北陸城巡り (1997.4.29-5.1)
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一日目 | 二日目 | 三日目 |
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4月29日 |
友人の石田と東京駅で合流した後、上越新幹線で一路新潟、長岡へ。長岡駅でレンタカーを借りてすぐに栃尾城へ向かう。GWだというのに遠くに見える山が雪を被って真っ白なのを見て感動。やっぱりたまには旅に出て普段とは違う景色を見たいですね。栃尾市に到着するとちょうどお祭りが開催されていて城に近づくのに多少手間取ってしまったが何とか到着。天気も良く栃尾城はいいところでした。
栃尾城を後にすると再び長岡に向かい、その後次の目的地春日山城のある上越市に向かう。北陸自動車道をひた走るけど思ったより遠くてなかなかつかない。どうにか到着した時にはすでに午後のいい時間になっていた。この日は石川県七尾市まで行く予定なのに。春日山城は平和な城で昼間っから駐車場で酔って歌うおじさん達がいた。 次の目的地は富山県朝日町にある宮崎城。絶壁で有名な親不知を通過したけど北陸自動車道からだと今一つよくわからなかった。一般道からでないと景色を楽しめないのかも。上越からたくさんのトンネルを抜けて朝日町にたどり着いた時には日もかなり傾いていた。急いで城址へ。期待していた景色は雲が出てきて今一つ。次の日は雨らしかったので天気が心配なところ。まあ1日のクールダウンとしては適当な城か。 本日3つ目の城を見終えるた後は本日の宿泊予定地七尾へ向かう。能登半島に入ってしまうと食事できる場所がしばらくなさそうだったので途中の高岡のファミリーレストランで夕食をとる。ファミレスでのキャンペーンの1等商品が東京ディズニーランド1泊2日旅行だったのを見て随分遠くに来たことを実感。食事をすますと暗い海沿いの道を北上。単走すると暗くて怖いので前を走っている車について行くようにしていたら何故か道を先に譲ってくれた。違う、そういう訳じゃないんだ!! そうこうしているうちに七尾に到着。駅前のホテルに宿泊。5階なのにエレベーターがないのは納得がいかない。天気予報によると明日は雨だ。同行している石田は雨よけとして持ってきていたウインブレを無くして少しブルー入っていた。 |
4月30日 |
朝6時半に起床。城巡りは朝の行動が肝心。宿代が電話で聞いていたより高かったので指摘するとあっさり下がった。かなりいいかげんだ。コンビニで朝食を調達し七尾城へ向かう。山頂からの景色が望めない位天気は悪かったが城址見学中にちょっと雨が降った程度で済んだ。見終わったころに雨が少し強まる。ラッキーだ。
次は福井県坂井郡丸岡町を目指す。能登道路を一気に南下。この道は1車線になったり2車線になったりでペースがつかみにくい。スピード違反の取り締まりもやっているので注意しましょう。さて福井入。2日目にして新潟、富山、石川、福井の4つ目の県だ。雨が降ったりやんだりする中で丸岡城を見学。城の駐車場の電話からその日の宿を電話して予約。石田はJRに電話したところウインブレが見つかりご機嫌になる。 本日見学した2つの城は比較的楽だったが、3つ目に落とし穴が待っていた。3つ目は一乗谷朝倉館。ところが復元した武家屋敷は休館で見学できず。ちょろっと館跡を見た後、もやが立ち込める中行けるところまで行こうと一乗谷山城を目指し山登り。夕闇が迫る中、山頂に到着したと思ったら雨足が急に強くなってきた。ろくに見もせず早々に引き上げた。下山したころには疲労困憊。そのまま宿泊地敦賀へ。 敦賀の中心部から少し離れたところにホテルはあったので探すのに一苦労。ついでに食事できるところがそばにない。結局マクドナルドで夕食。疲れたのですぐ寝る。 |
5月1日 |
やっぱり6時半に起床。疲れているせいか前の日より寝覚めが悪い。それでも7時過ぎには出発し、今回の旅行中最も怪しい城、玄蕃尾城に向かう。数少ない手元の資料によると熊が出るとか。地図を見ても柳ヶ瀬山としか書いておらず、最悪の場合山道を5km徒歩だ。と、思っていたのに車で近くまで行けて楽だった。天気も良かったし非常に気持ちが良かった。今回の城巡り旅行はここで終わりにしてもいいと思ったくらいだ。
次は滋賀県入りして小谷城に行く。小谷城は2年前にも行ったがその時は2月ということもあり雪に埋もれて何が何だかわからなかった。それに比べてこの日は暑いくらいのいい天気で無事雪辱を果たす。ひたすら山登りなので疲れた。隣の大嶽城まで足を運んだらさらに疲れた。 いよいよ今回最後の城である彦根城に向かう。彦根城も2年前に行ったがその時は天守が改修中だった。天守がない彦根ってのはちょっといただけないのでまたまた雪辱戦。彦根城に近づくと2年前の記憶が戻ってきて宿泊したホテルを見つけて大喜びし、前にも行ったファミレスBigBoyで遅めの昼食をとる。いくらか綺麗すぎる改修後の天守を中心に見終わった後はすっかり疲れ果てていたのでまだ日は残っていたが城巡りを終了することを決定。レンタカーを返しに米原へ向かう。米原駅に到着すると新幹線の発車時刻が迫っていたため、翌日京都に行くのでそのまま米原に留まる石田と別れのあいさつもそこそこに最後まで慌ただしくしつつ帰途についた。 |