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サッカー:パラグアイでも一番人気のあるスポーツはサッカー。プロチームは13あり、人気があるのはオリンピア、セロ・ポルテーニョなど。今まで日本のJリーグでプレイしたパラグアイ選手はアマリージャ(横浜F)、リチャルド・バエス(ジュビロ磐田)の二人。一番、人気がある選手といえばホセ・ルイス・チラベル。アルゼンティンのVEREZというチームで活躍しているゴールキーパー(『パラグアイの顔』参照)。 ナショナル・チームは1998年のワールドカップに出場した。ユニフォームは赤と白の縦縞で、愛称はALBIRROJA(暁の赤)。

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三国戦争:1864年から1870年まで続いたパラグアイ VS. アルゼン
ティン・ブラジル・ウルグアイ三国同盟の戦争。むろん、パラグアイ
が負けた。この組み合わせで勝てるはずがない。
  元々は、内戦状態にあったウルグアイにブラジルが軍事介入しよう
とした際、それを阻止すべくパラグアイが出兵。アルゼンティン国境
を越えようとしたのが発端。その後、ウルグアイは政権が変わって反
パラグアイとなったので、パラグアイは三国を相手に戦争するはめに
なった。
  始めから劣勢だったパラグアイは女性も加わって徹底抗戦したが、
領土の相当部を失った上、人口も半分に激減。特に、成人男性の大
半が死亡するという痛ましい結果となった。
                                   分野別「政治・経済」


サンフアン祭り:守護聖人の一人で火を司るサン・フアンのお祭り。毎年7月に行われ、地域で催される他、何家族かで集まって行う場合もある。コンセプトは火。火がついたボールでサッカーをしたり、おこした炭の上を裸足で歩いたりする。また、牛の頭の骨をつけた獅子舞のようなものも欠かせないが、この頭の角にも火をつける。油をぬった柱の上に賞品をつけて、競って登って商品を争ったり、カンバと呼ばれる道化役が観客を叩いたり。にぎやかな夜である。

                                           分野別「文化」


サンベルナルディーノ:通称サンベル。アスンシオンの西48kmにある、夏のリゾート地で、歌にもなったイパカライ湖のそば。夏には多くの避暑客でにぎわうが、湖の汚染が近年問題になり、ややかげりがみえてきた。もともとは、1881年にドイツ人移住者がつくった町で、外国人移住地としては一番古いものである。

                                           分野別「地理」


シェエラ:パラグアイ人の会話には必ず、頻繁に出てくる言葉。che era。直接は「我が子よ」という意味のグァラニー語だが、一般には、文末につけて文全体を強調させる働きをもつ。「・・・なんだよ!」といった感じか。パラグアイでは、スペイン語を話していても、この言葉が語尾にくっつくので、これを使うと何となくパラグアイ風のスペイン語に聞こえてかっこいい(?)。例えば、「Muy lindo che era」(すっごくきれいだ!)という風に使う。日系人の子供は日本語の語尾にも、やたらめったらとくっつけて、「勉強なんかしたくないシェエラ!」などと言う。



シュルル:正確にはマンディオシュルル。マンディオカをゆでてつぶした料理。細かく切った肉などを混ぜることもある。マンディオカで作ったマッシュポテトみたいなものだが、主食として食べる。だから、米で例えるなら、おかゆみたいなものか。でも、おなかこわした時に食べるにはヘビー。

                                           分野別「食べ物」


水上スキー: 最近、イグアスで流行りのレジャー。亜熱帯気候で暑い日が多いので、一年の大半は水上スキーで遊ぶことができる。ダム湖なので、波も小さく、初心者でも安全。水上バイク(ジェットスキー)も流行りつつある。もちろん、4級小型船舶免許なんていらない。

                                分野別「スポーツ・レジャー」


ソパ: スペイン語でソパというとスープのことだが、パラグアイでは写真の食べ物を指す。トウモロコシの粉と卵、タマネギなどとを混ぜて、天火で焼き上げる。パラグアイの代表的な軽食の一つで、香ばしい香りとしっとりした舌ざわりが美味。しかし、見た目よりはずっと胃に重く、一つでもけっこうおなかがふくれる。

                                           分野別「食べ物」



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