2001年11月、こんなことばがありました
言葉は温かい、言葉は辛い、そして言葉はやるせない
特に断りがない場合は、朝日新聞から引用しています
この一週間の世界を振り返ります。どんな言葉があったのでしょう
引用時のミスには気を付けているつもりですが、何かありましたらメールでご指摘ください
メールはこちら憂鬱のKまで、ほんとだよ、ほんとに待ってるんだよほんとだと言ってるのに
♀、♂、NEWS
、今週のサメの脳みそ 、今月の経済
、詠み人知らず マーク付けました
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★最近の言葉 (11/25)
♀ 「幸せって人と比較したり世間に合わせることじゃない。毎日自分を喜ばせてあげること」
♀ 「平凡さこそ私たちが関心を抱く領域です。主人公が大活躍する壮大な物語を撮りたいとは思わない。だって、現実の社会は、そんなものではないから」
- 「アメリカの人はアメリカの映画しか見る機会を与えられていない。これは非常に危険です。他の文化を知らず、その結果自分の文化だけが優れていると信じ込むのは、極端に言えば戦前のナチスにも見られた傾向ですから」
- 「望むものを書いて、俳優を選ぶことができる。この今の自由を、これからも維持していきたい」。俳優、脚本家、監督と幅を広げてきた
♂ 「ディズニーは『子供のために、そして大人の中にいる子供のために映画を作る』と言っていたが、私たちは大人のため、子供の中にいる大人のためのアニメを作っている」
- 映画プロデューサー ジェフリー・カッツェンバーグさんの言葉
- 「美女と野獣」「アラジン」を手がけた後、ディズニーを追われた
- 全米で興行収入320億円を上げたヒット作「シュレック」が公開される
♂ 「それは自分がありきたりの選手でいることはできないということを意味する」
- 米大リーグ、アメリカンリーグの最優秀選手に選ばれたシアトル・マリナーズのイチロー外野手(28)の言葉
- 「ファンや味方、相手の選手をも楽しませる選手にならなければならない」と続く
♂ 「僕は政治家にはなれない。あれほど達成感のない仕事をよくやってるなあと」
- 1935年生まれ。総合規制改革会議議長 宮内義彦オリックス会長の言葉
- 「政治の世界は非合理性の塊で、熱効率は猛烈に悪い」に続いて
- 「本当は私も規制改革会議をやりながら、おかしいと思っている。『なんで民間人が、こんなことをやらなければいけないんだ。政治家の仕事じゃないか』と」
♂ 「お答えを控えさせてもらいたい」
(11/18)
♂ 「こんなとき、僕にできることは何だろう?それは歌をつくってみんなを楽しませることだけなんだ。だから僕は本分を尽くす。自由を取り上げられたくはないからね」
- 「あの日、僕はニューヨークにいて、ツインタワーの最後の瞬間を目撃してしまった。それから事件後、必死で救援に取り組む人たちの英雄的な活動を目にすることもできた。自由を求めてやって来るあらゆる人々を受け入れてきたアメリカが、突然テロの脅威に支配された」に続いて
♂ 「報酬に見合うレベルでプレーができない」
- 引退を表明した米大リーグ マーク・マグワイアさん(37)の言葉
- 「チームのため、ファンのために退く義務がある」と続く
♂ 「一見何でもなさそうなことも、見るに耐えうるものは、いい仕事で細かく作り込まれている」
- 「今日の気分と、その日の気分は違う」と約束事はしない
♂ 「日本人におれのライバルはいない」
- 英フーリガンチームのリーダー スティーブ・コーエンさん(37)の言葉
- 「試合を楽しみ、日本文化を堪能したらおとなしく帰るさ。ドイツやアルゼンチンのフーリガンと出くわさなければな」と続く
- 「サッカーはおれたちの国技だ。戦争と縁が切れない英国で生まれた男は、強い愛国心とプライドを植えつけられて、『闘士』に育つ。フーリガンが強いかどうかは、チームの勝ち負けと同じくらい大事なんだ」
♀ 「川に流した笹舟の後姿を見守っているような感じがして、ちょっと切ないです」
- 「書いたものが活字になると、読み手の方にどんな風に届くかはわからないでしょ?」に続いて
- 「書くことが大好きというわけでもなく、書きたいことが特にあるわけでもないのに、今なぜ書いているのか、自分でも不思議です」
♀ 「ああ、テーマって探すものじゃなくて、出合うものなんだと、分かったんですね」
- 「必死で言葉を学ぶうちに、私はここ中国を撮りたくなっていました。優しくて勤勉な人たち、ゆっくり進む時間、おいしい食べ物で幸せそうな顔、すごくのびのびしている動物」に続いて
(11/11)
♂ 「収入も急に増えて、さして使い道がないから鰻丼の上をとって食べたりした」
- 「なぜ幼児にウケたのかぼくには解らない。とにかくだんだん人気が高くなり、一年に二十五冊出版したりして、なんだか六十歳過ぎて噂に聞いた流行作家みたいになった。テレビアニメ化されて絵本が一千万部超える頃には既に七十歳だもの」に続いて
- 「何をして生きるのか今頃になってやっと解った。ぼくはファミリーな幼児絵本を描くために生まれたのだ。それにしてもおそすぎるよね」と続く
- 「なんのために生まれて なにをして生きるのか 答えられないなんて そんなのいやだ! これはぼくが作詞したアンパンマンソングなんですが、なんのことはない、作者のぼく自身が、なにをして生きるのか、答えられない人だったから情けない」
♂ 「インターネットか。カミさんがやっているよ。おれは後ろで見ているだけだが、それで何も問題はないだろう?」
- 英国のパンク・ロッカー ジョー・ストライマーさんの言葉
- 「いつもは、赤ワインを飲んでいる。銘柄なんかは知らないさ。4ポンド以上のやつだったら、どれも一緒だろ?細かいことにこだわるよりも、もっと大切なことに時間を使いたいんだ」
♂ 「メークアップは人の心を遊ばせる、浮き立たせる、いきいきさせる」
- 1963年生まれ。メークアップアーティスト ティミー西村さんの言葉
- 「プロセスも楽しい。これはエンターテインメントだと思ったんです。メークアップを切り口にして心を動かせますからね」と続く
♂ 「最初の答弁は恥ずかしくて、とても繰り返して聞けない」
- 「『しまった』と思ったけど、戦闘行為じゃないという方がおかしい。非常に反省し、悩みもした。翌日、答弁を修正できたので、何とか息をついた。あれは本当にまずかった」
その場では戦闘行為が行われていないから、ミサイル発射は戦闘行為ではない。との中谷防衛庁長官の答弁を一旦は追認した。まあ、銃を撃っても殺人罪に問われないようなもんだ・・・。中谷さーん!津野さーん! |
詠み人知らず 「多様な客の希望に24時間こたえるための必要経費。もったいないという感覚もまひしてきますね」
- 弁当などの「ご飯もの」で一日2万円が売れ残る。それでも本社の担当者からは売れ残りを平均値の3万円分にするよう指示されている
- 激しい競争を勝ち抜くため無駄を承知で、数も種類も豊富な品揃えが求められているからだ
(11/4)
詠み人知らず 「理由?あんまりないんだよねえ」
- 衆院選挙制度「改革」代替案をまとめた自民党の担当者の言葉
「勝てる選挙区」が欲しい公明党。「創価学会票」が欲しい自民党。どっちもどっち |
♂ 「300%反対。公明党との連立を維持したいという思惑がありあり」
- 「住所によって選び方が違うのは国民に失礼。世論がおかしいといえば執行部でも通せない」は小林興起さん
まあ、早々と立ち消えになりましたが・・・まったく公明党は |
♂ 「自衛官は一生懸命運んでいるんです。能力的には至らないかもしれないが……」
- 「食料投下も米国人の温かい思いやりからなんです。問題は何のためにやっているかという精神なのです」と続く
- PKO協力法に基づいて自衛隊C130輸送機6機で援助物資をパキスタンに運んだ顛末を質問されて
- 3泊4日、隊員140人でテント315張り、毛布200枚他を運んだ
- イギリスのように民間機を使えば1機で11時間ですむという。運んだテントは実はパキスタン製
アメリカの援助物資投下は、もちろんテロへの戦闘行為の一環です。それでも物資は物資です
大臣さんは気楽でいいなぁ |
♀ 「国会のエレベーターに乗ると、男の議員が戦争だ戦争だと騒いでいるのよ。男は戦争というと、どうしてアドレナリンがどっと出ちゃうのかしら」
♂ 「できっこない。20世紀までの人類の歴史を繰り返すだけだ」
- ”アフガン空爆でテロを根絶できるのかどうか”と問われ
- 「だから日本は貧困の克服に政策の重点をおかなくてはいけない。貧しいということは自由がないということでもある」と続く
- 小泉内閣の支持率の高さに「彼のは支持じゃなくて人気だ。何だ、こんなものかとなったら日本人の変化は早い」と語った
♂ 「だから出る以上は、少なくとも村田兆治はほかの人よりは元気で投げられるんだということを示したい。やる以上は負けない。これが私の生き方ですから」
- 昭和24年生まれ。元プロ野球投手 村田兆治さんの言葉
- 「たとえば名球会なんか、はっきり言ってぼくとあと何人かしか、しっかりとした球は投げられませんもの」に続いて
♀ 「人は皆、愛や理想や希望で動いているのではないのだと、私はいつ頃気づいたのか」
- 「それはきっと、恋愛を知るのと同じ頃だったはずだ」と続く
♂ 「自分の暮らす場所から逃げず、地道に根をはってこそ、花を咲かせられると思う」
♂ 「引っ込み方までのり平先生に教えられた通りにしなくてもよかったのに」
- 三木のり平劇団の後輩が落語家・古今亭志ん朝さんの死を悼んで