第2話 初戦、圧勝!名古屋、味噌かつ・手羽先攻撃
 
ある日、リーダーレッドの元に、差出人不明の一通の手紙が届いた。

「名古屋、決戦、待つ。 Dr.T」

それは、紛れもなく多田博士からのメッセージに違いない。

味噌かつ、手羽先…。グルメ心を誘う名古屋は、

関ヶ原を越えてグルメトラベラー6を招き寄せるのであった。

味覚データファイル#2

【味噌かつ】決戦地「矢場とん(やばとん)」

 味噌どころ、木曽を北面にひかえた名古屋では、「かつシリーズ第2弾」を決行。(実は、以前に金井女史のナビゲーターにより、岡山で『デミかつ(デミグラスソースをかけたかつ丼)』と闘っている。)
味噌の甘辛い風味と、とんかつソースのハーモニーが、ご飯を食べやすくしてくれる。決戦が行われたのは、味噌かつの元祖矢場とん(やばとん)」。
イエローとグリーンは、名物メニュー「わらじとんかつ」と対決。お腹がいっぱいになりつつも、みごとに勝利を収める。
しかし、ピンクはお店の人の説得により、すんでのところで「わらじ…」との決戦を回避。
ブルーとブラウンは、地域限定銘柄「名古屋麦酒」をまみえて、ご機嫌の味噌かつ決戦となった。

 

味覚データファイル#3

【手羽先】決戦地「風来坊」

 
 甘塩による、あっさりとした味付けで、いくらでも食べられる手羽先。そのバリエーションは、「手羽ぎょうざ」となって、我々の前に姿を見せるとこもある。名古屋人は、手を汚さぬように食べるこつを知っているらしいが、そんな作法は知らずとも、うまいもんは、うまい。 

 

 

楽勝ムードに包まれた名古屋決戦。

しかし名古屋3大味覚のひとつ、きしめんを食べていないではないか。不覚!

一品一品で訪れる者を温かく迎えながら、実際は数で勝負していたなんて。

奥が深い名古屋の味覚。

きしめんはキオスクで購入、「お持ち帰り」になってしまうのであった。

 

第1話/高松決戦

 第2話/名古屋決戦

第3話/広島決戦

第4話/貴船決戦

第5話/福井決戦


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