ずるくて、こすくて、情けないもの。それが大人の男なのです
解説して欲しい言葉・法則がありましたら憂鬱のKまで、感想もお待ちしています
HOMEへ | 法則1〜10 | 法則11〜20 | 法則21〜30 | 法則31〜40 | 法則41〜50 | |||
最新の法則へ | 法則51〜 | 法則61〜70 | 法則71〜 | 旧・大人の♂の法則 |
11.「破綻前処理」の法則
12.「破綻後処理」の法則
17.「商品券」の法則
18.「筋肉痛」の法則
19.「豹変」の法則
20.「変節」の法則
■ うーん、「早期健全化スキーム」か ■ そうです、一刻も早く抜本的対策が必要です ■ 分かっておる、「危機管理の隙間」が出来てはまずい ■ その通りです。今国会中にはぜひとも ■ しかし、あくまでも「ハードランニング」はまずい ■ 「ハードランディング」です、首相 ■ おお、そうか。ランディングか。やっぱり「自己資本比率」が重要だな ■ おっしゃる通りです。8%は無理でも4%は譲れない線です ■ どうだ、株式評価に「低価法」を認めたら ■ いけません。そんなことをしたら銀行が全滅します ■ うーん、全滅はまずいぞ。全滅は ■ 時間がありません、首相 ■ 時間がないことぐらい分かっておる。アメリカがうるさいことも、民主党が怒っていることもみんなわかっておる。 ■ 一刻の猶予もございません。ご決断を、首相 ■ うーん、大蔵大臣はなんと言ってるか君知らんか ■ 知りません。大蔵大臣は関係ありません。今こそ首相のリーダシップで 破綻前処理 のご決断を。首相、首相!何をやってらっしゃるのですか? ■ いや、まず金融と財政について一から勉強しようと思うのだが、テキストはどこかな? | |
遅い、遅すぎる、こんなことでは。早い、早すぎる、辞めるのが。になってしまうのだ大人の世界は |
■ うーん、早期健全化スキームか ■ もう、その段階は終わりました ■ 何、終わってしまったか。一体いつ終わったのだ ■ 首相が金融と財政についてのテキストをお読みになっている間にです ■ なぜ、わしが読み終わるまで待たなかった。記者会見でちゃんとした答弁が出来ないではないか ■ 記者会見より、破綻後処理です、首相 ■ 破綻後処理? 破綻前処理ではないのか? ■ 間違いではありません。市場は大変なことになっております、首相 ■ 大変なことって、、、第一破綻後処理は以前に決めておいたじゃないか ■ それが、一向に機能しません ■ 機能しないっていわれてもなぁ。わしが決めたんじゃないんだから ■ 誰が決めたとかより、大切なのは早急に対策をこうじることです ■ よし、分かった。大蔵大臣に聞いてみよう ■ 大蔵大臣は、今こちらに向かっております。それよりも首相のお考えを示してください ■ うーん、破綻前のことしか考えてなかったからなぁ。ちょっと待ってくれ ■ もう、待てません。今すぐ決断を ■ とにかく、ハードランディングはしない。日銀が全面的にバックアップするということで手を打ってくれんか ■ そんな呑気なことを言ってる状態ではありません、首相。その日銀が先ほど破綻しました ■ 何、まだわしは日銀法も読んでいないぞ、ちょっと待ってもらってくれ。テキストはどこにある? | |
世にうつろわないものが存在しないことは分かっているのに、信じたがるのです。大人の男は |
■ どーして駄目なんですか? ■ どうしてって聞かれても ■ せ・め・て・理由ぐらい教えてください ■ せめてっていわれても、ねえ ■ 理由も聞かずには納得出来ません ■ 納得出来ないって言われても、ねえ ■ 理不尽です。断固抗議します ■ そんなこと言われてもなあ ■ 理由はないんですか ■ いや、もちろん有りますよ。そりゃ、有りますが ■ どーして、そうやって私たちを差別するんですか ■ どうしてって言われても、やっぱりあんたには男風呂に入ってもらわんと ■ いやーん、そんな恥ずかしいこと出きません ■ 恥ずかしいって言われても、他のお客さんも困るし ■ ひどーい、どうして、ちゃんとわけを言ってください ■ そんな、あんた。わけは分かってるだろう。「そんな難しい質問はしないでください」意地悪だなあ。 ■ ひどーい、どーしてあたしが女風呂に入っちゃいけないの、どーしてー ■ しかしなあ、あんた酒屋の「よし坊」だろ。いくら今日から「よしこ」だと思ってくださいと言われてもなあ | |
これぐらい当たり前のことだったのでしょうか?そうです。常々、誰も落合を雇わなくなった時が野球を辞めるときだと言っておりました。ハイ |
■ どうだろう、ひとつこんなとこで ■ いや、それではみもふたもない ■ ではどうかね、この辺りで ■ とてもとても ■ うーん、粘るね。じゃ思い切ってこういきますか ■ そこをなんとかもう少し ■ これ以上は無理だろう、これが限度だ ■ そんな殺生な、せめてここまで ■ 駄目だ、駄目だ。それは無理な相談だ ■ こちらにも生活がありますんで ■ こっちにだって生活があるだから、お互いほどほどで ■ しかしそれでは去年よりも下がってしまいます ■ 今の厳しい状況を考えて何とか我慢してもらえんかね ■ まだ、家のローンもありますし ■ それは十分に配慮したつもりだ ■ これからの老後のこともありますし ■ もちろんその分も少ないがちょっとは考えてあるんだがね ■ 「もう、世のため、人のためという年齢」は過ぎましたのでこの線は譲れません ■ そんな無体なことは言うつもりはない。どうか、会社のため、わしのために我慢してくれ | |
「子供のため、妻のため」が終わってもまだまだ地獄は続くということです。男も大人も大変です |
■ 全ての責任は総理大臣にあるって言われても ■ 責任はTopにあります。わたしら下々のものにはなんともお答えできません ■ 御自分についてはどう考えているんでしょうか ■ 職務を全うする所存です ■ 実務担当として責任がある、とは考えていないということですね ■ それぞれの人に相応の責任があるというのもひとつの考えではあると思います ■ つまり、あなたにも責任があると ■ そうは申しておりません。それもひとつの考えではあると申し上げたわけです ■ 今回の不祥事について責任は感じておられないということですね ■ 社会的、道義的に至らない点があったことを残念に思っております ■ 責任は感じないが、残念に思うわけですか ■ 下々のものには、それ以上のことは ■ 下々のものにはって、あなたは組織の長ではないのですか ■ 末端組織の細かいことまでは把握しておりません ■ これだけの事案について報告がなかったというのですか ■ 細かいことまではチェックのしようがありません ■ あなたがチェックできないことを総理大臣だってチェックできないのではないですか ■ 私は単に日本を代表する大企業の一会長に過ぎません。私に出来なくても総理大臣になら、ハイ。 | |
会長ともなればこれぐらいのことがシラーとして言えるようでなければいけない。これが大人の世界なのです | |
責任回避:責任を回避すること。自分の下の者に押し付けるのが手っ取り早い。自分より上の者に押し付けるのは高等テクニック。いざとなったら全ての問題を米大統領に押し付ければいいことが露呈してしまった |
■ 敢えて職にとどまり再発防止に尽力することが私の責任の取り方ではないかと ■ 辞めないってことですね ■ で、ありますから。敢えて職にとどまることが私の責任の取り方ではないかと ■ つまりは辞めないってことですね ■ えー、敢えて職にとどまることで私の責任を取りたいと ■ 結局は辞めないってことですね ■ 考えまするに、敢えて職にとどまることによって私の責任が取れるのではないかと ■ 要するに辞めないってことですね ■ 敢えて職にとどまることこそ私の責任の取り方ではないかと ■ どうしても辞めないってことですね ■ だからこそ、敢えて、敢えてですね職にとどまり ■ 辞めたくないんですか ■ はい | |
社長ともなればこれぐらいのことがシラーとして言えるようでなければいけない。これが大人の世界なのです | |
責任転嫁:責任を転嫁すること。天下するは誤用。添加するのは悪用。点火するのは庶民の怒り。通常は下の者に転嫁する。上から責任が降りてきたときには責任の取り方に工夫することで対処が可能 |
■ 商品券を配るんですか ■ そうだ、国もやってるんだから我々がやってもなんら問題はないはずだ ■ いや、まだ実施されたわけではないですし、国がやるから何をやってもいいというのはちょっと乱暴ではないですか ■ 何が無茶なものか。この程度でひるんでいてはこの難局を到底乗り越えることは出来ん ■ しかし、やはり冬のボーナスを商品券で配布するのは… ■ 現物支給の方がありがたいのは分かっているがそうもいかん ■ そう言われてましても… ■ とにかくもう決まったのだからしょうがない ■ い、いつそんな話が決まったのですか ■ たった今に決まっているだろうが、今君と話して決まったんだ ■ 待ってください、私は何も言っていません ■ 言わないということは理解したということだ。それが社会の常識だ ■ そんな常識は知りません。とにかく私は賛成できかねます ■ 今更そんなことを言ってももう遅い。さっそく手配をしてくれたまえ ■ そんなに急には出来ません。準備もありますし何より組合を説得しませんと ■ 任せた、全て君の責任でやってくれ ■ 私の責任って、そんな無茶苦茶なこと ■ とにかく、今年は現物支給は絶対に駄目だ。造幣局もボーナスは商品券。分かったね | |
こんな馬鹿な話はありえない。それでも国民には商品券が配られる。大人の世界は不可思議である | |
無茶苦茶:出来の悪い計画が潰れるときの音が「ムチャ」潰されるときの音が「クチャ」 |
■ イタタッ ■ 何やってるんですか ■ 何をって、アタッ。そっと歩かないと ■ 筋肉痛ですか ■ オツツ ■ 年甲斐もなく頑張り過ぎですよ ■ アゥゥ ■ ほどほどにしとかないと、もう若くないんですから ■ イテテテッ ■ この辺ですか、痛いのは ■ アタタタタッ ■ こっちも痛いんじゃないですか、このあたりなんか特に ■ ウギャギャギャギャギャー | |
多分これぐらい今の日本は情けないことになっているということに大人の男は気がついているのです | |
筋肉痛:若いときは過度の運動による局所的な筋肉の痛みを意味する。適度な運動による全身の激痛を体験すればもう立派な大人の仲間入りです |
■ 豹変といわれてもいいんですか ■ 致し方ない ■ しかし、それでは今までの主張はなんだったのですか ■ 是非もない ■ 通すべき筋を唱えてきたはずです ■ 埒(らち)もない ■ 野合の衆といわれかねません ■ 無理もない ■ 単なる数合わせではないんですか ■ 意味もない ■ 手続きを踏むべきです ■ 術(すべ)もない ■ 反発を押さえ切れません ■ にべもない ■ 一体何があるんですか、この連立に ■ さあ? ■ 原理原則が一番大切なものではないんですか ■ 党利党略がもっと大切だ | |
絶対一朗君とは遊ばないと言っていたのに、おやつに目がくらんじゃったのかなあ | |
君子豹変:「君子」は賢いので「豹変」する。「小子」は愚かだから頑固で、果ては頑迷で。 よかった小子で |
■ 変節といわれてもいいんですか ■ 構わない ■ しかし、それでは今までの主張はなんだったのですか ■ 気にしない ■ 通すべき筋を唱えてきたはずです ■ 振り向かない ■ 野合の衆といわれかねません ■ 聞こえない ■ 単なる数合わせではないんですか ■ 聞きたくない ■ 手続きを踏むべきです ■ 聞く耳ない ■ 反発を押さえ切れません ■ 聞く気もない ■ 一体何があるんですか、この連立に ■ さあ? ■ 原理原則が一番大切なものではないんですか ■ 党利党略がもっと大切だ | |
絶対自民党なんか潰してやるって言ってたのに、何に目がくらんじゃったのかなあ | |
変節:「君子」の関節はなんか変なんです。だからいかようにも曲がりくねる事ができるのです。 よかった小子で |
HOMEへ | 法則1〜10 | 法則11〜20 | 法則21〜30 | 法則31〜40 | 法則41〜50 | |||
最新の法則へ | 法則51〜 | 法則61〜70 | 法則71〜 | 旧・大人の♂の法則 |