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◆◇◆ 第二話 結婚式(後編) ◆◇◆ |
リハーサルも終えて、いよいよ本番。 参列者は次々と式場に入ります。 ドアの向こうでは進行の方が、挨拶と前ふりをしている間、 ぺん太とうさぴょんの緊張は赤丸急上昇! やがて・・・・ 進行:それでは新郎・新婦の入場です。 の言葉とともに音楽が。 でも、音楽のピークにドアが開くので、なかなか開けてくれない。 音楽と緊張がピークに達したとき、ようやくドアが開きました。 スポットライトの中、しずしずとバージンロードを歩く2人(←ぺん太緊張のため半死中) リハーサル通り、宣誓台の並び立って一礼。 進行の方のありがた〜いお言葉の後、宣誓文を読み始めるぺん太(新郎新婦が交互に読むのね)。 一字一句確かめるように読んだから、2人とも噛まずに無事クリア(ほっ)。 次は指輪の交換。 まず、ぺん太が少しふるえる手で、うさの左手を取り薬指へ。 うさ、ご満悦です。 次に、うさがぺん太の左手をとり指輪を人差し指へ・・・。 緊張のため、思考速度が極端低下していたぺん太は、 ぺん:(あれ?この指やったっけ?そういや、うさもこの指に指輪をしてることがあったなぁ〜。)←約1秒 と考えていると、廻りからクスクスと笑い声が! ぺん:(違う!)おい、ちゃうぞ・・・。 と小声で教えると、『何が?』ってな顔で見返すうさ。 再び手を見たうさの顔は・・・。 うさ:(げっ!やってもうた)ご、ごめん。 と一言いうと、あわててはめ直すのでした。 この一件で緊張がほぐれたのか、後の進行は緊張も少なく無事に式を終えました。 (これに比べりゃ、キスなんて『屁』でもありません。(^^;) −つづく− |