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生活情報/使用人
インドである程度金銭的余裕のある家庭では使用人を雇うのが一般的になっています。使用人といっても一人で全ての家事仕事を行うのではなく、仕事内容によって何人もの使用人を雇っています。これはインド古来からのカースト制度に端を発しているものと思われます。
使用人には次のようなものがあります。コック、運転手、掃除人、洗濯人、子守、家事一般を行う人(ハウスキーパー)、庭師、警備員。これらのうち掃除人や洗濯人、庭師といったものに関しては他の家との掛け持ちでアルバイト的に仕事をこなす人が多くなっています。また、一つの家庭で多くの使用人を持つと煩わしさがあるということから、最近ではコック兼00とか、子守兼00というように一人の人が掛け持ちで仕事をすることが増えています。また、住んでいる地区によって地区巡回の警備員をみんなで負担して雇っている場合も見られます(負担といってもさほどたいした額ではありませんが)。
使用人を雇うときにはいくつかの注意が必要です。まずは日本人とインド人のものの考え方は非常に異なっているので日本人の生活環境にある程度なれた使用人を雇うほうが良いでしょう。基本的に使用人を雇う場合ははじめの3ヶ月は試用期間として本採用せず、その間に使用人の能力や人柄等、見極めたほうが良いでしょう。また、インド現地の警察に依頼すれば試用人の身辺調査もしてくれます。健康診断も受けさせた方が良いでしょう。インドは意外に労働争議の多い国で、使用人も労働争議を起こすことがあります。そのため最初にキチンと契約書等を作成しておくべきです。日本的な考えであいまいにものを済ませてしまうなどとすると思わぬ落とし穴にはまることもあります。
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