。
(融ける前の雪) (キャンパス) (氷のキャンドルカバー)
この日は、ベランダに置いたバケツで作った氷のキャンドルカバーも初めて登場。零下の気温を楽しんでいたのだが、その後気温は上昇、今日まで0℃以上の暖かい日が続いている。天気予報は、何度見ても、なかなかフィンランド南部が零下の気温になるとは言ってくれない。それでも、明日からは、最低気温が零下となる気配である。とにかく、二度目の積雪は、まだまだ先のようだ。雪に出会いたければ、ラップランドに行かなければならないようだ。
(地下スケート場)
ヘルバンタでは、スイミングプールや駐車場など地下にある施設が多いので、もう一つスケート場が地下にあっても、もう誰も驚かないだろうが、木曜日の夕方訪れたヘルバンタ・ヤーハッリ(アイスリンク)は凄かった。エレベータが混んでいたので軽い気持ちで階段を降りたのだが、簡単には着かない。(プールや駐車場のある)地下8階まで降りてもまだ下がある。下を覗いた智が、「怖くなるから見ないほうがいいよ」というくらいだ。結局我々は地下15階まで降りて、スケート場に着いた。地下スケート場には二つのリンクがあり、それぞれホッケーコートとして利用できる。
(アイスホッケーの練習風景)
今まで、コウルン通りの(たぶん冷却機付きの)屋外コートで2回の試合はあったが、このチームの氷上練習は今シーズン初めて。コーチも子供達も嬉しそうである。寒くなって、アハヴェニス湖横のグランド(アパートからヘルヴァンタの水道塔を眺めたとき、眼下に見えるグランドには、高さ1m20cm程の木製の囲いが設置され、すでにホッケーリンクが2面作れるようになっている)でホッケーの練習ができるようになるのを皆が待っている。
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