99年8月、こんな言葉がありました
言葉は温かい、言葉は辛い、そして言葉はやるせない
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★最近の言葉
(8/28)
♀ 「人は自由になるのではなく、自由なのだ。むしろ、自由からは逃げられない」
- 「たいていの人は努力して不自由を見つけ、そこに安心を感じたり、たまにハメをはずして自由を謳歌(おうか)したり、都合にあわせてやりくりしているのだ」と続き
- 「自由はいつもそこにある。私の個人的な感じでは、それは荒野に似ている」で終わる
♂ 「じゅうたん爆撃、しらみつぶし。体力があったら全部、見られるはずですよ。強烈に見る。けんか腰で見る」
- 1932年大阪生まれ。建設写真家・二川幸夫さんの言葉
- 「『年に一度の花見はしよか』はあっても、ぼくは三百六十五日、休まない。それでも何でも来いというには五十六歳までかかった」と続く
- 「海外での移動はすべて車ですね。今、六十六歳。一日千キロは平気で走るよ」と語り「三分の一」の原則のもと一年を米、欧、日と走り回る
♂ 「農業でお金がもうかることを示したい。そうすれば、まねする人が出てくるでしょ」
- 「僕は農業が好き。日本でも中国でも、農民が元気でないのは見たくないんだ」に続き
- 「だから、まじめに働く一方、失敗しないよう、有力者との『関係』作りなどけっこう戦略的ですよ」と笑う
- 中国建国五十年の国威をかけて雲南省で十月末まで開く園芸博で200ヘクタールの会場を埋める花の鉢植えの8割、計三百万鉢を提供する
- 東京のサラリーマンの家庭に生まれたが中学のころには農業することを誓い、現筑波大・農学部時代にはじめたリヤカーでの花売りから園芸農家として成功を収めた
- 農家出身ではないため農地取得が難しく、渡米を決意。ロサンゼルスに園芸場を開いて年商三億、米国籍を取る
- 旅行で遊びに来た中国の町に花は少なく、潤いがないと感じ「自分の力でお花を広めたい」と家族を米国に残し単身赴任し上海郊外に園芸場を開いた
♂ 「私にはちょっとした勇気が、家内には保険があればいい」
- 9月の歌舞伎座公演で始めて宙乗りに挑戦する中村吉右衛門さん(55)の言葉
- 「宙乗りやケレンといっても、奇術とは違い、歌舞伎の芝居です。今度はそう高度なことをするわけではありません」に続いて
読み人知らず 「NHKの放送受信料を払う予算がない」
- 北海道帯広市内の全小・中学41校の校長室と職員室にあった計66台のテレビが撤去された理由
- これまでは受信料は義務教育である小・中学校の全てのテレビが免除対象だったが放送法の見直しにより校長室のテレビなどは免除対象からはずれた
読み人知らず 「おれは強盗だ。冷蔵庫に入れ」
- 名古屋市の「牛丼の吉野家西大須店」で牛丼を注文した男がカウンターを乗り越え調理場に入りアルバイトの男子店員と女子店員を冷蔵庫に閉じ込め現金約37万6千円を奪って逃げた
読み人知らず 「州内には一家に十四人の子供がいる家庭も複数ある」
- ブラジルのアマゾン地域の西部アクレ州の州議会議員がかつてのゴム景気で同州の辺境部に集まり住んだゴム採取人たちに元気を出してもらおうと、無料で性的不能治療薬バイアグラを配布する法案を提出する
- 州内の一部で無料配布したところ好評だったそうだがもちろん反対意見もある
(8/21)
♂ 「都市は、勝者の歴史でつくられた場だ。敗者や弱者は忘却されている」
- 平和を願う美術賞・ヒロシマ賞を受賞し7,8日の夜に広島市の原爆ドームで映像を投影する企画を実現させた
- ドームを人間の頭と顔に見立て、その下の川の護岸に在日韓国・朝鮮人を含む被爆者らの手のビデオを投影しスピーカーで声を流した「すべてが焼けたのに差別だけは焼けなかった」
- 「つらい思いを抱く少数者は、自分たちが苦しむような世界ではいけない、と唱える預言者になれる」
- 「黙って受けとる民主主義でも平和を維持できるかもしれないが、みんなが言いたいことを言い、様々な意見が対立する民主主義の方が、本当の平和を導くのではないか」と語った
♂ 「半面、昔は抑えすぎなきゃならなかった熱気が、抑え過ぎたら出なくなっちゃうんじゃないか、というのはある」
- 昨年の話題作「踊る大捜査線」について「自分は一歩引いて、オーケストラみたいなハーモニーを出したいと思い、結果が出て満足している。少しずつ周りが見えるようになってきた」に続いて
- 「作り手が面白くやっている感じがしないドラマがある。このままじゃやばいな、という気がする。ぼくは面白いことをやる」
読み人知らず 「巨大銀行をつくるのは、『大きすぎてつぶせない銀行』をつくるだけ」
- 「日本の銀行は事業統合やコストの削減の分野では大きな実績がない」
♂ 「すでに処分が終わっている社員に対して改めて事実を公表して社会的制裁を受けさせるのはどうか、と考えた」
- 昨年9月営業部門の副部長がゲーム賭博で警視庁巣鴨署に逮捕されていた事実を公表しなかった点にふれ
盗撮問題を含めこの一連のゴタゴタは、、、。同じようないい訳をちょっと前にも聞いたような気もするが |
今週のボキャ貧 「健康は万全。いかなる酷使も大丈夫と太鼓判を押された」
- 人間ドックを退院し小渕派事務所に駆けつけ綿貫民輔会長らに
- 記者団には「総裁選に勝ち抜く自信がついた。謙虚な自信に満ち溢れている」
謙虚な自信!? もうノリノリですなー。いけいけギャルを思い出します |
(8/14)
♂ 「負の遺産を作り出した大人の一人として申し訳ないけど、21世紀は20世紀の後始末の世紀だと思う」
- 「そうしないと地球最後の世紀になる。命の燃え尽きるまで語りつづけたい」と続く
♂ 「生きて生きて生き抜いて核兵器の監視人に徹する」
- 「ぼくの漫画が人の心を打ち戦争と核兵器をやめようという気持ちになってくれれば、と思う。21世紀は、争いのない地球をめざさなくてはいけない」と続く
♂ 「ピアス販売には原爆投下をあおる意図はまったくなかったが、懸念する声が多く寄せられ、販売は適当でないと判断した」
- 米ニューメキシコ州アルバカーキの国立原子博物館のジム・ワルサー館長の言葉
♂ 「指名はしたかな?覚えていない」
- 鈴木正孝委員からの緊急動議により採決を行った?はずが委員長の指名がないかぎり不規則発言でしかないとの指摘を受けた
♂ 「みんなで独立行政法人化すれば怖くない、なんていう考え方は、ビートたけしのギャグのようだ」
- 行政改革の一環として国立大学の設置形態の見直しが本格化していることを批判
- 「科学技術庁と合体して巨大化する文部省の利害と、東大の利害は明らかに違う」
- 「この十年来、日本の大学は改革を重ねてきた。勝っているチームになぜ手をつけねばならないのか、という徒労感がある。教職員のモラールは必ず低下するだろう」と語った
読み人知らず 「臨時収入はうれしいが、減収分にはとても追いつかない。報道などで妻に知られてしまえば、小遣いの足しにするうまみもない」
- 目標を上回って経費削減ができたトーメンはその分の七億六千八百万円の30%を受給資格者に均等に支給した
- 大規模なリストラを進める同社では98、99の二年間で同一年齢で約2割の年収ダウン
(8/7)
♀ 「でも、被爆者はいつまで元気でいられるのでしょうか。どこまで出かけていけるのでしょうか」
- 「もちろん、被爆者の生の言葉が最も伝える力がある」に続いて
- 被爆体験を語り続けて三十七年、海外にも足を運んできたが、最近はしんどさが増してきた
- 被爆者健康手帳の所持者の平均年齢は69.19歳になった
♂ 「悩むわけにはいかない。私の人生が、それを許さないのだ。はたして、答えになっているだろうか」
- 長崎原爆の投下指揮官、フレデリック・アシュワースさん(87)の言葉
- 「私が一つの都市に死をもたらし、破壊したことに、いくらかの責任があることについてだが…」「私は、苦悩で寝付けないとは言えない立場を取り続けなければならない」に続いて
- ”原爆投下を後悔しているか”の問いに「その質問に答えるべき立場なのは、大統領だったトルーマンだ」と一度ははぐらかした
- 落とされた原爆は「ファット・マン」落としたB29爆撃機は「ボックス・カー」
読み人知らず 「日本人の方がドイツ人と比較して、原爆から知識を得る公算が小さい」
- 原爆計画を統括する軍事政策委員会が四十三年五月、原爆の目標として日本の名を挙げている理由
- ドイツから日本へといつのまにか投下目標がすりかわった
読み人知らず 「原爆の使用をあおる意図はなく、何ら問題はない」
- 米ニューメキシコ州アルバカーキの国立原子博物館の方針
- 原水爆禁止日本協議会から「被爆者の気持ちを踏みにじる」として抗議された原子爆弾型のピアス販売に対して
♂ 「弱者にやさしいディズニーの童話の世界のよう。すばらしくもあるが、同時にどうしようもなく甘い」
- 米ニューヨーク・タイムズの東京支局長を四年半努め、離任に当たって書いた
- 「今世紀の前半には軍事大国として、後半には経済大国として繁栄した日本が、再び輝きを取り戻すことはない」という大型記事が一面に掲載された
♂ 「『グローバルスタンダード』というおかしな和製英語に振り回され、全てを他国と同じにしてしまったのでは、国際競争に勝てるわけがない」
- 「それぞれの国には、それぞれの価値観や国民性がある」に続いて