99年6月 こんな言葉がありました


言葉は温かい、言葉は辛い、そして言葉はやるせない

特に断りがない場合は、朝日新聞から引用しています
この一週間の世界を振り返ります。どんな言葉があったのでしょう
引用時のミスには気を付けているつもりですが、何かありましたらメールでご指摘ください

メールはこちら憂鬱のKまで、ほんとだよ、ほんとに待ってるんだよほんとだと言ってるのに

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最近の言葉 (6/27)

「今回は打ちのめされた感じだけれど、今度は打ちのめしてやる」

ジャンボに聞かせてやりたい


「議論してコンセンサスを得ながら映画を撮るなんて、ろくでもない。ぼくのやりたいことのために、みんなに才能を発揮してもらう」

元気印の2連発。少しは元気が出ましたでしょうか


「いまさら過去を隠してもしょうがない。むしろ不完全だから、達成する喜びがあるんだと気付いたの」


「最近『「少年A」この子を生んで…』を読んでショックを受けた。この両親は『人の痛みが分かる人間になれ』といったモラルは教えるけど、『どうしたら楽しく生きられるか』は教えようとしない。思いつかないんだね、日常を楽しく生きていないから」

知らない間に世の中は「少女革命ウテナ」で大変なことになっている、らしい


「日本銀行が資金を供給しようとしても、市場の方が『もうこれ以上はいりません』というほど、お金は行き渡っている」


「自信を持つのと調子に乗るのは違いますからね」

好事魔多し、と派内幹部も心配している。橋本前首相の二の舞だけは…

(6/20)

「人々が石を投げ、爆弾を抱えるのは、『失うもの』がないからだ。人々を豊かにし、『失いたくないもの』を与えることこそ、真の和平につながる」


「この戦争に勝敗はない。誰もが敗者だ。一番苦しむのはいつだって、貧しい、ふつうの人々だよ」


「人間で言うと身長と体重と視力を足してランクをつけるような間違った数字を国の機関が出すべきではない」


「菅さんが厚相のときにやった話だから問題はたくさんあると思う。しかし、高いところだけ光をあてて保険料を下げるなんて、在宅介護で苦しんでいる人たちを理解しない人の言うことだ」

菅さん、以下の前半がなくても意味は十分に通じますが、あった方が忌みは通じます


「人間というものをあまり真剣に考えてはいけない。うそばかりなんだから。私はこの年まで生きてきて、出会った人はみんなうそつきだった」


「しっかり生きて、次の世代のために死んであげること。人間が死ななかったら、地球は滅びちゃうでしょ」


「できることはすべてやった。IOCはこれ以上何を求めているのだろう」


(6/12)

「安全な世界、民主的な価値、強い米国のための勝利を収めた」

そう、強いアメリカのための勝利だ


「文明を守るためには、時には戦争が必要なこともありうる。これがその例だ」

そう、その最悪の例だ


「彼も、彼も、やるべきことをやった」

そう、兵士も政治家も誰も彼もが


「『世の中に人を傷つけるものがあってはならない』のは当たり前。でもそれを忘れないでいるのは難しい」


「私に言わせれば『女の幸せ』などというものは存在しない。あるのは『私の幸せ』なんだから」


「私が五十年間培ってきた力をしらないんだ『長田教』みたいなもんなんだよ。増資なんて、一声かければすぐだ」


(6/5)

「こんな映画を、あと百年かかっても、ハリウッドは作れないでしょう」


「人間は新しいことをやろうと思ったら少数の良識に頼らざるを得ない。すると政治は多数決に左右されるから駄目だ。企業こそ社会改革の最良の道具だと気づいた」


「換骨奪胎というか、苦心さんたんした公明党の大勝利だ。国民防衛のためやった」

世間ではこれを「焼き直し」という。やはり政治は駄目だ


「国家権力が何でもやっていいのか。そこまで踏み込むのなら、ヒアリングをやるとか慎重に進めるべきだ」


「国際的な秩序と基本的人権の接点はどこかという問題だ。修正で対象犯罪を限定し法律の質は変わった。ギリギリの接点だった」

世間ではこれを「たかが半減」という


「盗聴ではあり得ません。盗聴はあくまでも違法です。これは通信傍受です」

世間ではこれを「レトリック」という


「終わりの始まりであることを願う」


「人々は語った。最も貧しい人も、女性も、我々に信を託した」


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