9月13日

 某役所で消防訓練があった。  建物内の消火栓からホースを引いて、実際放水して消火したそうだ。  知らなかったのだが、警報が鳴るとホースの取っ手の部分についてるバルブをひねると、 かなりの勢いで放水出来るのだと言う。  私が小学生、または中学生の時も避難訓練があった。  警報が鳴ったら三々五々校庭に集まったものである。    ところで、学校にいた時決まって年に数回いきなり警報が鳴り出す時があった。  みんな微動だにしない。  先生は、「誰だ?くだらないいたずらすんのは。」と決って言った。  誰も警報なんか信じていない。  考えてみれば、学校というところは避難警報が信じられていない不思議な空間であった。  避難訓練する意味がないのでは?

9月14日

 9月9日の所見でとりあげた韓国特集の番組なのだが、この番組の中に日韓の将校留学生の交換が 出てきた。別に軍の将校クラスの交流をつうじて、相互に軍の視察を行うと言うのはごくありふれた ことであるのだが、日韓では今までやってこなかったらしい。  ちょっと驚きである。冷戦下の米ソだって、東西ドイツだって、イラン・イラク戦争後のイラン、 イラクだってこれはやっている。敵対していたとしても、軍人同士の意思疎通と言うのは重要なこ とだ。いつまでも戦争するわけでない以上納め時を知るには、相手のことをよく知らないと、その タイミングが計れない。ましてや韓国は友邦である。  さて、日本の自衛隊に派遣されたのは韓国軍の大佐であった。この人物の世話を引き受けたのは 自衛隊の一佐である。自衛隊と言うところは軍事色をうすめるために、階級の名前を世界的な標準 とは違う名称をつけていので少々ややこしいのだが、階級的には同格だ。  この二人のを通じて知った、軍事に関する日韓の見方の違いは、実に興味深いものである。  めんどくなったので、明日書きます。今日はもう寝る。おやすみなさい。 P.S  きのうF1みてたら、ハッキネンがシケインでスピンしてリタイアしたあと、泣いてました。 よほど自分に腹が立ったんでしょう。 つづき、続き、都築、続木、続、ツヅキ、都竹、頭突き。

9月15日

 昨日の続き書こうと思ったんだけど、明日にします。  でも明日必ず書くと断言できない。(笑)  今日は一日中CITIBANKの電話取引の回線に取引の以来が殺到していたらしく、いつ電話しても全然 用がたりない。やっぱりロンドンで1ドルが103円台になったと聞いて、一般客のドル買いが殺到し ていたのだろう。  今日のCITIBANKの交換レートは結局英語のサービスで知った。日本語サービスは回線一杯のなのに 英語サービスはあっさりつながった。日本人は未だに英語を恐懼しているようである。(笑)  ノバだかジオスだかが幅を利かせるわけだよ。  因みに、去年の金融危機の秋、1ドル140円ぐらいだった時も、CITIBANKへの電話がつながりゃしない。  あの時はエコノミストを称する連中など、年末には1ドル180円になるとかいってた奴が随分いた。  ほぼ全員の言ってることが外れ。あれでもプロかね?(要するに皆小渕総理を見くびっていたと言う ことなんだろうけど。あの人はわかってはないとは思うが打つ手は当たった。ちょっと侮れない。)  ところが年末には1ドル120円ぐらいになり、それ以来今日まで多少の曲折があったが、円高基調が 続いている。140円近辺でドル預金、特に定期預金をした連中はかなりの損をこいているはずだ。  ざまあみろ。あの時ドル買いしないでよかったなあ。(笑)  今日のCITIBANKの交換レート;  USドル買い 1ドル---105.95円  USドル売り 1ドル---103.95円  それにしてもCITIBANKって良心的だ。邦銀なんて平然とレートに2円以上のマージンを上乗せ してくる。時には3円などというふざけたマージンを当然のごとくつけてたりする。腹立つ〜。    ビッグバンに容赦なく放りこまんといかんね。ホントにまだまだぬるいよ。

9月16日

さて、自衛隊一佐と韓国軍大佐のやり取りでわかったのだが、韓国は未だに日本の侵略を非常に 恐れていると言うことである。  考えてみれば、韓国が地勢的に置かれている条件と言うのは、日本とは比べ物にならないくらい 過酷だ。  日本の場合、冷戦時代日本の圧力となっていたソ連はすでになく、ロシアは国内問題で手一杯であ る。 中国は軍事力において日本に圧力を加えるまでになっていない。世界で唯一日本に圧力をかけ 得る大国アメリカとは軍事同盟を結んでいる。  よしんばそれがなくとも、太平洋を越えること一万キロの彼方にある。  要するに日本を侵略しうる国は、現在では中国だけなのである。その中国の国力にしたところで、 GDPで日本の八分の一しかない。軍事力でも日本が(現在装備の上では)優勢だ。  北朝鮮がいくらテポドンを飛ばそうとも、経済が崩壊している現状では侵略の余力などありようが ない。ロシア極東艦隊は、ウラジオストクで錆ついているし。(笑)  日本は十分安全が保障された状態だ。  一方韓国は、すぐ北に、第一の敵である北朝鮮が戦争状態の終結がたな晒しのまま構えている。    そのすぐ外延を見渡せば、中国、ロシア、日本と領土、軍事力、経済力、人口が自国より遥かに 巨大な大国に包囲されているのである。おそらくその韓国人が感じている圧力は日本人の想像を超 えるものに違いない。   つづくんだな

9月19日

 さて、交換交流で来日した韓国軍大佐と自衛隊一佐の日韓の安全保障についての会話である。  韓国軍大佐「わが韓国は、日本が再び我が国に侵略を開始することが、国防上の一番の懸念だ。」  自衛隊一佐「日本は海外侵略を禁止している日本国憲法があるし、日本国民の心情にしたところで、        第二次大戦の敗北の経験を経ている。他国を侵略するなど思いもよらないことだ。」  韓国軍大佐「憲法とは人間が造ったものだ。である以上変えることが出来る。        韓国に絶対的な安全の担保にはならない。」  自衛隊一佐なる人物の回想によると、日本の平和憲法の精神がさっぱり信頼されていないことに、 かなり戸惑いを覚えた、と言う話であった。  おいおい、この自衛隊一佐氏、本気で平和憲法の精神を以って、韓国の侵略に対する懸念を払拭し ようとしていたのか?そもそも、日本が憲法で侵略を禁じているのは、あくまで日本の都合である。  韓国は日本の憲法に対して、外交ルートを通じて意思を伝えるだけだ。早い話、日本の都合で日本 国憲法を変更しても、差し支えなどまったくない。  であるとすれば、憲法を改正して、いつ韓国侵略を始めるかわからないという懸念を持つのは当然 ではなかろうか?憲法はあくまで日本国民の意思で存在しているわけで、日本国民の意思が侵略を 是とすれば韓国に再び侵略を開始すると言うことになる。  これでは韓国を安心させるどころの話ではない。 なぜこの自衛隊一佐氏は「韓国が日本の国益にかなう国でありつづける限り侵略はない」と言わない のか?現在日本と韓国は多くの国益を一にしているのに。資本主義の原則にもとずく経済の相互交流、 アメリカを紐帯とした安全保障、北朝鮮への対応、なかんずく言論、経済の自由と秘密投票を原則とす る選挙に基づく民主主義の尊重、とか。  歴史上、日本国民が朝鮮半島を侵略したい、などと考えたことなど豊臣秀吉の文禄、慶長の役(1592 年、1598年)以外皆無だ。朝鮮半島が独力で自立を守れるんだったらまあいいのだが、中国、ロシアと いった侵略的性質を持った大国が朝鮮半島を手に入れたとしたら、日本は一気に危うくなる。  7世紀の白村江の得の戦い、元寇という日本の歴史の苦い教訓なのである。  要するに、「再び日本に侵略されたくないのなら、中国やロシアに侵略されないでくださいね」 といえば、相手(韓国軍大佐氏)は納得したはずである。(ただし怒り狂うだろうけど。(^^;;)  もっとも、テレビでこんなことを言ったら大騒ぎになること間違いはない。(笑)

9月20日

 サミー・ソーサが2年連続60本塁打を達成した。ベーブ・ルースですら達成できなかった ことである。偉大の一語。  シカゴ市民はこんな歌を歌ってるんだそうで;  ♪〜 Sammy. How we love. How we love. Our slugger, Sammy. 〜♪  どーでもいいのだが、今年日本ハムにサミー・ソーサそっくりの外人助っ人がいた。  が、成績不振でいつのまにか消えていた。  なんでもダミー・ソーサと記者連中からは密かに呼ばれてたんですと。(笑)  ところで、昨日のロッテVSダイエー戦で、ロッテの黒木の投球はすごかった。  11回0点に押さえたのに勝てなかった。かわいそうに。  しかし、あのものすごい投球がさっぱり注目を浴びないというのはもっとかわいそう。    ゆがんでるね。日本の放送システムは。三回だか四回だかでKOされた河原(巨人)の投球なんぞに なんの価値があるとゆーのかね。へ(-_-メ)へ ←注;パクリ

9月21日

 今日は自民党総裁選。予想通りの小渕さんが勝ち(350票)、加藤さん(113票)、山崎さん(51票) は目標通りの得票を得た。    波瀾なし。つまらん。  山崎さんの国会議員得票が20票に満たず、(政治家生命)絶命、なんて ことになれば少しでも面白かったのに。←かなりひどいこと言ってると思う(笑)  ところで小渕さんの次の総理大臣は誰か、と問われたらどうであろう。  結構難しい問題である。自民党内で言えば加藤紘一、と言うことになるのだろうが、今回の結果を 見てはっきりしたことは、所詮小渕派の支持が得られない限り、総裁にはなれないという事だ。  次に小渕派が加藤氏を推してくれる保証などない。  次は森幹事長と亀井静香が必ず出てくるだろう。  しかも竹下氏が明日をも知れない身である(まったく未確認です。笑)と言うことを考えると 小渕派自体がそれまであるかどうかわからない。総裁候補を持たない派閥は衰退していくものだ。  小渕派の次代の総裁候補は、保利耕輔か額賀福士郎と言われているが、この辺りでは最大派閥を 維持出来るとは到底思えん。どの道、竹下氏がお隠れになれば、小渕派は分裂だろう。  民主党が選挙で勝つということもありうるし…。  さて、そんなこんなで時期総理候補を挙げてみると;  自民党---加藤紘一、山崎拓、森喜郎、亀井静香、梶山静六、小泉純一郎。  民主党---鳩山由紀夫、菅直人、(大サービスで)羽田孜。 と言ったとこでしょうか。  この中から一人選べと言われたら、現時点では次の総理は森喜郎だと私は思っている。  総選挙を森幹事長で勝てば文句なしに決まり。  自民党が政権を失うほどメタ負けすれば、鳩山由紀夫。  負けても政権を維持できれば、加藤紘一か亀井静香というところかな。

9月22日

 円高が進んでいる。107円に戻したと思ったら、今日は早くも104円である。日銀がニ、三日前に 介入したそうだが、元の木阿弥だ。そもそも、何兆ドル単位で円買いが進んでいるのに、日銀が数 十億ドル単位で、ドル買いして何の意味があるのだ? 投機筋を喜ばすだけではないか。  考えたのだが、そんなに円高が嫌だと言うのなら、円高が進んでいる時、ドル買いではなく円買 い介入して市場のエントロピー(注)を増大させればいいのではないだろうか?  そうすれば円は短期間であっという間に天井に達する。その後円安に転じたら今度は円売り介入 すればよい。  こうすれば一ヶ月で為替相場が10円から20円変動するはずだ。 そうすると企業もその天井を狙って、輸出や為替決済をするから為替相場の短期変動がますます大 きくなるな。一ヶ月で40円ぐらい変動するかもしれん。  これでは膨大な在庫と現金をプールしとく必要があるから日本の生命線である工業輸出は壊滅する なしかし。  うーむ、これで喜びそうなのは投機筋だけか。  注;エントロピー    物体の熱力学的状態を表す変数。エントロピーの量が増大すると(=物体の機械的利用価値が 減ってエネルギーが熱に変わっていくと)すべての現象は死滅すると考えられている。  (三省堂国語辞典より)  日本版ビッグバンとかよく言われるが、エネルギーを熱変換してるってことなのか?  不良債権のエネルギーを、少し変換しただけで死滅した金融機関がいくつかあったし…。(笑)

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