コラム: 理科と算数
発明、発見、実験、調査そんな世界を覗いてみようよ、気まぐれコラム
丸いすいかも切りようで三角。どんなに切っても豆腐は四角
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No1 聖火が消えるわけ | No2 クローン羊の死亡率 |
No3 インドが中国を追い抜いた | No4 「六ヶ月間で十三通、その分析結果」 |
No5 前兆現象と異常行動 | No.6 やらずぶったくりの40兆円 |
No.7 地球の貧乏ゆすり | No.8 ハエの同性愛 |
No.9 長生きなハエの功罪 | No.10 フリーズドライを水で戻して |
No.10 フリーズドライを水で戻して
水で戻せば使えるそうだ |
うーん、そう聞くと日々無駄に捨ててしまっていいものだろうかと思う。そう、思いませんか |
何って、マウスの精子を凍結乾燥させて保存し、水で戻して卵子を受精させたところ、ちゃんと正常な子孫をつくることが出来たんだそうだ。ハワイ大の若山照彦博士らが米科学誌ネイチャー・バイオテクノロジーに発表したと新聞にある |
いつかテレビで牛の精子を液体窒素で凍結保存しているのを見たことがある。これに比べて今度の実験は精子を凍結乾燥機で乾燥させセ氏4度で保存。1日-3ヶ月後に水で戻した後卵子に直接注入する方法で受精させた。保存期間にかかわらず100%近い率で受精に成功。遺伝的欠陥がないことも確認されたのだ |
ブラボー!!。なんだか良く分からないけれど、とりあえず喜んでおこう。つまり、何ですかい。あっしの無駄玉も凍結乾燥させておけばいつか「日の目」を見ることがあるってんですかい。そんな風に考えて、いきなりこの記事を見て凍結乾燥器を買いにいった金持ちのご老人がいそうですね。でも、いいことばかりとは限りません。例えば、、、 |
するってえと何ですかい。遠くない将来、女性は薬局に薬を買いに行くように凍結乾燥された精子を買いに行く日がくるってんですかい。カプセルかなんかに入ってるやつを。それを水に溶いて、、、 |
あっちのスポーツマンタイプ、こっちの政治家タイプ、いやいや やっぱり医者タイプてな具合にとっかえ、ひっかえ試してみるんですかい。 「ねえ、ねえ今度出たのって凄いらしいわよ、試してみない?」こんなことが日常茶飯事に会話されるってんですかい |
まさか、ワインみたいに「やっぱり56年ものよ」とかみたいに当たり年なんて出来ちゃうんですかい。そうなるってえと、どんなにあっしのも「結構いいですよ、お安くしときます」っていっても誰も見向きもしなくなっちまうってんですかい。結局、最後は、そうなるってんですね |
敬謙な仏教徒である私は、やはりなま物は「旬が命である」と信じたい。季節感が大切なのである。とっかえ、ひっかえはおよしあそばせ。そう言いたい |
それなのにお嬢さん。そんな無茶な。カクテルじゃないんだからそんな混ぜたりしちゃいけない。何? ブレンドしているだけだって。駄目だってば、斑模様の子どもが出てきたらどうするつもりなの |
寿命が4割も延びたそうだ |
老化に伴ってDNAを傷つける作用のある物質を無害化する人間の遺伝子を導入して働かせたら平均45日の寿命を平均64日に延ばすことに成功した |
やったのはカナダのトロントにある小児病院のガブリエル・ブーリアン博士らで米科学誌ネイチャー・ジェネティクスに発表された。 やられたのはショウジョウバエ |
細胞やDNAを傷付ける活性酸素のひとつで、スーパーオキシドと呼ばれる物質に着目、これを体内で無害な物質に変える人間の酵素の遺伝子をショウジョウバエに組み込んだ。してみたら、あーら見事に寿命が延びた |
うーん、凄い。なんたって4割だ。あのイチローも達成していない夢の4割だ。なんのこっちゃ。 人生80年としてこれに4割分加算すると、112年となる。 す、す、凄い。平均寿命で1世紀を越えてしまう。誰もが来世紀を拝める夢の時代なのだ |
みんな均等に4割伸びるとすれば、小学校に8年半。中学高校で計8年半。大学にも6年近く通えることになる。楽しみだ。いっぱい、いっぱい勉強できる。これぐらいやれば人間だって少しはまともになるに違いない |
労働もたっぷりできるぞ。いやに成る程働ける。何しろ定年が84歳に延長されるのだから。いやー、えらいこっちゃ。普通ならおっちんでる歳になっても働けるのだ。働き過ぎで自分の時間が無くなってしまうって 心配御無用。何しろ余生はまだ、28年もあるのだから。85から112までの長すぎる時間を持て余すことはあっても、短すぎると感じることはあるまい |
誰です。61から112までの余生を思い描いてほくそえんでいたのは。 世の中そんなに甘くはないですよ。何しろその時の庶民の生き方は、多分平均年齢90歳台の、それこそ老獪な政治家に操られるのですから |
ここまで書いてきて「ま・て・よ」と思った。人間の酵素を組み込んだってことは、、、 人間には効かないってこと? うーん、蝿だけ寿命が延びてもなぁ、って思った次第である |
自分の力で活性酸素対策 |
日本ショウジョウバエ研究会 |
ショウジョウバエって? |
ハエにも同性愛がある |
10日の天声人語の書き出しだ。突然変異を人工的に作っているうちにメスに興味を示さないオスが見つかった。このハエと同じ遺伝子を持つ一群を「サトリ」と名づけたのだが、実はこれ色欲を捨て去った、つまり悟りをひらいたオスだったわけではなく、単にオスにしか興味を示さないだけの、つまり同性愛蝿というわけだ |
ここから科学技術振興事業団の「行動進化プロジェクト」では性行動を決定する遺伝子の一つを特定し、その構造を明らかにしたとある |
つまりなんですかい、ようはエッチをしたいって思ってるのはこのあっしではなく、DNAってわけですかい。するってえとなんですかい、汚れっちまっているのはこのあっしではなく、DNA、遺伝子の一部だってわけですかい |
よかった。私がスケベなのは遺伝子がスケベだからなのだ。正確には遺伝子が私にスケベになれと命令しているのだ。本当によかった。日々煩悩に悩む身にとっては、原因は君にあるんじゃないとのお言葉は地獄に仏の心境です |
もしかすると、あんな事を考えたりこんなことを想像したりするのも遺伝子のせいなのかもしれない。きっとそうだ。私自身は汚れなき心根の持ち主なのだが、遺伝子のやつが汚れちまっているのだって思えばいい。なんて楽なことだろう。責任転嫁ってこういうことなのだ |
でもまてよ、人間のさまざまな行動に遺伝子が関わっている可能性はありそうだが、その遺伝子の特性が実際に現れるかどうかは環境との相互作用だと記事にはある。 いかん、全てを遺伝子におっかぶせることは出来なくなった。いかん、いかん。これではいかん |
するってえとなんですかい。遺伝子だけではなく環境までも私にスケベになれって命令してるってことですかい。つまり、環境までもが汚れちまってるってえことなんですか。だからみだら、ふしだら、よだれだらだら、なんてことを考えてばかりいるんですか、私って |
汚れっちまった悲しみは汚れちまった遺伝子と乱れちまった環境の相互作用の結果なんだってことを理解した次第である |
天声人語 |
行動進化プロジェクト |
振幅は100万分の1cm、周期は数分 |
これが地球の貧乏ゆすりなのだ。ゆっくりとそしてかすかに続く地球の胎動。「海半球ネットワーク」がアラスカなど九個所に設置された高感度地震計の観測データを分析して分かった。大気の変動によって地球が太鼓のように叩かれて自由振動を起こしているのではないかとみられている |
子どもの頃よく親に「貧乏ゆすり」を止めなさいと言われた。そのたびに「うちは貧乏だからいいのだ」とわけの分からない言い訳をしていた。無理矢理父親が膝を上から押さえつけても、止まらなかった。足の力がいかに強いかが良く分かる。働き盛りで筋骨隆々の父親が小学生の膝の上下運動を阻止できなかったのだから |
今でもこの悪癖は直っていない。緊張すると出ると言われるが、緊張がほぐれているのかは分からない。気づかないうちに始まって、例えば机の揺れで気づいたりする |
会議中OHPで映し出された資料の文字が「なんか歪んでいるな」と思ったら自分の「貧乏ゆすり」が原因で小さく上下運動をしていたことも度々だ。誰かに気づかれたんじゃないだろうかと思いながらそーっと、静かに運動を収束させる。いきなり止めるとかえって目立ってしまうからだ。あーあ、恥ずかしい。もちろん今机は震えている。緊張してこの文章を書いているのが分かる。面白い文章が書けないのは才能のせいではなく、きっとこの緊張のせいなのだ |
まったく親の意見は聞いておくものである。しかし貧乏であることにそう変わりはないので、止められないのもしかたない。もちろん食うにこまるなんてことはないが、いつも何かに追い立てられているようで早足に歩き回っている。貧乏性なのだ |
地球も貧乏性なのだろうか? 小さい頃苦労をしたのだろうか? 数分の周期をゆっくりと表現したが、実は地球のガタイのでかさから考えると相当にせわしないのかも知れない。一体何をそんなに緊張しているのだろう。食うに困っているのだろうか。そんなことはないだろうが、「ガイア」さんだってきっと将来の心配があるのだろうから、そっとしておいてあげたい |
「何か心配事?」って聞いて「最近体のあちこちがかゆいんだよね。どこか悪いんじゃないかな」って言われたら困るでしょ。 私たち人類が「かゆみ」の原因だってことはもうしばらく内緒にしておきたいからね |
GAIA(ガイア) |
「国民の負担増は、この一年で四十兆円を越えている」んだそうな |
稲葉興作日商会頭の5日の記者会見での話だ。それを書き移すのもシンドイのだが、、 |
消費税率の引き上げや特別減税の打ち切り、社会保険料の引き上げ、健康保険の本人負担引き上げで9兆円とはよく言われていることだが、まだまだこんなものじゃないんだそうだ |
「低金利政策で家計の金利収入が3兆1千億」「今年一月の速報値を基に計算すると残業代が2千億」「完全失業率の増加で給与の逸失額が6千億」「JR運賃、地下鉄、国内電話料金の負担増などで公共料金の増加が2千億」「株式は12兆5千億」「土地も15兆8千億価値が下がった」さらに、、、。まだあるのかって感じでしょ。もうやめよう |
これが大体去年から今年にかけての一年間での負担増の内訳らしい。いやはや、なんとも驚くべきものだ。人口一億で割ったとしても4万円だ。計算は合っているだろうか。何しろ天文学的数字なので私の電卓では桁が足りないのだ |
5人家族なら20万円。8人家族なら32万円だ。高級なパソコンが変えてしまう。無理すれば車だった買えるっていう大家族だっているかもしれない。20人家族ぐらいになればなんとかなるだろう。新車は無理だけど中古ならうちだってって思ってる人もいるかもしれない |
まあ、いようがいまいがそんなに騒ぐほどではないかもしれないが。それにしてもいきなりこんな「やらずぶったくり」みたいにまき上げなくたっていいじゃないか。「お許しください、お代官様」って泣き付く暇もない。取り付く島もない。なんか気づかないうちに大変なことになっているのだ。 奥さん、化粧なんか直している場合じゃないですよ。お父さん、パチンコなんか行ってる場合じゃないでしょ。ほらほら、もっと新聞読んで、ニュースを聞いて。 ここまで来ると、これはもう詐欺だ。橋本君は嘘吐きだ。私は不満だ。エエイ、バカバカ、ヒトデナシ、とホップ・ステップ・ジャーンプ攻撃となってしまう |
ここまで書いてきて、「まてよ! もしかしたら今回の一連の大蔵省の不祥事とやらは、、、ははーぁ、国民に負担増を気づかせないための茶番劇だったりするんじゃないか」との疑念が生じた。きっとそうだ。そうに決まっている。決まっているったら、決まっている。大蔵と検察と政治家の目くらまし攻撃なんだ。いつもの一人よがりの思い込みで、出来も悪けりゃ、俳優も端役の寝覚めの悪い茶番劇なんだ、って確信した次第である |
日本商工会議所 |
「恥じをかくことをいとわず、無知を最大の武器とすること。そして一つの分野で専門知識を身につけて、異分野に切り込むこと」 |
大阪大学理学部の池谷元伺教授の答えだ。「学際領域に乗り込むコツは?」の問いに対する。単純だから簡素で力強い。量子地球物理学が専門とある。それが「地震の前兆を学問にしたい」と阪神大震災後に取り組んだ地震前兆研究の研究成果をまとめた。「地震の前、なぜ動物は騒ぐのか−電磁気地震学の誕生」がそれだ。(NHKブックス) |
出来もしない地震予知ばっかりやっているから日本の地震学は遅れているのだ、なんて指摘される昨今。「地震のシロウト」の池谷教授は、予知に使えるかどうかの前に前兆現象をちゃんとした科学にしたいと考えている。 |
新聞には実験室のナマズと池谷教授の写真。なんでもネズミ、カイコ、メダカ、ウナギなどを飼育しているそうだ。神戸市の動物園の協力でアシカの実験までしているらしい。 動物異常行動の研究に「教授異常行動」と呼ばれるほど熱中しているとある。うまいことをいう。多分本人の弁だろう。 |
詳しいことは知らないが、犬が吠えた、鳥が騒いだみたいなことからカイコやメダカが一方向に並んだとか色々な異常行動があるらしい。教授はこれを震源の岩石破壊にともなって発生する電磁波で説明しようとしている。電気製品の誤動作、空の発光現象なども説明できるという。興味のある方は本を読んでみてはどうだろう。そして面白かったらぜひ私に教えて欲しい |
異常行動といえば、好きな女性を前にしたときの行動も相当に異常である。赤くなる、熱くなる、硬くなるなど主に「…になる」系の異常行動が多いような気がする。迫りたい、倒したい、覆い被さりたいなどの、「…したい」系ももちろん多い。しかしこれらは必ずしも好きな女性の前だけではない。かなりの女性の前で発生する。相当の二乗ぐらいの異常行動といえる |
では好きな女性の前だけで起きる異常行動とは何だと考えてみて、驚くほど少ないことに驚く。驚くほど少ないのだから驚くのは当たり前であるが、言い方が変になってしまうくらいに少ない。 せいぜい、赤くなる、熱くなる、硬くなるぐらいだ。もちろんこっちの方はさっきの赤くなる、熱くなる、硬くなるとは違う。 顔が赤くなる、胸が熱くなる、心が硬くなるの方だ。結局、上半身と下半身との違いが好きな女生とただの女性との違いなのかもしれない。しかし不届きなことに若いうちは好きな女性の前でも下半身が意志を持ってしまうのが哀しい |
言い忘れたが池谷教授は二十五年前電子スピン共鳴で年代測定するという物性物理と地球科学の学際領域を切り開いたパイオニアなのである。きっと下半身の異常行動はとうに卒業したに違いない、って思った次第である |
量子地球物理研究室 (池谷研究室) |
「地震前兆現象の謎を解く」 |
全部で13件だ |
8月に2件、9月に2件、10月に2件、11月1件、12月に2件、1月に3件、2月は1件 |
これが8月からGeocitiesにHPを出してから届いたメールの総数だ。こんなもんだ。もちろん友達からのメールは省いてあるから、このHPをみて面白いと感じてくれた人の総数ということになる。なんてこった、全部で13名しか面白がっていないという結果が出てしまった |
内6件はリンクしたいとの奇特なる申し出である。してみるとリンク依頼率はなんと46.2%の高率だ。これは凄い。もし一万件のメールが来たとしたら4620件もリンクされてしまう計算だ。これは驚きだ。こんな意味ない計算をすること自体が驚きだ。開幕3日目で打席数が極端に少ないくせに打率を論じるのと同じだ。いや、まてよ何しろリンクだ。ヒット4本分の価値がある。(とことん意味ない議論だとわかってはいるのだが、ふざけていないと底無しの穴に落ちていってしまうようで恐いのだ) |
この頃のアクセスはコンスタントに100〜150人だ。もちろん週にである。月にではない。涙がでる。どうせでるなら嬉し涙がいいのに。不思議なことに減りもしなければ増えもしない。完全に底値安定だ。何をしても増えないということは何もしなくてもいいのだ、そういう人がいても不思議はない。反論する気力もない |
内4件が女性だ。予想した以上の35.7%の確率だ。イチローも真っ青の高率だ。どないなっとるんだ。インターネット人口に占める女性の比率は2割から3割らしいからこの係数を考えにいれると半分以上の人が女性ということになる。うーん、まいった。あてが外れた。男はどうした? ♂はどうした! どこへ行った? |
内12件が日本人からだ。さすがだ。日本語しかないページなのでこれは納得だ。むしろわけの分からない英語のメールの方が異常だ。無視しよう |
月に換算すると2件、週に換算すると0.5件だ。大体4つぐらいコーナーを更新するのでコーナーに換算すると0.13件だ。ここまで書いてきてやっと0.13件、つまりちょっと面白いかなって思ってくれる人が0.13人だけ増えたことになる。でもこれはあくまで計算上の話。計算が正しいかは考えなくてもわかるが、あえて半年後にまた報告しようと思った次第である |
統計データ |
不屈、不倒の闘争記 |
2月6日の朝日新聞によれば、インドの人口が15億人で中国を抜いた |
わずか千六百万の僅差である。もっともこれ、2050年のお話だ |
4日に発表された国連人口部の世界人口の長期予測によると、出生率は世界的に減少していくものの寿命の延びなどで高齢化が進む、全体の増加の95%が発展途上国で起こる、のだ。そして上記のように中国、インドともに15億の大台に乗る。現在の中国12億、インドは9億だからインドの追い上げすさまじく、後50年程で追いつき追い越す |
でも増加率ならアフリカも負けていない。いや、負けていないどころか断トツの一位だ。何しろ2150年には4倍の28億人に伸びるのだ。この時世界人口は108億人。一体どこまで増えるのだ。心配はいらない2200年には110億と安定するらしい |
成る程やっぱりこれからは中国とインドか。初めにアジアを攻めて次のアフリカにも備えなければならないな、なんて考えている社長さんもいるかもしれない。なんとも平和だ |
もしかしたらその頃は食料危機が、環境破壊がなんて考えないのだろうね。もっともそうなったらこれほど人口は増えないわけで環境問題って一種の地球の防衛本能かもしれないって思った。ひょっとしたらエイズだって地球の免疫機能かもしれない。成る程人類は地球のガン細胞なのだ。ああっ、そうか、俺は単なるガン細胞だったんだ |
そこまで考えて新聞記事に目をやると「中国の一人っ子政策が続くと仮定した結果だ」とあるではないか。いかん!! この予測に発憤した中国が「君子豹変す」とばかり産めよ増やせよと政策転換でもしたらどうなる。どうなるか、はっきりとは分からないが少なくともどちらが勝つか勝負の行方は混沌としてくるのは確かだ |
いや、そんな政策転換なんて大袈裟にしなくたって農村部で行われているという隠し人口を上乗せすれば千六百万ぐらい、あっという間に逆転だよって、考えた次第である |
世界の人口、食料およびGDP |
人口の増大 |
死亡率は64% |
19日付の英紙インディペンデントが報じるところによれば病気治療を目的に人間の遺伝子を組み込んだクローン羊に死亡率が高いなどの異常が起きているらしい |
クローン羊「ドリー」や人間の血液凝固因子をつくる遺伝子を組み込んだクローン羊「ポリー」を誕生させた民間の「PPLセラピューティクス社」の英政府への報告書が情報源とのこと |
異常が起きているのはその「ポリー」から作られたクローン羊で14匹のうち9匹が死亡した。体重にもばらつきがみられ1匹は8.7キロと予想を上回ったが残りの羊は3キロ程度 |
科学の可能性と胡散臭さを併せ持つ話題にさらにもう一つ胡散臭さが加わったわけだ。なにしろ通常の死亡率は8%だそうで、こりゃ相当に高い |
もっとも「だから止めるべきだ」といった議論をする気はないし、かといって「もっと頑張れ」でもない。何でも初めは大変だし、失敗はつきものだし、まあこんなもんだろうってのが正直な感想だ |
ただ、ちょっとだけ気になるのはなんとなく感じている「危うさ」みたいなものがこの話に潜んでいる点だ。人間だって動物なので身の安全をはかるために「危険」を察知する能力が誰にも備えられているはずだ。その感覚が「注意しろ」と言っている。「近寄るな」と教えている。そんな気がするので、この手の技術から作り出される製品はよっぽど安全が確認されない限りは、積極的に使ってみる気はない。例え将来の話であってもね |
でもこの将来っての曲者なんだぜ。今感じた「危うさ」を将来もちゃんと感じる事ができるって保証はないのだから。知識と論理で何重にも包装された、説明とか実績とか計算とかでグルグルに包装された製品から危険を嗅ぎ出すのは至難の業だ。神業だ。薬害の歴史がそれを証明している。自分を守ることは大変だ。相手は手強い |
対抗するにはただひとつ「臆病である」ってことだね。人間は必ず間違いを起こす生き物だってことに「臆病である」ことだねって、考えた次第である |
クローン羊ドリー |
クローンとクローンでない羊のLove Loveリンク集!! |
「プロパンガス燃料ボンベの締込み不足」が三件。「予想を超えた強風」が一件。「トーチを進行方向に傾けて走行したため消える」が四件 |
長野冬季五輪の聖火が消えるトラブるが相次いでトーチを製造した会社が14日長野市で釈明会見した。最初の二つの原因はNAOCの調査ですでに指摘されていたので最後の一件が新たに加わったことになる |
実験によりトーチを前に傾けると炎が逆流し、熱で膨張したウレタン製のパッキングが膨張しガスの出口をふさいで火が消える事が分かったそうだ。 |
この記者会見でメーカーは正しい持ち方のイラストを配布した。垂直に持つのが正しい。後ろに傾けるのもよろしい。前には倒さないでね、ということだ。しかしこれが釈明会見と呼べるのだろうか、とはへそ曲がりの独り言 |
18日から空気取り入れ口にアルミ板を取り付けた改良型を使用するので、問題はなくなると思われているのだろう |
まあ、しばらくは我慢してね、ということだ |
でも新聞に載ったイラストをみて思うのだが一番走りやすい姿勢は前に傾けながらなのではないだろうか。疲れてきて腕が下がれば自然と聖火も前のめりになるような気がするのだ。でもあくまで正しい持ち方は垂直なので、そんなことは許されないのだ。作った人が言うのだから文句を言っては行けないのだ。そうなのだ。いけないのだ |
しかしプロパンガス燃料ボンベの締込み不足や予想を超えた強風についてはどうなってるのだ? アルミの板と正しい持ち方で解決するのか。かなり怪しい。相当臭い。「もしまた消えたらどうしてくれる。えっ、どうするんだよ」なんて詰め寄る人のために今度の改良型には小さく「本品を傾けて使用した場合や予想を超えた自然環境の中で使用した場合は断りなく火が消える場合があります」との注意書きがあるらしい。また万一に備えて燃料ボンベを閉めるための簡易治具が付けてあるという噂がある |
もちろん私が勝手に作った与太話であるが、何でもかんでも責任逃れの注意書きが氾濫している世の中ではありえなくもないねって、考えた次第である |
聖火トラブル1週間に9回 原因究明急ぐ |
過去の聖火リレー中のアクシデント |
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