ホーム | 日々の記録 | 掲示板 | 生活記 | 旅行記 | アマゾンの風 | 百万都市
≪前≪ | 世界の車窓 | ブラジル案内 | リンク集 | メルマガ | 自己紹介 | ≫次≫


ホデイオ



ブラジルでもこのあたりは牧畜がさかんで、ロデオも盛んです。

この前はロデオに行って来ました。いつものごとく寮で晩ご飯を 食べていると、まさえちゃん(隣町から来ている歯科医のたまご)に 「今日面白いものがあるんだけど行かない?」と誘われました。 もちろんその夜は暇だったのでOKです。

集合時間は夜の10時と遅い時間です。10時に迎えに来た車に乗ると、 何人か人を拾って寮に戻る。寮に戻ると結局13人集まっていました。 「どこに行くの」と聞くと「ロデオ(現地語でホデイオ)」だそうで、 始めて見るだけにちょっと楽しみです。でも車は2台しかなく、 こっちの車には7人乗ることになり、なんか学生時代を思い起こさせます。

ホデイオ会場は町のはずれにあり、 そこには日本と同じように出店がならび、 田舎の移動遊園地のような簡単なのりものもありました。 ちょっとおなかがすいていたけど、まっすぐにホデイオ会場に行きました。 会場ではいかにもラテンな司会者の叫び声 (サッカーの実況の声を想像してもらえばだいたい同じです) が響いていて、それだけでも面白そうな感じがします。

ホデイオは日本のテレビで見たようなのと同じです。 僕たちが座ったちょうど正面に審査員席があり、左側のゲートから馬ホデイオ、 右側のゲートから牛ホデイオが飛び出してきます。 もちろんガウーショ(カウボーイ)たちは片手で綱を握り、 片手を頭の上にかざしてぶんぶん振り回されます。 8秒間落ちないと合格というかOKで、その後は両手を使っても構いません。 すぐに両側から馬に乗った人が来て、その人をおろしてくれます。そして判定。 (たぶん)百点満点で結果が出ます。

はじめの頃は単純にすごいなあと思っていただけですが、だんだん見る目もできてくると、 それなりに善し悪しが分かるようになりました。 馬(牛)の暴れるリズムにあわせて体を上下させると得点が高いです。 とくに牛の場合は暴れ方が半端じゃないのできっちり8秒間乗るだけでそれなりの点数がとれます。 前回のチャンピオン(どこの?)あたりが最高点の71点を出しています。

このあたりからとなりのカンポ・グランジにかけては牧場が多く、ホデイオも盛んだそうで、 一緒に行った人の話によると、近くのバイアーノのホデイオが一番だそうです。

ゴイアスに行ったとき、牛の品評会にも行ったんですが、 さすがに大都市だけあって、盛大です。遊園地もあり、 日本のと同じような最新型の絶叫マシーンもありました。 その他数え切れないほどの出店やいろんなショールームが出ていて一日中楽しめます。 僕が行ったのは夜中の11時で、ショールームは閉まっていましたが、 遊園地や店はみんな開いていましたね。たぶん朝方まで人でいっぱいなんでしょう。

これに限らず、 どこの町でも品評会やホデイオのように牛関係のイベントはすごいです。 日本でいう夏祭りみたいな感じでいろんな団体がいろんな店を出したり、 農産物を持ち寄ったりします。もちろんロデオといったらアメリカですが、 ブラジル・ホデイオの観客動員数はアメリカ・ロデオに匹敵するみたいです。


ホーム | 日々の記録 | 掲示板 | 生活記 | 旅行記 | アマゾンの風 | 百万都市
≪前≪ | 世界の車窓 | ブラジル案内 | リンク集 | メルマガ | 自己紹介 | ≫次≫

logo3
見えないカウンター

1