2000年4月、こんな言葉がありました
言葉は温かい、言葉は辛い、そして言葉はやるせない
特に断りがない場合は、朝日新聞から引用しています
この一週間の世界を振り返ります。どんな言葉があったのでしょう
引用時のミスには気を付けているつもりですが、何かありましたらメールでご指摘ください
メールはこちら憂鬱のKまで、ほんとだよ、ほんとに待ってるんだよほんとだと言ってるのに
♀、♂、NEWS
、今週のボキャ貧 、今月の経済
、読み人知らず マーク付けました
★最近の言葉
(4/22)
♂ 「心の持ち方を変えれば苦しみを減らすことができる。これは人間に与えられた優れた能力だ」
♂ 「私は75歳になって、人生の終わりがどんなものか、いかに優美にそれを迎えられるかを真剣に考えるようになった」
♂ 「一日は長く、夜は明けない。祈り、コーランを読んで、自分を忙しくしている」
♂ 「しかしそもそも言語とはむしろお互いを隔てるためのディスコミュニケーション・ツールでもあるのだ」
- 「国と国、地域と地域、世代と世代、人と人を言語は隔てる」
- 「友達関係というより、仕事仲間だったり、偶然の隣人だったりという寒々しい環境に置かれた大人たちのコミュニケーション。大人たちが言う正しい日本語とはむしろこういう環境で機能する方言にすぎないのかも知れない」
♂ 「百姓の仕事は『農業生産者』という言葉では表しきれん。命と暮らしにかかわるすべての仕事をしているからね」
読み人知らず 「よしっ、いいぞ」
- 米国株価急落の次ぎの日、17日のニューヨーク証券取引所の立会場で主要指標が上昇に転じて
(4/15)
♀ 「ゴルフでもティーショットだけで勝負が決まるのでは面白くないし、リカバリーがきく社会の方が健全だと思いますよ」
- iモード開発・普及に貢献した前NTTドコモ企画室長 松永真理さんの言葉
- 「若い人にとって、新卒の就職というたった1回のチャンスで人生のすべてが決まるのはあまりに酷です」に続いて
- 自身もきりのいい2000年で一度リセット、3月末でNTTドコモを退社
- 「コンテンツの勝利です。しかも情報機器として分をわきまえていたからでしょう。開発段階でiモードはコンビニだと考えてました。コンビニも最初は、何でもそろうスーパーや百貨店があるのに、なんで必要なの、といわれていたでしょ」と成功の秘密を
♀ 「女性は世界の人口の半分もいるのよ」
- IOC副会長 アニタ・デフランツ(47)さんの言葉
- 「当たり前のことでしょう。私は、この世にあるもので女性スポーツのために利用できるものは、すべて使わせてもらってきたわ」
- 女性のスポーツへの進出を訴え続けてきた。96年IOCや国内オリンピック委員会の会長、理事となる女性の比率を2005年までに20%にすることを提案、議決されたことを
- 女性初の会長候補といわれる。「私がIOCの会長ねぇ。いつか分からないけど、あるかもしれないわ」と語った
♀ 「危険を冒せ。最後にはきっと、それだけの価値がある」
- オーストラリア女子サッカーチーム主将 アリソン・フォーマン(31)さんの人生訓
- 昨年12月、豪州代表チーム「マティルダス」の選手12名のヌードカレンダーで世界の話題をさらった
♂ 「地元の人が試合を見に来ないような、空洞化したホームタウンにはしたくない」
- J1初挑戦 FC東京のサポーター依田耕児さん(35)の言葉
♂ 「行政は停滞しません。日本政府はそういうふうにできていない」
- 「普通に動くという点では世界に冠たるもの。こういうとき日本は強い」と続く
♂ 「幸い、家も自家用車もある。家族三人で食べていくのなら何とかなる」
- 経営不振にけじめをつけ役員報酬(給料)を受け取らないことを表明、98年から役員賞与(ボーナス)もゼロが続いている
♂ 「国が貧乏になれば、英語をしゃべれるようになりますよ」
- 映画の中でユニークな英語教育で知られる李陽(リーヤン)氏は「英語を学ぶ目的はただ1つ、金もうけだ」「外貨獲得が愛国心を示す手段だ」と叫ぶ
(4/8)
♂ 「数字の肩に数字が乗っかった時点であきらめて、ルートやログが出てきた時には思わず謝りました。『すみません。もう勘弁してください』って」
- 1976年東京生まれ。「五体不満足」の著者 乙武洋匡さんの言葉
- 「嫌いな科目は、理科と数学。計算をさせたら僕の左(!)に出る者はいないでしょう」に続いて
- 「トークというか『話し』というものにはこだわりがあって、口を開くと芸人根性が出てしまいます」
♀ 「共感できたのは『小渕前首相の一日も早い健康の回復を心からお祈りする』という一ヶ所だけだ」
♂ 「一日一ドルしか収入のない国民が、一日、百ドル以上稼ぐ国民に支払いを続けている」
- 「ウガンダでは、年間の国民所得の七七%が債務負担。日本が最貧国向けの全債権を帳消しにしても、日本人一人当たりの負担は千円にしかなりません」
- 最貧国に対する債務削減は昨年6月のケルン・サミットで合意されたが日本政府は「債務国のモラルハザードにつねがる懸念がある」と単純な債務帳消しには慎重
♂ 「カッコいい大人がいっぱいいることを知った。それが大きな収穫でしたね」
- 「『御法度』で共演させていただいたみなさん、みんな本当にプロ。カッコよくてあこがれたくなりました」に続いて
♂ 「こんな仕事はやめなさい」
- 県青少年保護育成条例違反の疑いで逮捕された高校教諭(40)の言葉
- ソープ従業員の女子高校生にこう言いながら計4、5回指名し
(4/2)
♂ 「いつもポーランド語で考え、感じてきたので、ポーランド語で話します」
- アカデミー賞・名誉賞を贈られたポーランドのアンジェイ・ワイダ監督(74)の受賞挨拶
- 「これは個人の名誉ではなく、ポーランドの映画界にいただいた賞だと思っています。われわれの映画の多くのテーマは、戦争であり、ナチの残虐さであり、共産主義の悲劇でした…」
♂ 「隣の庭先の花を見ちゃあ、きれいだって思うのが人情。でも、それを言っちゃあ、おしまい。後悔なんて、ぜいたくですよ」
- 露天商の団体「東京三寸(さんずん)谷中」の九代目 稔さん(58)の言葉
♂ 「それにしても、ほんとうに茂吉に始まって茂吉に終わったな…。いや、原点に戻ったわけか。すると、再び歩けということか」
- 万葉歌四千五百余首の個人全訳「萬葉集釋注」の斎藤茂吉賞受賞が決まった
- 「国文学者は歌を分解するばかりで総合的にとらえないとの批判を、切に受け止めながら学者人生を送ってきた。鑑賞において歌人に負ける実感を、克服したかった。まして茂吉の名を持つ賞です。うれしい。僕は茂吉に導かれて、この道に入ったようなものだから」
♂ 「人類から進歩の夢を奪い去った時代のような気がします」
- 1938年東京生まれ。分化人類学者 青木保さんの言葉
- 「思想では、マルクス主義の敗北が、平等のユートピアの夢を砕いた。政治では、民主主義のシステムからヒトラーが登場する。夢の暮らしを実現するはずだった科学技術、工業の発展は、原爆を生み、月の裏側のあばた面を暴き、環境問題を引き起こすしね」と続く
- ”二十世紀とはどんな時代だったのでしょうか”と問われ
- 「人々の生活を経験として知ることからしか、文化は理解できませんよ」
♂ 「大統領になってから酒は飲んでいない。赤ワインだけだ」
- 禁酒主義のラキアン大統領補佐官が失言「朝四時に(大統領府で)しらふなのは私だけだ」で辞表を提出
- 大統領は夜に取り巻きたちと飲みながら政策を決定するとも言われ、地元紙などから「真夜中の内閣」とやゆされている
赤ワインは健康のため、だから薬。そうまさに良薬口に苦し、だね |
♀ 「ねえ、おなかすかない? 食べても食べても毎日毎日おなかがすく。生きるってこういうことだよね」
君は偉い! そう、そんなもんだ生きるなんて。最近腹がすかなくなった私、ああ憂鬱だ |
今週のボキャ貧 「財政再建と景気回復のウサギは同じ方向にいる」