2003年11月、こんな言葉がありました


言葉は温かい、言葉は辛い、そして言葉はやるせない

特に断りがない場合は、朝日新聞から引用しています
この一週間の世界を振り返ります。どんな言葉があったのでしょう
引用時のミスには気を付けているつもりですが、何かありましたらメールでご指摘ください

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最近の言葉 (11/23)

「人事を尽くして天命を待っていたが、政治生命を失うほどの厳しい天命だった」

現在は来年の参議院選への出馬を検討するまでに回復。まったく政治家と官僚はしぶとい


「選挙が終わってむなしい気持ちになる。一体、どういう政策で自民と民主が対決したのか、ちょっと答えが出てこないんだ」

基本路線に大差ない2大政党にどんな意味があるのか?という指摘は結構鋭い


「今回は負けは負けだ。ここは自民党と違うよ、玉虫の政策じゃないよと、もっとはっきりさせなければならなかった。同じなら国民は自民党でいいよとなりますよ」


「保守新党存続の決意で総選挙を戦ったが、終わってみたら焼け野原になった」


「何かの形で成功する。根拠のない自信が今もある。目標は実現させないと意味がない」


「大好きなアーティストたちにも、下り坂になってしまったと感じることがある。『あそこがピークだったんだ』と。そうなったらやめてやると思っていたけど、やめられはしない自分がいた」


「自分のためにというのは、いちばん最後に置こうと思ったのね」


「何もするなと言うなら、郵政事業庁に戻して、官僚による官庁型管理でやったらどうか。その方が分かりやすい」


(11/9)

「菅さんは政権交代を訴えているが、その可能性は全くと言っていいほどない」

共産党が民主党と組む考えがないと発言したため、過半数を取ることができないと断じた。少しえげつないですね


「現職の私が新人のような戦いをしている。信義もクソもない」

自民党系の無所属候補と熾烈な激戦。選挙協力もなにもあったもんじゃないと嘆く。結構えげつないですね


「比例の票は公明へ。賜った分だけ、私どもは選挙区で力を発揮します」

自民党議員に創価学会の票が欲しいなら比例は公明に投票しなさいとの圧力。相当えげつないですね


「本当はこの人も郵政民営化賛成と言いたくなかった。しかし『賛成しない限り、オレは応援しないぞ』と言ったら賛成しました」

選挙に受かりたいから郵政民営化に賛成してくれましたと。かなりえげつないですね。これで候補者に一票入れる気になるのでしょうか? 不思議ですね


「今は『覚悟』という言葉が死語になっている」


「好きな仕事に出合えないと嘆く人の言葉をよく聞きますが、それは探し方を勘違いしているのかもしれません」


(11/3)

「今なぜマニフェストか。政治がかけ声倒れで信頼がないからだ。もし我々が政権を頂いて実行できなければ、潔く政権を去ります」

その意気込みはよしとして、高木さんにそう言われてもねぇ


「全員同じで議論が必要ないなら、自由民主党ではありません」

党の公約に同意することと議論が不必要なこととは別問題。いつもの論理のすり替えでしょうかねぇ


「郵政民営化は愚の骨頂。選挙が終わったら小泉さんと公開討論したい。落選したら討論できません」

落選すると討論できないと誰が決めたんでしょうか。もしそうだとしても選挙の前にすればいいだけの話しで不思議ですねぇ


「だが乱れの最たるものは、ら抜き言葉でも敬語の誤りでもなく、政治家による言葉の形骸化だと常々思っている」

分厚いラブレターとは恋心を抱けぬ相手からもらってしまったマニフェストとのこと


「日本のケネディー家だか何だか知らないが、こっちは庶民、大衆、市民派宣言だ」


「県内の候補者の方は大変に謙虚であられるのか、あるいは田中康夫の価値をさして認めていらっしゃらないのか、そのような申し出もない」


*以上2003年衆議院選挙特集(1)でした


「若い頃、自分は選ばれた人間だと思っていた」


「様々な文化を取り込むことで豊かな音楽がはぐくめる。重要なのは、多様な文化を自分のアイデンティティーを通して咀嚼し、本物に昇華することだと思う」


「驚いた。うわさ好きのご近所、親と子の問題---ぼくらと同じだ」


「老境に達すれば、飄々(ひょうひょう)として生きるのかと想像していたのに、全く違う。とても自由になりました」


「未練はあるよ。でもずっと弱かったチームだから、成長が目に見える。やりがいがあった。生きがいがあった。おもろかった」


「カラスは黒い。だけど、もし上司が『カラスは白いんだ』と言えばうなずくのか。技術に上下関係はない」


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