荷造り
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荷造りはいつも直前にする(というか、直前になっちゃう)。
だから、旅行というといつも前夜はほとんど徹夜になるのだが、
今日は出発が夕方なので前日は良く寝て、当日ゆっくりと用意ができた。夜到着もちょっとはメリットがある。
最初は小さなキャリー付きのM氏の出張用の鞄を借りていくつもりだったが、
女性二人の五泊分の荷物がそんな小さな物に納まるわけなかったのであった。
おみやげの分が増えることも考えて、結局渡米する時に使って以来一度も出番のなかった年代ものの小型トランクを引っ張り出してきた。6年振りに出してみたら、鍵が行方不明になっていたが、真中で数字を合わせる古いタイプのトランクなので、まあ大丈夫だろう。
そのトランクの他に、万一(いや、経験的には十に一つ)荷物がつかなくても翌日の行動ができるように、キャリー付きのスポーツバッグに寝巻き・着替え・資料・洗面道具などを詰めて機内持ち込みにすることにした。
乗り継ぎ時間が短いし、到着は夜遅いし、翌日は早朝にチェックアウトする予定だから、かなり本気で用心しているのだ。
なにしろ、これまでに、預けた荷物が着かなくて困ったことが3回もあるんだから。
Mintは自分のバックパックに、ドナルドのくちばし型のうるさい笛、天辺にFantasiaの格好をしたミッキーがついていて、くるくる3つの赤いライトが回るおもちゃ、ミニーの耳の縁に沿って、ライトが走るように点滅するカチューシャなど、大切な道具を詰めて準備完了である。
空港まで殆ど外は歩かないので、向こうでは必要の無いオーバー等の防寒具は着て行かないことにした。
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夜半に到着
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ボルチモアでの乗り継ぎは、次の飛行機の出発時間(搭乗時間ではない)まで30分も無い。心配になってUS Airwaysに事前に電話して聞いてみたが、legal connectionだから大丈夫とのこと。そうは言われても実際に行ってみるまでは不安であったが、乗り換えは直線距離にして100メートルほどを歩くだけで、同じホームに着く電車に乗り換えるような気楽さであった。
しかし、オーランド行きの飛行機は出発が遅れて、30分以上も待たされる。
でも、これなら絶対に預けたトランクも移し替えられただろうと気が楽になった。
オーランドの空港に到着。モノレールに乗ってBaggage Claimへ。無事到着したトランクを押して、空港内にあるHyattへ向かう。案内板で見ると、US Airwaysからは丁度反対側の端まだ行く必要があった。
Baggage Claimから真っ直ぐに、じゅうたんでトランクが転がしにくいところを半分ぐらい歩いたところで、
左に折れて中央の道をいけば、動く歩道があることに気が付いた。ちょっと悔しい。
きれいな噴水のある吹き抜けの広場の向こうに、Hyattがあった。
AAAのカードを見せてチェックインする。(AAA割り引きの料金で泊まる場合、チェックイン時にAAAのカードを提示する。)チェックアウトについて確認すると、翌朝は5時頃にレシートを部屋に入れてくれるとのことで、それでOKならば、フロントでのチェックアウトは必要無い。明日の朝は一刻も早く出たいので、これは有難いサービスだ。
ようやく部屋に着いたら、もう午後10時半であった。
お風呂にお湯をためながら、ルームサービスをオーダーする。
ちょこちょこと食べていたので、このまま寝てもいいかという感じだったのだが、Mintがお腹が空いて眠れなそうだというのだから、仕方ない。
ルームサービスが届くまでの間に入浴を済ます。はずだったが、まだ入浴中に来てしまった。Mintに五分経ったらまた来て、と言わせる。便利だ。
ウェルダンは大抵黒焦げのハンバーグが挟まって来るので、ミディアムでオーダーしたハンバーガー。外側こそ程よい焼き加減であったが、その0.02mm内側は、ユッケ状態であった。う〜ん、これじゃ超レアだなぁ。しかし、文句を言っている時間もないので二人で全部平らげる。
Mintは12時前には眠りに着いた。
明日は朝7:30にアニマル・キングダムでドナルド達との朝食を予約している。
しかし、その前にこれから2日間泊まるホテルにチェックインは無理でも荷物を預けなければいけない。だから、明日の出発予定時刻は5時半。朝は4時半に起きなくちゃ。
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