メキシコ旅行記

 

3月31日(金)

苦労して撮った、朝日を浴びるサンタプリスカ教会。

Hotel Los Castillosは良いホテルなのだが、ヨーロッパの安いホテルみたくベッドのスプリングがふにゃふにゃで寝心地が悪い。そのせいか昨晩はよく寝付けなかった。しかし最後の日なので頑張って6:00過ぎに起き、散歩に出かける。坂の町だけあって朝日の差し方が複雑でおもむきがある。

サンタプリスカ教会が町をバックに朝日に照らされている光景を取ろうとあちこち歩いてみるが、うまい場所が見つからない。朝食もどこかで取ろうと思ったのだが、露店の土産物屋などは早々からテントを張り始めているというのに、屋台で食事を出しているところが全くない。仕方ないので7:00過ぎにいったんホテルに戻り、8:00前にチェックアウトして早めにバスターミナルへ行く。その前に、フロントの愛想の良いお姉さんに写真を撮ってもらう。

ホテルの前にて、最後の記念写真。

ターミナル前でできあいのサンドイッチを買って朝食にする。バスは定刻通り9:00発。行きよりもさらにすいていて、10人くらいしか客がいない。11:30頃メキシコシティ着。メキシコシティ南ターミナルからは、タクシーで空港へ向かう。このタクシー拾いが最後の難関だと思ったが、うろうろしているうちにどうやらチケットを買って乗ることが分かり、90ペソのチケットですんなり運んでくれた。空港では、チェックインを済ませ、タコス屋で30ペソの残金を使い切るために適当に食べ物を注文したところ、、妙にうまいタコスが出てきて感動。最後までメキシコは期待を裏切らない。

MEX-ATLのフライトはカウンターで頼んで早いのにしてもらったが、ATL-BOSの早い便は満席で、3時間ほどアトランタで待ち合わせ。ボストンへは深夜12時近くに着。ぎりぎり残しておいた30米ドルでタクシーに乗り、12:30頃無事帰宅。

7泊8日の駆け足だったが、いろいろ発見があって面白い旅だった。気を付けていたせいもあると思うけど、犯罪にも全く巻き込まれず、腹もこわさず、トラブルフリーだった。メキシコ人の実直さにも感心したし、食べ物もビールもうまかった。今回は中部の高原都市しか訪問できなかったので、いずれユカタン半島や北部などにも行ってみたい。ただその前に、スペイン語を少ししゃべれるようにならなければなあ、と思うのであった。〈おわり〉

参考文献:「地球の歩き方」メキシコ編(97〜98年版)


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Copyright (c) 2000 Takeo Murakami
 
 
 
 
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