サブレンジャー体験記

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〜申し込みまでのいきさつ〜

将来、自然環境に関わるような仕事をしたいと考えており、候補としてはパーク

レンジャー(国立公園管理官)もかなり真剣に希望していたりする。無論、それ

が前提にあって林学系のクラスに進級したわけだが、やはり実際にレンジャーは

どのような作業をするのかを知りたいし、そのためには大学での講義や実習のみ

に頼るだけでは不十分だと思った。

   幸いにして、わたしの大学では毎年夏休み前になるとサブ・レンジャー(国立

公園補助管理員)の募集通知が掲示される。1年次もその通知をもとに、上信越高原

国立公園万座地区(草津白根山などのあるあたり。スキー場や温泉などが多いので、

そっちのほうでご存知の人の方が多いかもしれない)での活動に10日ほど参加する

ことができた。

   本当の希望を言えば、地元である十和田八幡平国立公園のどこかの地区でやりたか

ったのだが、その年はサークルの夏合宿の予定がたつ前に募集締め切りの時期を過ぎ

てしまったために、それはかなえられなかった。そのような背景のもとに、2年次に

十和田八幡平の秋田駒ヶ岳地区での活動に参加することができた。


目次 * 十和田八幡平国立公園・秋田駒ヶ岳地区について * 実際の活動
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