今月の半端者:駄文の功罪


何事もちゃんと出来ない半端者です

迷路のような道を迷い子のように

駄文を書き連ねているのです

HOMEへ エッセイ:届けなかったラブレター エッセイ1〜10 エッセイ11〜 今月の半端者

エッセイ21 「x2の法則」

コーナーを増やせばアクセスが増える
そんな計算があった
四則演算で生きている愚か者なので致し方ない
エッセイのコーナーのことである
届けなかったラブレターと題してHPの初めから書き始めた
月に一度の更新を生真面目に守ってきた

結構人気があった
もちろん他のコーナーと比較しての相対評価である
他のエッセイのHPと比べたりしてはいけない
あくまで相対評価は自分に都合のいいように行わなくてはいけないのだ
これは相対評価における重要なポイントであると習ったような気がする
確信はないが多分小学校の高学年で
まっ、そんなことはどうでもいいのだが
ならば、一気に2倍のアクセスを狙うべきだ
と、まあこんな風に私の思考回路は出来あがっているのである
確信はないが多分中学校の高学年で

一つで100なら二つなら200だ
そう教わったのは大分昔のことである
でも心配はいらない、この前甥っ子の教科書を見たらまだ同じことが唱ってあった
現在でも十分に通用するはずだ
と、まあこんな風に私の論理は構成されていくのである
いい大人になった今でも変わらず

こういった場合の計算式は身勝手な性格を反映して
まず、掛け算から始まる
2倍、4倍と倍々ゲームである
ウハウハである
しかし夢が弾けるのに時間は掛からない
あっという間に弾けて消えるシャボン玉なのである
しかしその程度では頭は冷えはしない

掛け算が駄目なら次は足し算である
100に100を足せば200だ
200に200を足せば400だ
ワハハハである
足し算と掛け算は同じことに気が付かないのは私のせいではない
日本の教育が悪いのだ
これには確信がある

ということで今月の半端者:駄文の功罪だったのであるが
結果はいつだって無残である、悲惨である
結局割り算かまたは引き算となる
トータルは大して変わらない
二つのコーナーに分かれただけのことである
そりゃそうだ、どちらも同じ人間が書いた同じようなモノなのだから
でもまあ良しとしよう
最悪のゼロをかける掛け算だけは逃れているんだから

一年間しょうもないことを書きつづけられよかった
神様、ありがとうございます
だからお願い、もう少しアクセス数を増やして
せめて倍に、ね

HOMEへ エッセイ:届けなかったラブレター エッセイ1〜10 エッセイ11〜 今月の半端者
1