- パーマン全員集合★★
悪人に奪われたパーマンセットを奪えかえそうとする仲間たち。バードマンに銃をつきつけられひたすらタイムリミットを待つミツ夫。ぶっちゃけた話、走れメロスなのだけど、後味はさわやか。記憶に残る一編。
- チョモランマ決死行
もともとはエベレストと表記してあったところをその後の版ではチョモランマと変えた。エスキモーがイヌイット、ブッシュマンがコイサンマンになったがごとし。
- おれをパーマン5号にしろ
パー坊はいないことになっているのか。人さらいに捕まった女の人は何をしに東京に出てきたのだろう。よい人生をその後すごしていることを願う。
- かなしい勝利★
社六君に初めて、ミツ夫がパーマンじゃないかと疑われる。遅すぎたぐらいの疑惑だ。それにしても大の大人二人に殴られまくっている姿はもはや「けんか」のレベルを超えている。意外にタフなミツ夫であった。
- 先生がくる!!
ミツ夫は成績は悪いがやればできる男だとわしはにらんでおる。
- 怪獣家族
マスコミがパーマンをどう扱っているのかは気になるところだ。
- ワニザメ船長★
麻薬は悪いことだと語るパパの顔がりりしい。
- 水爆とお月さま★
日本で水爆を爆発させようとしたX国のスパイは、全作品中最大の悪人だ。宇宙空間に出るパーマンはすごすぎる。ちょっと「ガメラ 空中大決戦」を思い出す。
- ゆうれい船
またまたパーやん大活躍。沈没船についてのミツ夫の知識は付け刃だろう。
- パーマンの休日
がもうひろしの「とってもラッキーマン」はこのエピソードを元にしているという説がある(嘘)。
- 鉄の棺おけ突破せよ★★
パーマン全作品中もっともスペクタクルな作品。結局おいしいところは全部パーやんが持ってゆく。パーマンはまたしても成層圏を脱出。
- パーマンはつらいよ★★★
題名は「男はつらいよ」のパロディみたいだが全エピソード中で最高の傑作。ラストのバードマンとのやり取りに心せよ。「なんのとくにもならず人にもほめられないのになぜいくんだい」「わからない。でもいかずにはいられないんです」。……読め!
- ギャド連花見
意外にパーマンでの小池さんの登場シーンは多い。
- パーマン西遊記
ミツ夫とパー子は隣合わせで眠る。ブービーを間に挟んでいないのが少し気になった。
- ラジコンはなぜきえる?
「新作パーマン」一発目の作品。はっきり言ってつまらない。
- パーマンと東京一周空の旅
さえない男3人を集めてプレゼントを徴収し、パーマンにむかって「不思議だわあなたのような人とミツ夫さんが友達なんて」と言うみち子に魅力は感じない。
- ブル・ミサイル
魔土災炎初登場。藤子不二雄の短編では既に登場しているキャラではあった。彼の最大の発明は何といっても召し使いロボット「Pマン」だ。
- 箱毛山の山賊
箱毛山っってやっぱり箱根山のもじりなのだろうか。
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(c)小学館、藤子プロ. LAST UP DATE 1998/11/29
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