アマゾンの河イルカ復活の時

4ヶ月ぶりにアマゾンに帰ってきました。
みなさん、応援メールをどうもありがとうございました。「療養帰国」と
していましたが、アマゾンのやばい病気というわけではありませんので、
念の為…。

4ヶ月の間にここは雨季に突入して、毎日じゃんじゃんとよく雨が
降っています。おかげで家のまわりは鬱蒼と茂ってしまってちょっと
近づけない。コワイ。絶対なんかいる、と思う。家の中にはいって窓を開けると
緑の光が差込んできて、ギャーっと熱帯の鳥が鳴いたりして、ジャングルの一軒家
にいるみたい。(でもパソコンやらテレビやら、やたら近代化している)
家の中はしけってかびだらけ。蜘蛛だらけ。
たった4ヶ月でこんなになってしまうなんて、やっぱりここは自然の脅威。
2年ぐらい放っておいたらきっと飲みこまれるでしょう。
自然の中に、スミマセンヒトが住まわせてもらってまーす、というかんじですね。

そんな家は見なかったことにして、大家さんの家で帰国祝いをしてもらいました。
この気候ならやっぱりビールがいい。私はワイン好きだけどここでは
飲みたいとも思いません。
蓋の色がかわって、味もかわったと噂のアンターチカ・ビールですが
私にはよくわかりませんね。日本で日本酒やらワインやら、今のうちとばかりに
飲みまくったから舌がばかになったか。
つまみはアマゾンの鰻といわれる「マパラ」。
日本の鰻によく似た味ですが、すこし油が多い感じがします。これを塩や醤油
で味付けして炭火でジュンジュン油を落としながらやくと、もうヒジョーに
おいしいのです。あぁ〜帰ってきた!Saude!!
そういえば、1年前の4月にはじめてここに来た時(今回と1日違いでした)も
このマパラで歓迎されたんですよね。4月はマパラが旬らしい。
あれから1年が経ったんだー…。


日本のように暑くなってきてあ〜夏だ〜、寒くなってきてうう〜冬だ〜、
といって気温差で季節の変化を感じられない土地では、
単調な1年が、日本で言うと「秋刀魚の季節」とか
「鰹の季節」といったかんじで「マパラの季節」「亀の季節」というふうに
区切られていくような気がします。以前、タイの田舎に少しだけいたことが
ありましたが、そこでも「マンゴスチンの季節」「竜眼の季節」なんてありました。
スーパーマーケットで1年中なんでも買えないからこそ手にはいる贅沢だと思ってます。
旬だけをいただけるなんて、贅沢だと思いませんか?
また、ここでの生活が始まります。

「アマゾンの風」も復活!どうぞよろしく!


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