MORIVER'S SWEETEST DIARY 更新日記 (13)


7月 25日(金) つぶやき/血の信仰/自立、か……
7月 26日(土) 一応9月読感/エヴァ本にげんなり/自立だよ
7月 27日(日) それだけ/野望への道は/べき?
7月 28日(月) 夏映画の真実に/雑誌掲載か/パーリタ謝罪と決意
7月 29日(火) 雑誌って、雑誌って/ラジオもあった?/更新する
7月 30日(水) メールする/そしたら返事が来た
7月 31日(木) 目覚める/ストレス、か……



1997年7月25日 (金)

 おそらくこの日記をアップする頃には既に9000に達しているかとも思います。
ありがとうございます。

 しかし……まあ、日記まで読んでくださる方だけに正直、告白しますと、実
はなぜだか単純に喜ぶ気持ちにもなりきれないのですね。
 もちろん、どんな形にしろ来場していただくこと自体には嬉しさを感じては
いますが、その一方で、映画の影響でこう急激に人が来ることにとまどいを感
じもするのです。たしかに、エヴァ系サイトとしては地味で、実は他と比べれ
ばそれほど人が入っている訳では無いのですが、それでも、なんだか、自分の
目に見えない所で何かが動いているような気がして不気味な感覚もあるのです。
 また、これだけの人が来るのならば、それに見合うだけの何かを書かなく
てはいけないのでは無いかというプレッシャーも感じます。
 このところ、カウントは大体毎日300から400と言うところですから、
まあ実質その半分。150人の目の前で、つぶやきごとを繰り返すだけでいい
のか、という危惧もあり……自意識過剰なだけかもしれませんが。

 ページを始めた頃、一日平均3000の人が出入りするページを見ては、
「いいなあ、私もあれぐらいになりたいな」と密かに思ってもいました。
 しかし、正直、今は怖いです。
 もちろん、映画騒ぎが落ち着く頃には、人も減るでしょう。そのまま自分と、
比較的連絡ある方々だけの内輪サイトになってしまう可能性も高いです。

 熱意が覚めてきたのか。
 大体の先が見えて来て、展望に期待を持てなくなったのか。よくは分かりま
せん。
 ただつまり、こういうことは言えます。
 「好きで始めたことなのに、そこに義務まで強く感じ始めている」と。
 変な感覚です。

 ……え、単に怠け者だから「面倒だ」と思っているだけじゃないかって?
 それを、偉そうな言葉でごまかすな?

 ……そうかも。……まあ、面倒になり更新も止まりがちになれば次第に人も
遠のき、自然に消えてゆくものなのでしょう。うん。きっとそうだ。気にする
こと無いのかも……ああ、でも……エヴァ小説開始だけはちょっと後悔。だっ
て、何書いても「真似」になってしまうような気が……。
 例えば蘭間林さんの「Innocetina」とか「Promisium」には結構影響を受け
ています。元々、私にも似たような傾向があったということもありますが、
無意識に似たような展開をしていることに心苦しさを……。目立つ特徴も無い
し。やれやれ、です。

			***

 クローン羊、さらに人間の遺伝子を組み込んだものも成功という報道が流れ
ていますね。部分的に、というだけのようですが、詳細は不明。ついに、キメ
ラ(合成動物)が本格的に実現するのか。

			***

 今日、浅見光彦シリーズのミステリー・ドラマが放映していました。結局、
最後まで見てしまいましたが、そこにはやはり日本古来の探偵小説の伝統、
「血の信仰」というものが込められていました。

 この「血の信仰」、先祖崇拝の考えというのは、魅力も感じるものの、そこ
に、怖さも感じる。上の遺伝子操作の話もからめ、血脈という概念がかなり、
根本から揺るいでいると思うのである。
 ドーキンスが「利己的遺伝子論」を説いて、日本に多くの賛同者を得たのも
上の血の信仰のせいがあるのかとも思うのですが(その一傍証が天皇制)、も
しかしたら、受け継ぐべきはそういう生物的な問題じゃないのかも、とも私は
考え初めている。
 歴史というか文化というか、文明というか。
 そういう、必ずしも物に還元できないもの自体の、様々な動き自体が、大き
な生き物としての活動なんじゃないのかな、と。「集団の意思」が存在すると
いうこと自体が、実は、それを示唆しているのでは無いか……。
 まあ、思いつきですが。

 正確に論じるには「場の論理」とか「西洋と東洋の意識の差」なども考慮し
ていけなければなりませんが。

 あ、すいません、なんか小難しいことを偉そうに(^^;

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 また、日付変わってしまった。上の妹が長電話していたからだ。その前には
下の妹とプールの無料券を奪い合っていたし。静かな環境が欲しい。やはり、
生活も独立しなきゃいけないのかもなあ。親に喰わしてもらっているという事
実が全てにおいての説得力を失わせてしまっていますし(^^;

(7/26 0:12)

			***

 やっぱり9000に達していました。現在9041でした。我ながらすごい。
(7/26 0:24)



1997年7月26日 (土)  さて、今日は月刊少年エースの発売日、ということで一応9月号読感を書い てみました。しかし、冷静に考えると恐ろしい企画です。何しろ一体いつ終わ るか分からない連載なんですから。どこかで挫折することは目に見えているわ けでして……。  肝心の内容ですが。何しろ今回、ストーリー展開は無きに等しい状況だった ので、強引に映画版のラストについての考察を交えてみました。掲示板やメー ルに書いてきたまとめでもあるのですが、慌てて書いたせいか我ながら語弊の ある箇所が多いです(特にアスカ関係)。猛烈な反発があると予想できます。 言葉が上滑りしたなという部分についてはちょこちょこと気付かない内に書き 換える可能性があります。もっとも、先月もそんなこと言って結局直さなかっ たわけですが(^^;  マンガ版とテレビ版の比較の最大の面白さは、「同じストーリーを語る人が 違うとどう変化するのか」という部分にあると思います。現時点で既に「全く 別の物語」になっているというのは実に興味深いです。やはり作品には作者の 人格の投影がされるからなのか……。 ***  今日、いつもと違う本屋に行ってみたところ、大量のエヴァ本の新刊が出て いるのには驚きました。キャラ分析がどうも主のようですが、あんまりよく見 てないので、詳しくは分かりません。  もう、なんか便乗商売、って感じで買う気はしません。なんなんでしょうね。  本家ガイナ監修本としても「2015 EVANGELION PHOTO BOOK :THE LAST YEAR OF RYOHJI KAJI」なる本が8月中旬発売予定だそうです。エースの広告にあり ました。タイトル通り加持が写した写真というコンセプトで模型やCG写真を 掲載したもののよう。これも多分買いません(^^; ***  今日は妹達は風呂にどっちが先に入るかで喧嘩していました。「私が先に脱 いだんだから」「こっちはもうバスタオル用意してんだよ!」  表にまで聞こえる、って。  あーあ、やっぱ、自立だよな、自立。 ***  やっぱり今日も日付変わってしまいました。癖になってますね。 (7/27 0:03)
1997年7月27日 (日)  昨晩、朝2時からテレホ時間ぎりぎりまで6時間チャット。  その前も徹夜だったので、一日爆睡。  目覚めたらもう夕方の7時だった。  それだけ。 ***  もう一つあった。  私が使用している無料サーバーGeoCitiesの互助組織「ジヲシティーズ同 盟」に新たな同志が加わりました。「勝手にシネマ君」さんです。映画関係の 強力なリンク集を管理しています。ちなみに、Geoが提供する有料サービス (容量が10メガまで増え、ディレクトリーも作れる)にも加入しております。 気合いは充分です。また一つ野望に近づいた。 ***  昨日はカウントも異様に失速し、メーリングリストも個人メールほとんどゼ ロだった。みんな遊びに行ってネットなんてやってない、ってことなのかな。 そんでチャットしている私って……悲しむべきなのか。 (22:55)
1997年7月28日 (月)  またまた徹夜チャット。自制心ゼロ。 ***  某所でアップしている夏映画のセリフ全書き起こしをじっくり読んでみた。  私の書いたレビューの特に26話、順番については相当滅茶苦茶であったこと がはっきりしました。  シーンごとの内容はほぼそのままですが(それでも私の想像の部分もあるよ う)、特に26話はほとんど私独自の並べ方になってしまっております。  具体的には司令室、ゼーレ、補完計画の三つのシーンが実際にはかなり交錯 的に進んでいるにもかかわらず、それを今上げた順序で、再構成して並べてし まっているのですね。  特に補完計画の進行、つまりシンジの内面劇は相当26話冒頭から始まって おり、うざったないな、と思うと現実場面がでてくるという仕組みになってお ります。  結局私はそのシーンがきりかわる事に頭の中の部屋にそれぞれシーンを分割 して投げ入れて理解していたようです。  どうしようかな、とも思ったのですが、一応このままにしておきます。  気になる方はご自分の目でお確かめください。  DEEP EVA LINKからリンクが貼ってあります。  え、そっちまで行くのも面倒? しょうないないなー。ここです。(^^; ***  カウント、また回復してきました。昨日はなんだったのだろう。学校や会社 夏休みになり端末から離れたからでは、との話も聞きました。まあ、こういう こともあるのですね。  今月号の「読感」もあらためて読み返してみましたが、何より誤字脱字が激 しいですね(^^; 機会を見て訂正します。でも、どうも、貞本画伯、やる気な さそうだし……。 ***  明日(7/29)日の5:00〜13:00まで、私の接続しているプロバイダーがスト ップします。ページはGeoCitiesという米国サーバーですから問題なく見れ ますが、その間、メール等の返事はできません。悪しからず。  またその明日発売予定の「PC DECO」というパソコン雑誌に一行か二行程だ け、「一から始めるエヴァンゲリオン」の紹介が載せる、というメールを編集 者の方からいただいております。……本当に載ってるのかな(^^;  あんまり雑誌を見てくる人はいない、という話も聞きますが、誰かが一応認 めてくださるというのはまあ、結構嬉しい話ではありまして。 ***  パーマン・リターンズ、とうとう一月以上放置状態です。  例によって一行も書いていません。アイデアが思いつくまで、と思っていた らもうこんなに時間が流れ……。無理にでも書くしかないのかな。そうだろう な。今までは無理矢理短編ぽくしてきましたが、どう考えても次回からは、直 接物語のテーマに関わる関係上、一話で区切り、とはいかなそうです。  ちょっと、チャットや掲示板巡りにはまったりと生活が荒れており(勉強も かなりおろそかになっている)、まずここを立て直さないと……。  とにかく、あまり理想を掲げすぎて自爆しないように、さりとて、手抜きは しないように。頑張ります。 (23:59)
1997年7月29日 (火)  本屋を3件回り、「PC DECO 9月号」を見つける。1件目には雑誌そのもの は無く、2件目には古い号しかなかった。で。  ともかく開く。目次を見る。55Pからエヴァ特集。  最初の見開きはブームの紹介のよう。飛ばす。次の2ページ。それでお終い。 たった4ページの記事だ。その末尾にエヴァサイトが分布図で20件分類されて いた。  X軸がビギナーとマニア、Y軸がテキストと画像、という風になっている。  「一からはじめるエヴァンゲリオン」はもちろんビギナーの最左翼(?)で ある。なるほど。「硬派だが周辺情報まではよくまとまっている」とある。ま あこんな感じだろう。  コメントはこれだけだが、他に紹介してあるサイトが「エヴァぐり」とか 「Q」とか「かくしEVA」「綾波レイの部屋」「ああっ、アスカさま」「3 DCG補完委員会」「画像補完委員会」など有名所ばかり。なぜか「ネルフ発 令所」もある。それほど有名という程では無いかもしれないが、私のページか らもリンクされているいいサイトである。  なかなか分かってるな、という感じ。  で、その上の記事も読む。ホームページが広がった状況についてのガイナへ の簡単なインタビューがある。目新しいことは無いが、やはり無難にまとまっ ている。画像を自ら配布することで、制限を解き、ガイナを批判するページを も登録すれば載せる太っ腹な部分が、さすが元アマチュア集団、といった論調。 まあそうだろうな。  で戻って最初の2頁を見る。上の段。どうしてエヴァが受けたのか、につい て簡単に書かれている。細かいことは忘れたが特に不満は無かった。  それから、下の枠。  「EVA HISTORY」とある。  えーなになに。 「1995年10月から96年3月までテレビ東京系列五局で放映されたアニメ作品。   全26話。   近未来を舞台に14歳の少年少女がパイロットとして、人類の敵「使徒」と  戦う一種の巨大ロボットアニメとしてスタート」  ふうん。まとまってるね……って。  ちょっと待った!!  これ、俺のページそのまま丸写しやん!!  何度も熟読する。  特に前半部分はまるっきり同じ。「スケジュールの逼迫」という部分なんて 言い回しもそのまま。  映画の下りの部分だけは私が面倒で省いた「最初、映画は夏にオリジナルを やる予定だった」という情報を補完してあるが、全体の分量的にも語句的にも 明白に写されたとしか思えない。  はあ……まあ「あれ以上はうまくまとめられまい」というぐらい最高密度で まとめたという自負もあるし、こうしてパクられるというのは、まあ、それが 正しかった、ということにもなるのかもしれないけれども。  たった4ページの記事だし、編集の人もそんなに時間はとれないのかもしれ ないけれども。  でも。  それにしても、ちょっとこのあからさまな写しは無いと思う。所々言い換え てあったりもするが、どう見ても「まんま」だしな。  そういう目で見ると、紹介サイトもどうも私の知っているリンクに偏ってい る気もする。いや、まあ、このことはともかく……。  話では聞いていたけど本当にこういうことするんだな……。ページ紹介も罪 ほろぼし(?)のつもりなのか……。まあ、黙って連絡もしてこなければ、決 して気付かなかったことだし……。 ***  実は、もう大分前だが、CSラジオ局のアニメ番組の人から「ラジオ番組に 出て欲しいから至急連絡して欲しい」というメールをもらったことがある。 「明日でもいい」と書いてあるがそれを見たのはもう真夜中。日付的には当日 だ。  「明日は急すぎる」「純粋なアニメファンでは無いので、アニメ全般につい ては無理」「それでもいいなら」という返事を送ったが、それっきり応答は二 度と無かった。からかわれたのだろうか。一週間経ってもう一度メールしたが 返事は無い。  一応その会社自体は存在するようだが……。  冗談にしてはよく分からない冗談だ。  結局、「明日の収録のための間に合わせ」を慌てて探しまくっていた、とい うだけなのだろうか。  細かいことは気にするな、社会なんてそんなもんなんだからと言えばそれま での話だろうが、やはり、ちょっといい加減であるとも思う。こっちだってス ケジュールをわざわざ空けたりしていたというのに。 ***  え、雑誌?  買いませんでしたよ、もちろん。  今、一応このことを雑誌にメールするかどうか迷っている。こういう時感情 的になってもいい事はないので自分の側の主張を整理する必要がある。  今更どうしようということでも無い。単に気分が悪い。それだけのことなの だ。お金が欲しくてページをやっているわけでは当然無いし。私も他人のペー ジに非道なリンクをしているような人間なので、倫理的な面で人を責める資格 は無い。  だが……やはり、一筆、メールで文句だけはしたためておいたほうがいいの かな。  とにかく何もしないよりはマシだろうから。 ***  「映画紹介」と「感想」の二つに「追記」を加えました。「映画紹介」には 先日も紹介したセリフ書き起こしのページリンクを、「感想」の方には、ガイ ナに送ったもう一通の短い方のメールをそれぞれ追加してあります。  「DEEP EVA LINK」も修正・追加があります。細かくはもう書きませんが。  「読感」も簡単に修正。  色々やってはいます。 (14:31) ***  あ、忘れてました。カウンター一万いきました。5月20日からカウンターを つけ、二ヶ月ちょっとで一万です。まあ、よくやったと自分をほめたい所です が、ちょと今、そんな気分じゃないです。まったく。 (14:38)
1997年7月30日 (水)  前日の雑誌の件、とりあえず編集部にメールを送りました。  かなり長いですが以下に引用します。 *** (株)インプレスさまへ  先日、雑誌掲載のご連絡を受け、さっそく昨日7月29日、  書店にて、確認させていただきました。  都合4ページの紙面はなかなかまとまっており、その伝える  内容についてもエヴァンゲリオンの重度なファンから見ても  特に不満も無い内容でした。  また、ページ末尾の中、ファンの間では相当に有名なサイト  に混じり、紹介されていたことに嬉しさと気恥ずかしさを  覚えます。比較的新しくできたばかりの当サイトを取りあげて  いただき、まことにありがとうございました。  しかし、そのこととは別に貴社の当記事の一部について確認  したいことがございます。  最初の見開き2ページの下段に「EVA HISTORY」  というコーナーがあり、熟読させていただきましたが、  その内容、及び文面が、私のページの冒頭部分、特に「概要」  の箇所と著しく似ているとの印象を受けます。  最初の数行はそのまま同じであります。  映画の公開のいきさつについて、私のが舌足らずにした部分  を補強してあったりと(最初は夏にオリジナルを発表する  予定だった。春の新作部分は27分)、ただそのまま模写した  とは申しません。  しかし、全体として私のページの文章を基調に、要約、語句  の置き換えをしたとの感がどうしても拭えません。  インターネット上の著作権については現在判例も少なく  また法律的整備もなされていない状況でありますし、また、  商用目的では無いものについては、明確な権利範囲も認定で  きないのも事実であります。  しかし、私の当ページにおいては文責として自分の氏名を公開  し、また、「リンク以外の無断転載の禁止」を明言しており  ます。  私は、インターネット上の文章は同人誌におけるそれと同様  の扱いを受けて欲しいと考えております。  楽しみのためにのみ、報酬とも無関係に公開しているページ  ですので、他の人びとに利用されることは本望ではあります  が、雑誌紙面上に何も断りなく、自分の書いた言葉が掲載されて  いる事には、正直不快感を感じます。  失礼とは存じますが、私のページの隅にある小さな自分自身  についての日記の部分で、上記のことについて私が不快感を  感じたことを明記しました。ただし、メインの部分である  「一から始めるエヴァンゲリオン」ではその旨は、まったく、  触れていません。今後もそのつもりはありません。ページ  をご覧になる方々には関係の無い問題ですので。  社によってはページ作者に断りなく雑誌掲載をおこなったり、  また完全な模写行為もおこなわれたりもしていると聞き及んで  おりますので、そちらから最初に丁寧なメールをいただけたことに  大変誠意を感じてもおります。  そこで是非、「EVA HISTORY」の文章が本当に  私のページの記述を一部模写したものであるのか、そして、  そのことについて、貴社及び編集部は、承知していたのか  どうかについて確認をいただきたいと思います。  インターネット上は無秩序であり、そこが大変魅力的でも  あります。そう言ったネットの文章の側からこのような  主張をするのはおかしいとも反論はありましょう。  しかし、最近では自分のページ上にてコピーライトの文字を附記  し、文章についての責任の所在を明示してゆこうとの動き  があります。  今回の件につきましては、私としては事情を知りたいということ  以上は何も求めません。  しかし、同人誌的サイト(著作についての権利を一定程度明言し  ているサイトと定義します)の一員の一人として、今後、文章に  ついて引用などされる場合には、そのページ作者に関しても書き  添えられるよう強く要望いたします。  長々としたメールで失礼いたしました。  ご回答をお待ちしております。 moriver(f7152684@nv.aif.or.jp) ***  こんな感じです。私の考え方自体がずれている可能性があるので、ご意見 を広く賜りたくここにアップしてみました。「そこはちょっと違うんじゃな い」などのつっこみがございましたら、私宛にメールをくださいまし。 (7/31 0:08) ***  と思ったら上の文章をアップする前に返事のメールが届いていました。  以下にそれを全文掲載します。 *** 森川様 インプレスの松原です。 メールいただいた件、さっそく確認させていただきました。 まず、あの4ページの編集を担当した者として、確認作業の 不行き届きをお詫びいたします。正直申し上げて、ご指摘の 件に関しては、まったく把握しておりませんでした。 その上で、私の見解を述べさせていただきます。 まず、解説の「流れ」についてですが、ライターにも確認 したところ、確かに森川さんの「概要」部分を参考にして 書いたということです。ライターも含め私自身、「エヴァ」 研究家でない以上、またこれだけ多くの人が語り、非常に 繊細な題材である以上、何かを拠り所にしなければ「事実」 すら書くことはできません。その点で、ファンの心理も含め た「事実」を簡明に述べていらっしゃった森川さんの文章 を、「拠り所」にさせていただいたということだと思います。 また、この時点で森川さんとコンタクトをとってから進行して いればと、非常に反省しております。 次に、文章について述べさせていただきます。 全体的に見て、言葉や情報が変更/追加されており、「文章」 としては、森川さんの「概要」とは別のものになっていると言 うこともできると思います。しかし、話の流れが同じであるこ とや、「近未来〜スタート」「スケジュールの逼迫」「変則的 な公開」など、森川さんの言い回しをそのまま使用している部 分が複数あることなどから、作者から見れば自分の文章が使用 されていることが明らかにわかるものであり、こちらの落ち度 は明白です。「参考文献」として記載するなどの措置が必要で あったと思います。 今回の記事に関しては、ファンの方々の心理、ホームページを 運営していらっしゃる方々の利害関係、ガイナックス側の思惑 などなど、さまざまなことを考慮しながら進めたつもりでした。 しかし、このような形で大きなミスを犯し、誌面作成にご協力 をいただいた方に不快感を催させ、ご迷惑をおかけしたことに、 自分の甘さを痛感しております。本当に申し訳ありませんでした。 -------------------------------------- 株式会社インプレス PC DECO編集部 松原 晋  -------------------------------------- ***  あっさり謝罪していただいたので、私の気持ちは完全に収まっちゃいました (^^; ほぼ私の主張も受け入れていただきましたし。  このメールをいただいた時点で私の前のメールも公開するべきでは無いかも しれないと思いましたが、ここには、私自身の体験を越えたサイト所有者共通 の問題もはらんでいると言えます。  今後、サイト制作に携わる人にとっても多少なりとも参考になると思い、こ こにこの文章をアップさせていただきます。  これから上の手紙に対する返事を書くつもりです。  ま、簡単にですが。 (7/31 0:30)
1997年7月31日 (木)  もう7月も終わりである。一体この一ヶ月何をして過ごしていたのやら……。  目が覚めると6時半だった。  居間には父と母がいた。正確には母は台所で何かつくっていた。なにやら、 二人で話をしている。ただの世間話。元気だなあ。と表を見ると薄暗い。まだ 雨が降ってるのか……。そう言えば、親父もうそろそろ仕事行く時間じゃ無い か。そんなランニング姿でくつろいで……。  で私は思い出す。  確か寝たのは早朝。  どうも私は12時間眠り続けていたらしい。  ということで書くことは何も無い。  ……生活あらためなくちゃな。 ***  そう言えば。  昨晩大学時代の教授から直々に連絡があった。ゼミのOB会に来いとやんわ りと強制された。うう……私出席しないって返事したじゃないっすか……でも 大御所自ら登場じゃ断れない……今度の土曜日……もう、すぐじゃないか…… うう。ストレスが……。 (23:14)

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