2002年10月、こんな言葉がありました


言葉は温かい、言葉は辛い、そして言葉はやるせない

特に断りがない場合は、朝日新聞から引用しています
この一週間の世界を振り返ります。どんな言葉があったのでしょう
引用時のミスには気を付けているつもりですが、何かありましたらメールでご指摘ください

メールはこちら憂鬱のKまで、ほんとだよ、ほんとに待ってるんだよほんとだと言ってるのに

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最近の言葉 (10/27)

詠み人知らず 「私たちは、自分のことを考えて投票すべきではない。新しい世代の未来を考えるべきだ」


詠み人知らず 「これまで小泉首相が十分な経済対策をとっていないと批判しておいて、いざ竹中氏が首相の指示通りにやろうとすると、やりすぎだと批判するのは少し奇妙だ」


「夢を持ったら目標が定まる。無理と思たら何もできるかいな。日本のものづくりはそんな弱いことあらへんで」


「分からないけれど、60歳ぐらいになって、その時のクリーンアップと1イニングだけ対戦して、ひょいと抑えられるようだったらいいな、と思うし、できると思う」


「忍耐が必要になる。運動能力、感情を抑える能力、チームメイトを後ろから励まし、束ねる統率力。人間として成熟するのに、いい機会だと思う」


「日本には溝口、黒澤、小津、成瀬といった数人の映画作家は存在したがその国が何なのかを表現する『日本映画』は存在しなかった」


(10/20)

「今、私は夢を見ているようです。人々の心、山、川、谷、みな温かく美しく見えます。空も、土地も、木も、私にささやく。『おかえりなさい。頑張ってきたね』。だから私もうれしそうに『帰ってきました。ありがとう』と元気に話します」


「命が軽いということは、どういうことなんでしょうか。それは心が乾いているということなんじゃないか。乾いているのものは軽い。乾いた心は軽い命をつくりだす」


「理由を自ら説明しないのが悪。それに対して、善は常に自分の正当性を説明しなければならない。裁判は、悪に説明を求めることで単なる復讐であることから免れるのだが、沈黙の前には立ちすくむしかない」


「職場は戦場。負けてはダメです。蛇蝎(だかつ)のごとく嫌われる議論をしても勝つためには、誠実に鬼になる。人から良く思われたいとなどという自分のなかにある欲も捨ててです」


「私に歌ってほしいという曲があり、伝えてほしいという詞があり、それを歌いたいという私がいる。そこにある人の心を大事にして、歌をまず自分に一番響かせたいです」


「日本はトレンドがビジネスになる数少ない国だけど、ファッションをトレンドで買うなんて野蛮なことよ。オリジナリティーがないことの裏返しだもの」


(10/14)

「現在の米政権がイラクについてとっている立場への批判とみなされるべきだ」


「先制攻撃を野放図に適用していった場合、世界は混沌に突入する。このままでは米国がならずもの国家となていしまう」


「上院議員たちよ、気骨を見せろ。憲法を忘れたのか」


「シャロンらが持っている『遺憾倉庫』が空っぽになるんじゃないかと心配だよ。軍事作戦のたびに持ち出すから」


「小学生のころ、電車の運転手になりたかった。今回、新幹線ののぞみに初めて乗れ、うれしかった。出張でのぞみは高いので」

いいですねえ、田中さん。なんともいえない味わいがあります。うらやましい


「常識は必ずしも成功をもたらすエネルギーにならず、むしろ失敗の言い訳に使われます」


「東京なんてゴミだ。金なんか残したってロクでもない。切り花のような知識でなく、きちんと根を張るサイエンスを地元で育てる」


(10/6)

「ノーベル賞委員会は、そこまで頭がおかしくはない」


「米国に言いたい。いかにフセイン大統領が独裁的な圧政者とはいえ、イラク国内には自分を守れない無実の民が大勢いる」


「ドキドキしました。自分の声を町に伝えることができてうれしかった」


詠み人知らず 「この店で肉を買ったことはないが、お金がもらえると聞いて来た」


「間違いを犯さない英雄なんて理解できない。悩むのが人間だもの」


「人間って、自分で仕事して自分で食べて、そしてみんなで和気あいあいになる、これに尽きると思ってるんですよね。それが広がってどんな国もそうなってほしいと思うんですけどね」

初めての投票にドキドキした人も、只で3万円せしめようと思った人も平等に歳をとっていくのです。さあ、彼らの老いたときの楽しみは一体なんだろう?

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