日本の熱帯魚やさんでもよく見かける、銀の剣のようなアロワナ。
水中から空中の昆虫を狙い、時には2メートルほどもジャンプして
捕らえるといいます。それだけの筋力を持っているのですから、
もしも釣り針にかけることが出来たなら相当楽しませてくれることでしょう。
水族館好きな私は「アマゾン生息」コーナーでどきどきしながら
彼らを見上げていたのに。
本日、憧れの魚はフライにされ、胃におさまりました。
白身の肉は非常に淡白でやわらかく、川の魚の味が強いです。日本の魚で例えるなら、
マスあたりでしょうか。いまいちインパクトに欠ける味ですが、
油が少なくて胃にやさしいので、ここでは病人食として食されているようです。
また、この卵は色が鮮やかで美しく、季節になると日系人の家ではイクラ漬けの
ように加工したものが食卓に並ぶようです。ほかほかのご飯にのせて食べると
独特のくさ味がまたたまらなく美味なんだそうです。