メキシコ旅行記
3月27日(月)
今日は移動&休息日。6:45頃ホテルを出る。タクシーを呼んでもらい、空港へ。タクシーに乗るのは少し心配だったのだが、運転手はとても礼儀正しい若い男で、ボラれるなんて心配は全く要らなかった。行きより安い60ペソ(チップ込み)。空港では、売店でヤクルトを発見し、うれしくて飲んだりして時間をつぶす。8:45発のフライトで、メキシコシティへ。昨日の段階では、体調が悪かったのと、やはり治安の悪さが怖かったため、空港でホテルを見つけ、そのリムジンで街に入ろうと考えていたのだが、ガイドブックを見ていると、ダウンタウンに安宿が集まっているところがあり、なんとか歩いて探せるような気がしてきたので、タクシーで街に入ることにする。
恐怖のタクシー、と思いきや、しまいには写真を撮る余裕も。彼方に見えるのがカテドラル。 |
さて悪名名高いメキシコシティのタクシーである。田舎町オアハカではともかく、こんどこそは必ずやひどい目に遭うに違いない。そう思いこんで、かなり用心して、客引きには目もくれず、ガイドブックに書いてあるチケットブースに突進し、買ったチケットをゾーンマップと比較してボラれていないことを確認し、信頼できそうな係員の指示に従って、恐る恐るタクシーに乗り込む。ずいぶん緊張したが、何のことはなく、すんなり目的地であるカテドラル・メトロポリターナ前までたどり着けた。
オテルカテドラルの部屋。これで280ペソは安い。 |
目当てのホテルは、Hotel Catedralといって、カテドラルのすぐ裏手にある。地図を片手に探り当てたのは、びっくりするくらいピカピカのシティホテルで、思わず番地を確認してしまった。部屋代はシングル280ペソ。これで280ペソ(約31ドル)は安い。昨日の250ペソのホテルも悪くないと思ったが、ここと比べると気の毒である。フロントは愛想があまり良くないが、みんな英語ができるのはありがたい。部屋のチェックインがまだできないとのことで、荷物だけ預けて出かける。銀行で両替をしたり、ファミレスでメキシカンを食べたり、服を買ったりして時間をつぶす。メキシコのすべての教会を統括するというカテドラル・メトロポリターナにも行ってみるが、中は修理中であまり威厳がなかった。
カテドラルの近くにて。キリスト教関係のグッズを売っているお店が軒を並べている。無数の十字架が見事。 |
夕方いったんホテルにもどり、8:00頃まで休んで、夕食にでかける。日も暮れてきたことだし、かなり用心して、リュックは背負わず、買ったばかりのシャツを着て、現地人のようなフリをして歩いたが、暗くなっても人通りが多いのであまり危険は感じない。大衆食堂のような店をたくさん見かけたが(蛍光灯、スチールの椅子とテーブル、テレビ、地元のおやじが椅子にナナメに座って酒を飲んでいる・・日本と同じだ)、いろいろ回って、中国系の人がやっている店で食べる。といっても、ただのメキシカンだった。
今日一日、メキシコシティはかなり危険だと思っていたので、朝から緊張して行動していたが、今のところオアハカと比べて特に危険という感じはしない。メキシコ人は親切で人なつっこいので、本当の悪人に会わない限り普通に街を歩いているぶんには不快な思いはしないのではないか。そんな気がした。9:30頃部屋に戻る。
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