エッセイ 半端者:駄文の功罪


何事もちゃんと出来ない半端者です

迷路のような道を迷い子のように

駄文を書き連ねているのです

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目次

エッセイ20 「勘違いしてるぞ」

エッセイ19 「オクトーバーフェスト」

エッセイ18「さらけ出す」

エッセイ17「アクセス数」

エッセイ16 「実と虚の狭間で」

エッセイ15 「癇癪持ち」

エッセイ14 「異業種交流」

エッセイ13 「真綿で首を絞めるがごとく」

エッセイ12 「大目に見てやる」

エッセイ11 「何か意味などあるのだろうか」


エッセイ20 「勘違いしてるぞ」

いかんなあ、この頃
ちょっと方向を間違えている
そう思われた方もいらっしゃるかもしれない
自分自身もそう思ったりするのでそれも致し方ないことだ
豚もおだてりゃ木に登る
まして猿ならすすんで登る

肩のこらないページが身上なのである
それなのにこの頃文芸臭がプンプンである
頭の右上のほうからもう一人の私が睨んでいるのが分かる
見なくても分かる位だから
結構怒っているようだ
真面目はいけない
それは分かっているのである
それでも時々図に乗ってしまうのである
申し訳ない
弘法も筆の誤りである
分かっているのである
弘法でもないのにおごっているのである
分かっちゃいるけどやめられないのである
止まらないのである

小市民だからちょっと高級なものに憧れてしまうのである
ああ、この憧れって文字。憬れてしまうなあ
と、こういうところがいけないのである
欠点はなかなか直らないのである
ふー、なんだかなあ、なのである
他人事のように書き連ねていけば
世の中は無事に進んでいくと思っているのである
甘いのである
反省!
陳謝するのである
こういうことを言う人が本当に反省しているのを見たことがないのだが
これは世界的な傾向なのだろうか
クリントンさんも陳謝したのだろうか
西村さんも陳謝したんだろうか

こんな風に話をはぐらかす人はあまり信用しないほうがいいと
おばあちゃんに教わったような気がする
勘違いかもしれないが
そういえば、随分長い間
勘違いは「感違い」だと思っていた
少なくとも常識のない人にはあまり近寄らないほうがいいかもしれない
知恵のない人には従わないほうがいいかもしれない
情けのない人には交わらないほうがいいかもしれない
って
もう勘違いしているのである、私
真面目はいけない

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エッセイ19 「オクトーバーフェスト」

18日、南ドイツ、ミュンヘン
世界最大のビール祭りが始まった
祭りは10月の3日まで
広場に地元ビール会社が立てた大テント
会期中600万人が訪れる

新聞記事を読みながら
今年もまた行けなかったとうな垂れる
行けるわけがない、計画も準備も覚悟もないのだから
一人の私が憤慨する
そうだそうだ、もっと言ってやれ
もう一人の私がはやしたてる
お前はあっちに行ってろと
本人をそっちのけに分身同士がいがみ合う
今年も版で押したような一人芝居である

それにしても16日間で600万人である
平均すると1日に37万5千人
まあ、大変な数である
一つの町が突然広場に出現したみたいなものである
もちろん日本も含め世界には大きな祭りがあり
もっと大変なことになっている場合もあるだろうが
テントで37万5千人である
こちらも相当大変である
一体どんなテントだ
そのうえ酔っ払いだけで37万5千人である
右も左も上も下も酔っ払いである
四方八方酔っ払いである
昼間から酔っ払いである
いいや朝から晩まで、晩から朝まで酔っ払いである
ろれつが回らない、焦点が定まらない
終電状態の酔っ払いの塊である

飲めや歌えである
踊れやはしゃげである
ビール、ビール、ビールである
ジョッキの数は足りるだろうか?
いらぬ心配である
心配するよりまず一杯である
うまい!とくりゃ続けて二杯である
調子が出てきた、さあ三杯である
まだまだ行けるぞ、そら四杯である
ちょっとトイレへ、復活五杯である
そろそろしめだ、えい六杯である
これはやばいぞ、なんとか七杯である
勘弁してくれ、最後に八杯なのである
乾杯し過ぎで体が心配なのである

なにも無理して飲まなくてもいいものを
高い金を払って来たんだから
元ぐらい取らなくちゃ
そんな世知辛いことを考えたりするのである
酒のみって意地汚いんだよね
それとも私だけが、、、だろうか
ドイツの酒のみに聞いてみたいものである
ビールはお好き?

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エッセイ18「さらけ出す」

なんだか、この書きこみというやつ
ちょっとばかり苦手なのである
なにか自分の素性がさらけでてしまうようで
少しばかり敬遠しているのである
それにアドレスがどうのURLがどうの
ああ、面倒くさい
男か女か
大きなお世話だ
ああだ、こうだ
何がどうした
だからどうした
まあ、ユーザ-登録じゃあるまいし
そんな変なことはないのだけれど
ちょっと強迫観念みたいなものがあるのかもしれない

例えばそれがもとで
間違ってストーカーが現れたらどうしよう
まあ、大変
エッチメールが来たらどうしよう
返事に困る
静かな生活が壊されたら、、、どないしょ

いかん、また一人暴走が始まった
済まん、一種の病気なのだ
とにかく気恥ずかしいのだ
あられもない格好を見られるようで
不埒な想いを覗かれるようで
ちょっと考えさせてください、なのである

何のこだわりもなく
自分の姿をさらけ出すことが
ちょっと苦手なのである
こんなHP作っておきながら
勝手なことをほざくな!
と、言われたって気恥ずかしいのは気恥ずかしいのだ
致し方ない
そして私はそれなりに恥というものを知っているのだ
と、弁明にもならない独り言を言っておこう

理屈が通るか通らないかではない
言いたいか言いたくないかだ
もちろん声高に主張する気はないが
念のためもう一言だけ
やっぱり書き込みって、さあ

そんなことを自分のゲストブックの書きこみの少なさを見て思った
みんな、恥ずかしがらないで
私はめったに人のHPに書きこみはしないけれど
ほんの少しだけ勇気を出して
私はちょっとやそっとじゃ書きこみはしないけれど
怖がらないで、ねえ
痛くしないからさ

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エッセイ17「アクセス数」

なんだかなー、全然だもんなこのカウンタ
これってどういうこと
私が全然ってこと
どうしてかなー、なしのつぶてだもんなこの頃
これってどういうこと
私が駄目ってこと
認められないってこと
なんか認めたくない
なぜか認められない

不思議だなー、こんなに一生懸命なのに
くやしいなー、あんなに頑張ったのに
あれこれ原因を考えてみても
これってものは見つからない
それってどういうこと
みんな無駄ってこと
私が無駄ってこと

なんでかなー、全然だものこのカウンタ
ほんとにアクセスってこんなにすくないのかなあ
このホームページってなに
私ってなに
それって一体
これって一体
なんだかなー、ちょっとこの頃
あーあ拍子抜け
これってスランプ
私ってスランプ
認められないってこと
やっぱ認めたくない

こんなに面白いホームページがあることに
気付かない「あたな」たちがいけないんだ
と、いうことにしておこう

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エッセイ16 「実と虚の狭間で」

「これは事実ですか」
そんな質問を受けることがある
いや、本当は受けない
受けはしないのだが、こう書くと後がスムーズにいく
ということで、質問を受けたことにする
例えば「悔恨録」である
そんな時「事実を元にしたフィクションです」と答えたりする
いや、もちろん質問も受けないので答えたりすることもないのだが
話しの展開上答えることにする

事実を元にとは体験をベースにといったことで
フィクションとは多少の脚色、記憶違い、誤魔化しが含まれている
まあそんな意味合いである
すると「やはり実体験ですか」などと言われたりする
いや、もちろん仮の話しである
そう言われたりするんじゃないかな、と思っただけのことである
大意はない、注意も少尉ももちろん一切ない

恋の話しを書けば恋をしたことに
愛の話しを書けば愛をしたことに
夢の話しを書けば夢をしたことに
夢はしたりするもんじゃないけど
まあ文章はおかしいけど
まあそういう風に思われるんだろうなあ
思われてるんだろうなあと思ったりする

声でその人を想像したりするように
文章でも想像したりするんだろうな
時に勝手に創造したりするんだろうな
言っておきますが、世の中に悪人がそう居ない様に
善人もそう居ないというのがこの世の定めなのです
いや、一体何を言いたいかと言えばですね
このHPにある文章をあまりまじめに受け取らないで下さい
そういう事なのである
早い話しがそういうことなのである

そんならそうと早く言え
そうおっしゃられるかもしれませんが
それではエッセイが一行で終わってしまう
それでは困る、あなたも困る私も困る
別に食うに困るわけではないけれど
やはり相当に困る

「これは事実ですか」
そんな風に聞かれることがある
この書き出しだけで
この程度の文章は書けるわけである
誰も彼も小説家になりたがるわけである
実と虚の狭間で揺れているのである
どっちもたいしたことはない
「それは事実です」

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エッセイ15 「癇癪持ち」

時々癇癪(かんしゃく)を起こす
感謝するではない
癇癪である
眼帯でもなければ
喝采でもカッタルイでも歓待でもない
何をわけの分からないことを言っているんだ
まあそう怒らない
そう、それが癇癪である

あまりカッコのいいものではないなあと思う
しかしそんな思いが浮かぶいとまも与えない程の素早さで
癇癪はやってくる
普段はどこに潜んでいるのかといぶかってしまうほどに
ひっそりと隠居生活を行っていたはずなのに
何かの拍子にふっと顔を出す
そうなったらお終いだ

何がお終いだって
そりゃ後に残るのは殺伐とした空気と
今後の人生に立ち込める暗雲と
これで寿命が縮まったという悔恨なのである
とにかくまとわりつくような疲れと苛立ちなのである
どうして誰かのためにこれほどの被害を被らなければいけないのかと
癇癪を起こしたほうも起こされたほうも
言いかえれば起こさせた人も起こされた人も
同様に被害者意識を持つのである

癇癪という虫が体の中を駆け巡り
あちこちの神経を引っ張り始めるのである
どこかの神経を引っ張ると
顔に青筋が立ち
また違う神経を蹴っ飛ばせば
堪忍袋の緒が切れる
急所のあたりを踏みにじられれば
怒髪天をつくのである
致し方ない
体の中の虫のなせる業なのである

と、まあこんなことを大声を出してしまった時の言い訳として
普段から考えているのだが
ちっとも役に立ったためしがない
なかなかうまくいかないものである
何か大いなる意志に試されてでもいるのだろうか
どれどれ、この男はどの程度人間が出来ているかな
ちょっとひげでも引っ張ってみるか
おお、おお、怒った怒った
そんなもんなのだろうか
言っておくが私は猫ではない

時々癇癪を起こすことがある
関係するではない
癇癪である
短冊でもなければ
換算でも閑散でも関数でもない
カンカンなのである
ガンガンなのである
もちろん感謝しているのではない
お間違えのないよう

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エッセイ14 「異業種交流」

いろんな人がいるものである
そのうえいろんな立場があるのである
性格や気質といったものもあれば
生まれ育ちといったものもあろう
経験だって環境だって強く影響するはずだ
千差万別ってことだね

働かんかい! ってことでもないのだろうが
「そろそろ君のその硬くなった頭を少しほぐしてきたらいいのではないでしょうか」
って、いうわけで研修なんてものに参加してきた
考えてみれば外部の人と同じ研修に参加するのは初めてのような気がする
技術セミナーといった類で他社の方と顔を合わすことはあった
同じ会社の違う部署の人と席を並べる機会もあった
どっちももう随分前のことのような気がするが
それも私というものの商品価値が下がってしまったので致し方ない
賞味期限切れ寸前の技術者としては諦らめるしかない
そう思っていたのだが、どうやら会社はまだ働けという
どうやらまだまだ働けという

それじゃちょっとばかり力入れて
まあそんな感じで研修に参加した
2泊3日の研修である
異業種といっても主にメーカーといわれる製造業主体の集まりだった
それでも名前しか知らないような会社の部門も違う人との意見交換は面白かった
それが最初の感想につながっている
とにかくみんな熱心なのである
もちろん、私のように斜に構えたひねくれ者も居るには居たが
それはそれ、いつだって少数派で全体の流れを阻害するほどの勢力にはならない
うまく出来ているのである

まあ研修の内容は高いお金を払って参加した手前
只で教える気にはならないのでここでは触れないでおく
その代わりに印象に残った点を二つ三つ
「あー、良かった。みんな同じように悩んでいるんだ」
これ研修中に同じテーブルにグループ分けされた人の独り言
ため息交じりの独白である
自分だけではないと分かっただけで気持ちが軽くなったそうだ
これだけでも参加した価値があるらしい
「一言アドバイスは本当に助かります」
研修での個人発表に対して各人が短いコメントを送るのだが
それに対する感想
かなり心がこもっていてお世辞で言っているとは思えない
私の場当たり的なアドバイスもその中に入っているのだろうか
まともに取られると困る
結構いい加減に言ってるのだけれど、とは言えなかった小心者の私

相当みんな真剣なのである
人の発表に食い入るように聞き入っている人
うなずく人、気になった言葉を素早くメモる人
講師中心というよりも各自の討論・議論を中心に進められる形で行われたため
途中船をこぐ人も発言しない人もいなかった
結構みんなやる気なのである
アドバイスも親身になってしているのである
うーん、日本株式会社侮りがたし、なのである
お父さん頑張って、なのである

でもあんまり力が、ほら肩に力が入り過ぎると
ほら顔が笑ってない、目がすわってきた
なんて風に人は簡単には変われないのであるが
なんかちょっと普段と違う空気を吸ってきた私
もうちょっと挑戦してみようかなと
背中に貼ってあった賞味期限の期日をこっそり書き直して帰ってきたのです

三日坊主にならなければいいのだが
もう弱気になっている自分の姿に
ちょっと苦笑いを禁じ得ないのである

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エッセイ13 「真綿で首を絞めるがごとく」

相変わらずのていたらくである
ブレークする気配もない
別に謙遜しているわけではない
自虐の癖が少しあるので大袈裟に言っているのでしょう
なんて深読みする方もいられるかもしれないが
それは無駄読みというものである
純粋に低調なのである
丁寧ではない、低調なのである
視聴率みたいなものがインターネットにあれば
個人ホームページ家の9割は即廃業てなもんでしょう
うまいことにカウンターという方式は減ることはないように出来ている
誰が考えたかしらないがお陰で助かっている

しかしこのカウンターというやつ、どこまで信用していいのか
だって私のカウンターなんか自分で数を操作できるのである
あるHPでは一回のアクセスで3個増えるなんてこともあった
その時は面白がって複数回リロードしたりして遊んでしまったのだが
まっとうなお客さんでもこのときの私のような不埒な客でも
一回は一回である
十回は十回である
俺は関知しないよとばかりに無機質に動き続けるのがカウンターなのである

時に壊れているんじゃないかと思うほど数が増えないことがある
このGeocitiesのこれ、大丈夫か
そう疑うほどに長い沈黙を続けられてしまうことがある
そんな悲しい経験を出来るのもこんな仕様もないホームページを立ち上げているお陰である
さらに恥を承知で告白すれば
どうしてもカウンター故障の疑念を晴らせない時は
こっそり自分で自分のホームページにアクセスしてみたりする
そうやってカウンターの動作を確認して安心したりする
よかった、アクセス少ないのはカウンターのせいではなかった、と

なきゃないで、いいのである
ぱたっとお客が途絶えてくれれば
それはそれで諦らめがつく
爽やかな敗北感を味わって閉鎖すればいいだけのことである
別に命を取られるわけではない
間違ってもそのために人事査定が下がったりはしない
リストラの対象にされることもないだろう
確信はないけれど

それじゃ一体何が悲しいのだ
あるようで、ない
ないようで、ある中途半端なアクセスなのである
男ならもっとはっきりしろ、とカウンターを勝手に男と決め付けて怒っている
だから数が少ないのはカウンターのせいじゃないって言ってるのに
そんなことはどうでもいいのである
この手の怒りはいつだって理不尽なのである
もっと悲しいのはファンレターや感想なのである
これも異様に少ないのはメールソフトのバグじゃないだろうか
ちょっと疑っている
意外とウイルスてなことだったりしないだろうか
そうでなければNTTの回線あたりもあやしい感じがする
ああ、なんかあれもこれもあやしいだらけの世界に思えてくる
時々パソコンが反応しなくなったり
勝手になんかやってることがあるが
私当ての感想メールを削除したりしているんじゃないだろうか
そう考えれば得心がいく
まあ、これって一種のお遊び、現実逃避だね

しかしこのカウンターってやつ、もっとしゃきしゃき動かないものだろうか
睨み付けたら一つぐらい増えたりしないだろうか
泣き落としは通じるだろうか
そんな意味ないことを考える時間があれば
文章そのものに磨きをかければいい
そうなのである
分かっているのである
でもどうしても現実を見詰めたくない私がいるのである
まるで真綿で首を絞められるような
そんな現実を直視しろなんて
血縁関係も肉体関係もないあなたから言われたくはないのである

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エッセイ12 「大目に見てやる」

新人君が配属されてきた
一時のバブル華やかりし頃とは違って
一挙に大量の入社というわけにはいかないのだろうが
それでもまた今年も何人かの新しい仲間が増えた
何か独特の雰囲気を醸し出しながら
会社の中、街中とそこらじゅうを歩きまわっている
だからよく「あれっ新人かな」と思う人に出くわす
何人かの集団行動であれば一目瞭然
何かが違うのである
はっきり言って浮いているのである
学生生活でもそうだが
一年の差は大きいのである
去年の新人君はそれなりに
大分前の新人さんはもうどっぷりと
その場の色に染まっているのである
違和感もあるでしょう、お互いに
しかも大学ならせいぜい数年の年齢の違いが
社会ではへたをすれば数十年もの幅があるのである
自分の父親、母親みたいな年齢の人に
最初はやけに優しく扱われたりするのである
それは緊張するなというほうが無理だ
ギクシャクするのは仕方がない
ドギマギするのも当然である
ええ、ええ分かりますよ
私にも経験があります
最初はみんな「大目」に見てやろう
去年みたいに最初から飛ばしすぎて
萎縮させてもいかん
ちょっくら様子を見ながら徐々にペースを上げていけばいいさ
何しろ大切な戦力なのだから
我慢だ、怒っちゃいけない
おじさん達はそう思っているのだ
凄いね
大人の世界は
ちょっと油断ならないぞ
それなのに、こらこら、君たち
人の話しはちゃんと聞きなさい
無駄なおしゃべりはやめなさい
おいおい、だからってみんな下を向くんじゃない
何か意見はないのか、何かあるだろう、何か
そこ、寝るな!
言っとくけど大目に見るのは最初だけなんだよ
分かってるね
社会は厳しいんだよ
世界は非情なんだよ
未来は不確かなんだよ
だから寝るんじゃない!
同じ事を言わすな
「春眠暁を覚えず」
百年はやい
仕事中にものを食べるな
電話がなったらすぐ取れ
周りをうかがうな
おどおどするな
返事をしろ
さっさと歩け
ささっと済ませ
泣くな、わめくな
子どもみたいにすぐすねるな
なんてことを言うのはもうちょっとだけ我慢しておこう
去年みたいなことがあるといけないもんな
きっとみんなそんなことを考えているんだぜ
結構すごいだろ、大人って

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エッセイ11 「何か意味などあるのだろうか」

ふーむ、今月も低調である
もちろんこのHPのアクセス数である
趣味である
遊びである
一人よがりである
そんなことは言われんでも分かっている
駄文である
雑文である
稚拙である
それは言われるまで分からなかった
だからもう言わないで欲しい
いかほどのものであるか
作った本人が一番分かっているのである
何しろ一番のファンを自認しているのだから
同じ文章を繰り返し読んで
お決まりのギャグに飽きることなく笑えるのだから
相当のファンだと言って間違いはないだろう
そんなファンの一人として言わせてもらえば
このHP相当なものである
どの辺が相当であるか
ちょっとちょっと、そんなことは言わなくても分かるでしょう
でも心配性の私
念の為一言だけ申し添えておけば
実は世界制覇を狙っているのである
といった類の冗談では済まされないぐらい相当なのである
お分かりいただけただろうか
これだけ明確な説明をしてもご理解いただけないとしたら
残念ながら私とあなたの間には「深くて暗い」河があるのかもしれない
致し方ない
人間とチンパンジーの間にも遺伝子で指摘される些細な違い以上の
断絶があるのだから
同じ日本という国籍をかりに持っていたとしても
決して理解しあえない壁が存在していても仕様がないのである
なに! これだけ言ってもこのHPの相当さが分からない
うーん、困った
ここまで読めば最低2回は腹を抱えなければいけないのですが
ご自分の意志とは無関係に腹筋当たりが脈動しませんでした?
しない!? 困った
自律神経関係に支障をきたしているかもしれません
病院へいかれることをお勧めします
本当に面白いかって
失礼な
面白いです
笑えます
笑っちゃいます
グ、ハハハア
てなもんです
もちろん笑おうと思って読めばですよ
真っ白な状態で読んだり
疑いの気持ちが少しでもあると
まったくと言って面白くありません
そういう風になるようにHTML言語を細工してあるのです
でも本当にこんな駄文に何か意味などあるのだろうか
ちょっと悲しくなってしまうのである

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