コラム:おと・おとの法則
ずるくて、こすくて、情けないもの。それが大人の男なのです
解説して欲しい言葉・法則がありましたら憂鬱のKまで、感想もお待ちしています
下期の講義(時間割)
下期の講義
● 法則35 優柔不断
- 昔はこういう男は嫌われたが、現代は単に男というだけで嫌われる
- 何も決められないことは悪である、というのが根本原理であったが、今は余計なことをするのが悪である
- リスク管理手法として官僚の間で定着しているのは数々の薬害事件、銀行破綻を見れば良く分かる
- 政治家の間にも定着しているのは行革審議の変遷を見ればわかる
- あくまで手法として使用しており一種の擬態であるので本当に優柔不断なのかは疑問
- とにかく、とりあえず、とりとめなくでいいかげんなことを言う傾向があるのは大人の男の性癖なのである
- 女性の買い物こそ”優柔不断”だとの反論もあるが、あれこれ迷った挙げ句何も買わないのは、全て買ってしまう愚挙に比べればかなりマシである
- もちろん、狂ったようにバーゲンに群がる狂態まで擁護するつもりはない
● 法則36 医は仁術
- 「医は医術」のはずである。それ以上でもそれ以下でもない。間違ってもそれ以外ではない
時間割へ
● 法則37 多数決
- 少数意見は多数意見に飲み込まれるという解釈が可能である
- 複数の多数意見が存在することは想定されていないので、一つに集約されるまで議論が繰り返されるのが常である
- もちろん政治の世界ではそんな非効率なことは出来ないので、縁や¥や宴や怨や艶や援で集約させるのが常である
- それなら政治の世界で多数決は必要ないとの極論もあることはある
- しかし、この意見には「民主主義はプロセスである」との名言をもって答えたい
- したがってインターネットの世界になっても選挙(投票)はなくならないというのが筆者の予想である
- 一分で結果が出たんじゃ誰も選挙に参加しないというのがその主な根拠である
● 法則38 世論
- 科学万能の世の中にこんなものが存在するとは思えない、何かの間違いであろう
- 一般に世論と言われるものは「新聞論」や「党論」や「TV論」である
- 街角の声はサンプル数の少なさと質の低さから分かるように論と呼べるものではない
- アンケート調査と言われるものも、そのサンプル数の少なさと実施方法の怪しさから信用するのは愚かである
- 世論が変わってゆくのではなく、サンプル数が少な過ぎるので変わったように見えているのである
- 従って、全ては「たまたま」の結果と思うことがポイントである
- 別に「世論の判断を仰ぐ」までもない正論であると期待している
● 法則39
天は二物を与えず
- しかしそれさえも、さして有効に使わぬうちに役立たずになる
- ちなみに筆者はまだ役には立つが使う機会がない点では悲しみは深い
● 法則40 厄年
- 占いと同じで”何か悪いことがあったでしょう?”と聞かれれば誰でも思い当たることがある
- ただ、してもしなくても厄年は厄年で歳が若くなったりするわけでも肩が軽くなるわけでもない。せいぜい悪化しないだけである
時間割へ
● 法則41 弱肉強食
- 昔、南蛮人は野蛮で弱者の肉を強者が食べていると誤解されていたことから
- 欧米文化を見下し排除しようとした鎖国制度時代に作られた言葉
- 文明開化の後は欧米人及び文化は舶来品と呼ばれ、垂涎の対象と化した
- 敗戦後はガムとチョコレートをくれる優しき隣人となり、民主主義の偉大なる教師と崇められた
- 右と左しかないお国柄なので、ビッグバン間近の今日この頃、欧米に対する価値観が反転するのではないかと予想される
- さしあたって、今のうちにオージービーフを食べておくことが得策である
● 法則42 不在証明
- アリバイと呼ばれ、無実を証明するために必要な証明書のこと
- 一般には国家が発行する証明書と民間が発行する証明書の二つがあるといわれる
- 国家が発行するものは多額の寄付がその必須条件であり、国会議員の殆どが所持していると思われる
- 有罪判決を受けた田中角栄氏や佐藤孝行氏は寄付を渋ったか、証明書を紛失したかのどちらかである
- 民間発行のものは、安い分効力も少なく、特に賞味期限が短い点が国家発行のものとの大きな差であると言われる
- 国のものは警察及び裁判所が発行業務を行っており、案件によっては一部税務署が担当することもある
- 民のものは、特に資格は必要無いために「恥じ知らず」であれば誰でも簡単に発行することができる
- 但し国の貴重な収入源を奪うとの理由で厳しい罰を受けることがある
● 法則43
馬子にも衣装
- サラブレッドに見られるように血統はその子の将来を全て決めてしまうという意味に使われる
- 衣装は、昔「衣食住」と言われたくらい重要なものと考えられており、産まれた瞬間に「衣」まで決まってしまっているとの意
- 実際には、血統だけでは人生が決まらないのは馬でも人でも同じある
- 環境、能力、教育といった幾つかの因子の集合体が重要である
- しかし、産まれた瞬間に全てが決まってしまうという点では何ら変わりはない
- もちろん「未来は与えられるものではなく、掴み取るものだ」と言う人が存在するのも確かであるが
- 悪徳政治家や虚業家といわれる人に偏在しているので、大衆受けはしないのが現実である
● 法則44 許容範囲
- 従って嘘にならない範囲が存在し、一般に一票の重みの最高裁判例から
- 従って年齢詐称は30才の人ならハタチと偽るのは許容範囲内であり
- 体重だって、バストだってウエストだってヒップだって殆どが許容範囲内である
- 但し、あくまでも勘違いのふりをすることが大人の知恵であることを付け加えておく
- 特に女性の身体関係の数字には非常に神経質になる性癖が男女ともあるので一割程度が現実的である
- これでもウエスト64を58と言える自由を手に入れたことになるので十分現実的である
- 納税に関してのみ最高裁判例は適応されないので注意が必要である
時間割へ
● 法則45
大は小をかねる
- 小は大を兼ねないが大は小を兼ねると言われたのはかなり前である
- 「大きいことはいいことだ」とチョコレートのCMがあったが、覚えている人が何人いるかは定かではない
- 現在では大は「重・厚・長・大」の意味に使われ、21世紀には絶滅すると考えられている
- 小さければいいかというと三高(さんこう)という言葉があるように一律に論じる事は出来ない
- もちろん、歳が高く・血圧が高く・プライドが高いの三高は問題外である
- しかし、この言葉が亡び去ってしまったわけではない。筆者は毎朝、トイレで実感している次第である
- 大だけで済まそうとしても、条件反射で小も出てしまうのである
● 法則46
帯に短し、たすきに長し
- 帯にするには短いし、たすきにするには長すぎるということで
- どうやっても使えない適用外の長さ、の意味に使われる
- いずれにしろ役立たずであることにはいささかの疑問もない
● 法則47
縦のものを横にもしない
- 縦のものは縦のままで問題はないというのが論理世界の常識である
- これをへ理屈と感じるようではこの講義の理解度が不足していると判断せざるを得ない
● 法則48
瓜(うり)二つ
- 木になる瓜が胡瓜(きゅうり)で地になる瓜が西瓜(すいか)である
- いちいち漢字に振り仮名を振らなければならないのは少々情けないがこれも自分で読みがわからなくなるのを防ぐためなのでしょうがない
- 西洋の瓜を西瓜と勘違いしている輩がいるが西洋の瓜はキューカンバである
- ここで言語学を持ち出すのは筋違いである。念のため注意しておく
- 見るだけの瓜がメロンで手が届かないのがメロンで高値の花がメロンである
- 敵対しているように見える二人も実は陰でくっついてたりしているので注意が必要であるの意
- うっかり、喧嘩している一方に味方してもう一方の悪口でも言おうものなら後で痛いしっぺ返しがあることを覚悟しなければならない
- うっかり、このHPが面白くないなどと人に言おうものなら後で痛いしっぺ返しがあることを覚悟しなければならない
時間割へ
● 法則49 他山の石
- 自分の山からでたわけではないので勝手に使う事はできない、ことから
- たとえどんなに優れたものでも所有権がなければ只の石ころであるの意
- これを模範の意に解する輩がいるが完全なる誤用である。ただ辞書に誤用と載ってるぐらいだから、少し疑う必要がある
- 現代の電子技術を支えている半導体に使われるシリコンは他山の石どころか只の石だったことを考えると
- 手に出来るものは手当たり次第につばをつけておくことも無駄ではないという考え方も成り立つ
- もっとも石ころに価値が出る前に所有者の寿命が尽きるというのが歴史の教えでもある
- 余談ではあるが、半導体に使われるシリコンと豊胸手術に使われるシリコンと舞の海の頭に埋め込まれたシリコンが同じものだという風聞がある
● 法則50 足し算
- 1に1を足しても2にならない現実の世界を否定する演算法則
- 一般に数学と算数と政党政治の数合わせで成立することは証明されている
- 閉じた世界の論理である事は自社の従業員数と売り上げの関係を見れば一目瞭然である
- 従業員数と利益の関係まで見てしまうのは危険であるので自重をすすめる
● 法則51 一攫千金
- 所得の少ない輩ほど金銭欲が強いと思われているが、実は資産の多い輩ほど強欲ではないという事実がある
- これは所得の少ない者のほうが金に対する執着が少ないということではなく、経験の範囲内でしか夢想できないという想像力の欠乏が原因である
- もちろん執着が少ない方が優れているわけでもないので、差があったとしても大した事ではない
- 少なくともこのHPの面白さが半減すると推察されている
● 法則52 四苦八苦
- 産み出す生は苦痛である。稼ぎの少もかなりの苦痛である。腰のマグナムまで小なのは相当の苦痛である
- 歳を取る老は苦痛である。見を粉ににする労もかなりの苦痛である。ぽたぽた垂らされる蝋はまだ経験がないのでわからない。それほど苦痛でないという人達もいる
- 気分すぐれず病は苦痛である。椅子に置かれる鋲も苦痛である。時を刻む秒は相当苦痛である
- これでおしまいの死は苦痛である。一人よがりの詩はかなり苦痛である。出来の悪い子は相当苦痛である
- 筆者は質を落とさずにアクセス数を落とすことに四苦八苦する今日このごろであるが
- 今のところ狙い以上の結果が出ていることを報告しておく
時間割へ
● 法則53 世襲
- 一流の家元、大会社の社長、独裁者、有力政治家の出来の悪い子供が親の権力を継ぐ事
- 只の商人、小さな会社、町内会の役員の子供が親の後を継ぐ時には使わない
- 只の商人、小さな会社、町内会の役員等の小さな役得しか得られない職種、職場では時として美談になったりする事さえある
- やっかみから世襲制度に対する批判は強いが、いっこうになくならないことから必要な制度であることがわかる
- 能力は遺伝、性格は環境、学力は教育、資産は相続により引き継がせることが出来るのに対して
- これ以外にあくどいことをやって手に入れた地位や権力を出来の悪い子供に譲る手段がないことに問題がある
● 法則54
クーデター
- 但しされた方がこう呼ぶだけで、した方は正義の裁きと呼ぶことが多い
- 近年は政権奪取事例よりも社長解任劇で使われる事が多い
- 一般に何もしないことで失敗せず生き残った者が殆どなので当然の帰結である
- クーデターを避けるためにはその前に部下に地位を禅譲する必要がある
- 選択基準は「程々には有能であるが自分よりは劣る」点のみ強調されるきらいがある
- ちなみに禅譲の特殊な形態が世襲であると考える事もできる
- この時の選択基準もまったく同様であり、出来の悪い子供は十分に有資格者だといえる
時間割へ
● 法則55 接待
- 罪に問われることがある汚職・収賄・恐喝等との差は期待するほど大きくない
- 最近は大蔵官僚の特権のように言われているが日本近世百年に渡って行われている慣習
- かつては盆暮れのみに限られていたが今では年中行事となった
- また以前は逆立ちしても庶民が行けないような高級料亭を主な舞台としていたが
- 最近ではホテルのレストランからノーパンしゃぶしゃぶまでテリトリーを拡張している
- ある警察幹部は「接待に名を借りた大蔵省の構造汚職」と言ったが
● 法則56
ノンキャリア
- 半導体の世界では電荷を運ぶものをキャリアと定義し電子と正孔の二つをさす
- 人材派遣の世界ではスペシャリティーと美貌の二つをいう、従ってジェネラリストと醜女はノンキャリアである
- 官僚の世界ではエリートのみをさし、従って接待費が一千万を超えないものはノンキャリアである
- 特に大蔵省のエリートの場合は「キャリアのなかのキャリア」と呼ばないと機嫌が悪いとの風聞がある
- キャリアとノンキャリアの区別は学歴、氏素性と言われているが
- 一番の違いは刑務所の塀の上を落ちずに歩く平衡感覚の有無の差である
- 近年接待漬けによる肥満で平衡感覚が鈍りつつあると指摘されているように
- 「塀の中のキャリア」と呼ばれる日もそう遠くないと予想されている
● 法則57 更迭
- 今後、一時凌ぎの代名詞と呼ばれるようになる予感がする
- 偉い人、特に短気な人の条件反射的人事であることが大半である
- すげ替えた首は以前の首とそう変わらないことがその証左である
- 胴体をすげ替えるのは解体といい、明確に区別しなければならない
- 通常ノンキャリアには「トカゲのしっぽきり」が使われる
● 法則58 辞任
- 人形の首と人形自身以外での更迭との差は「首」と言われる前に「辞める」と言うかどうかだけである
- 従って事例によっては二つの区別が出来ないことが多い
- 「言ったものが勝ち」の世界で数少ない「書かれたものが負け」が示すとおり
- これを世論と勘違いすることが多いが、とりあえず従っておけば大きな失敗はない
時間割へ
● 法則59 答弁
- やる気のない質問者と能力のない質問者と準備不足の質問者が行う追求は概して実り少ない結果になる確率が高い
- 殆どの質問者はこの三つの要素を兼ね備えているのがかねてからの疑問である
- 選挙による選別方式に重大な欠陥があると考えるとかなりの部分を説明できるが大人の世界では、これはタブーである
- 徒労に終わることの一因は、答える方にやる気も能力もあることであるが
- 主因はやる気も能力もある人は、追求する立場より追求される立場を好むことにあり
- やる気も能力も無い人は、追求される立場にいないことを悲しんでいるためである
● 法則60 自問自答
- 国会議員、官僚といった社会的権威と犯罪を犯す確率のどちらも高い職種の人々の間で好んで使われる
- 自分で質問の内容と答えの両方を決められるので実効性は皆無に近いが実用性はかなり高い
- 大蔵省と銀行の間の意見交換や行政指導は形を変えた自問自答である
- ”このHPも本当に面白いのかと自問自答する毎日である”というのが一般的な使用例である
● 法則61
果報は寝て待て
- 「起きていないと生きていけない人」は、「泳いでいないと死んでしまうサメ」と同じで進化していないものと認識されている
- 学習能力が欠落しているために進化に付いてゆけないものと推測される
- バブル崩壊後、殆どの人が実直に生きはじめたことから学ぶべき点を正しく認識していないことが見て取れる
- これでは失敗から何も得ることがない典型例として後世に汚点を残すことになる
- 前回の大蔵・厚生不祥事から罪にならない接待の仕方を学ばなかった官僚と同じく無能といわざるを得ない
- 財のない人のためのリスク管理手法について考察することが正しい姿勢であり、財のある人を諦めるのは敗北である
- もちろん、それでも殆どの人には失敗の道しか選択できないのが事実であり
- だからこそ「金持ち喧嘩せず」で寝てればよいという大人の法則が成立する
- 寝てるだけではアクセス数が増えないのが「貧乏人」の悲しさである
時間割へ
● 法則62 自業自得
- 失うものは名誉・プライド・自由・尊厳といった取るに足らないものであるのに対して
- その外にも、罪・罰・非難・軽蔑・汚名といった小市民では永遠に手に入れられない毒も同時に手にはいる
- 毒はいらないと考えるのは間違いである。得との違いはたかが濁点があるかないかの違いでだけである
- 知識を得れば得るほどほしくなるのが得であることは歴史が、得と毒が紙一重なのは検察が証明している
● 法則63 浅学非才
- 学が浅く才に乏しいことで以前は謙遜で言う言葉でもあったが現代では知識をひけらかす時のみに使われる
- 無知な輩がこんな難しい言葉を知るわけがないのは小学生でも理解できる
- 学歴が高くなるほど卑しくなるのは教育制度に重大な欠陥があるというのが定説である
- 地位が高くなるほど品位がなくなるのは人類のDNAに問題があるという新説が出ている
- 金回りが良くなるほど下世話になるのは欲望のなせる業であるというのは事実としか考えられない
- あと十年もすれば、日本人の殆どが本来の意味の「浅学非才」状況に陥るとの予報が気象庁から出されている
- この程度の予報なら誰でも出来るとのアンケート結果がある
- 先ほど辞任した大蔵大臣にその兆しが見て取れるとは町の噂である
● 法則64 無病息災
- 還暦でプロレスをしたG馬場の座右の銘との地下情報がある
- 但し、還暦プロレスには快挙、暴挙の両論があることを併記しておく
- 退職時に「大過なくサラリーマン生活を送ることが出来ました」が決まり文句だった昭和の頃の流行語
- 「現代人で無病の人がいたとしたらそれは危険な病気である」とのジョークがある程病人が多いとの統計がある
- 一説には医者の半分が病気を持っていると言われ、残る半分の医者は通院していると白状している
- 抗菌、除菌、殺菌の三禁の企業戦略に乗せられた健康好きの愚か者が増えたことが主因
- 愚かだが健康な人は経済活動に寄与しないとの企業論理から愚かなまま不健康にする戦略が密かに進行した
- 企業にとって経済活動とは消費活動と同義であることは議論の余地がない
- 寄生虫の減少が花粉症の増加を招いたとの仮説があるように無菌は大変危険な状況である
- この程度の大人の♂の常識も持ちあわせていない女性を母親に持つ子供は「運が悪かった」と諦めるしかない
時間割へ
● 法則65
疑心暗鬼
- 国民が官僚に抱く感情を疑心暗鬼と呼ぶべきかは意見が分かれる
- 官僚が国会議員に抱く感情を疑心暗鬼と呼ぶべきかは意見が分かれる
- 国会議員が総理大臣に抱く感情を疑心暗鬼と呼ぶべきかは意見が分かれる
- 総理大臣が国民に抱く感情を疑心暗鬼と呼ぶべきかは意見が分かれる
- イラクがアメリカに抱く感情及びアメリカがイラクに抱く感情は疑心暗鬼ではない
- 沖縄人がウンナンチューに抱く感情を判断すべき立場にない
● 法則66
敵対関係
- 敵対関係は対立する、つまり同じ土俵・次元に立っている場合にのみ成立するからである
- ”相手の息の根が止るまで”という信念と情熱を併せ持っている点で
- 国際社会でまるっきり同じ土俵に立つ希有な例といえる
- 嫌いといいながら肉体関係を結んでいる男女関係、または男男関係に比喩できる
- ちなみに官僚は全ての関係を上下関係でとらえるという性癖がある
- もちろん全ての関係において官僚が上であるのは当然である
● 法則67 以心伝心
- 接待する側とされる側で交わされる記録に残らない交信の意味にも使われる
- 社会経験を積むほど能力が高まり、危険度を増すほど必要とされる
- 距離の二乗に反比例し接待金額に比例するとの経験則がある。経済法則と呼ぶ学者もいる
- 大人の♂の常識では「目配せ」と言われる技が必須であるが両者の間には古典としての優美さの有無があげられる
- 我が国では霞ヶ関村における「社会通念の範囲に関する条例」にて一部の住人が罰則を逃れることが出来るようになっている
- 大儀より融通性を重んじる伝統に則っているためであるが国際感覚の欠如と言われることがある
時間割へ
● 法則68 等価交換
- 同じ価値があるもの同士、同志、導師、同紙、同誌、動詞を交換すること
- 朝日と毎日(と読売と産経と日経とスポニチと東スポ)
- 少年マガジンとサンデー(とチャンピオンとジャンプ)
● 法則69 物物交換
● 法則70 自由契約
- 私もこのHPを自由契約にする権利を有していると自負している
● 法則71 社会通念
- あやふやなものに頼らなければならないところが大人の♂の泣き所なのである
時間割へ
● 法則72 白昼夢
- 夢を見ている議員さんと、夢も見ずに眠りこけている議員さんも見ることが出来る
- 何もいい夢とは限らない、悪夢ということも想定しておく必要がある
● 法則73 二番煎じ
- 三番煎じとは言わないことから世の中に認められるのはせいぜい二番までであることが分かる
- さらに春二番と言わないことから殆どの場合は一番のみに価値が認められていると想像出来る
- 二匹目のドジョウが味が落ちるのと同じく二番煎じも風味が落ちる
- 発明や著作の場合の二番煎じは盗用、複製、借用と言われ中国では盛んに推奨されている
- このHPは無断使用を固く拒否しているので転載される心配はない
● 法則74
マイナー
- 陽の当たらない場所、及び人、または社会、まれに会社
- 陽の当たる場所にいても影になってしまうことと、陽の当たらない場所に幽閉されることは意味が違うからである
- 前者は能力がないことを証明された結果であり後者は能力が無いと認定された結果である
- 世の中の大多数の大人の♂はこのどちらかにグループ分けされている
- 漁師にとってはカモもねぎも鍋の材料である事に変わりはないとの比喩は説明になっていないと考えている
- 公平なことに会社の役員会や医師会といった選民の間にもちゃんと存在すると言われている
時間割へ
● 法則75 一方通行
- ∞(無限大)はメビウスの輪の形をしていることから一方通行でないことが推測される
- 往々にして進行方向は断崖絶壁に向かっていることが多い
- パニックに陥らないのは大部分の人が断崖絶壁に到達する前に寿命が尽きるからである
- 気づくのが早いか尽きるのが早いかだけの問題であり、このまま寿命が延びると気づき出す輩が増えるかもしれない
- オイルショック時のトイレットペーパー騒ぎをパニックと呼ぶのはそろそろ止めにした方がいいと言うのが筆者の提言である
- 紙がなくたってウンチョスは出来るというのがその根拠である
● 法則76 調味料
- 「君がいると場がぐっとしまるね」などが使用例である
- しかし、ご飯にかけておいしい調味料は醤油ぐらいである
- 筆者は小さいときよく醤油掛けご飯を食べた。当時これを悪食(あくじき)と呼ぶ人は居なかったとの記録が保管されている
● 法則77 ハイテク
- 通常、商品で寿命が3ヶ月を切るとハイテクの代名詞に使われる
- 大臣の寿命も短いがあれはハイテクとは言わない。技術ではないからである
- 「高級な技術」(高度の技術と勘違いしてはいけない)の語源から分かるように、殆どの人が使いこなせないことを意味している
- 一般に技術の進歩は人間を基準に考えられていないからである
- 従って、悪いのは使いこなせない人間(もちろんパソコンメーカーの社長も含めて)の方であるというのが業界の常識である。
- マニアルの作り方を見ればその傲慢さが如実に表れている
- 一冊のマニアルを読むためには少なくともその5倍の入門書を読まなければならない
- 筆者はパソコンの値段の半分はマニアルの作成費用であるとの裏情報は正しいと確信している
- 「ハイテクはさらなるハイテクで置き換えられる」とのK氏の法則がある
- 従ってもっと使いにくい無用の長物がでて来るまではパソコンはなくならないと予想されている
時間割へ