≪Jump≫ 【ホームページ】 【チャット】 【リレー小説】 【伝言板】 |
【 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第七話 第八話 第九話 第十話 】 |
◆◇◆ 第六話 新婚旅行(1日目 後編) ◆◇◆ |
飛行機は無事に離陸し、ぺん太とうさは雲の上にいます。 各種書類(出入国カードなど)が配られて、一生懸命書いております。 ところが、そのうちの1枚の裏面に次のようなことが書かれていました。 〜<中略>や乳製品、卵などを所持していますか? 〜<中略>や生鮮物、果実などを所持していますか? (ギクッ) そう!空港でお義母さんに貰った柿とゆで卵です。 ぺん:おい、ココは『はい』かな? うさ:う〜ん、へたに『はい』にして後でもめるのもねぇ〜。 ぺん:そうやな。とりあえず後でスッチーに聞いてみよう。 初めての海外旅行で対処方法が判らない2人でした(^^;;。 なんだかんだとしてる間に機内食が運ばれてきました。 ぺん太が元気に食ってる横で、うさは食が進んでいません。 ぺん:食べへんの? うさ:あんまり欲しくない。 ぺん:気分悪い? うさ:う〜ん、そうでもないけど・・・。 ぺん:ちょっとでも食べや。 なんとか半分まで食べたものの、そこでSTOP。 うさ:もういらん。 ぺん:ほんならやめとき。 うさ:でも、デザートのチョコレートケーキは取っておきたいなぁ。 ぺん:スッチーに聞いてみ。 という訳で食器類を回収にきたスッチーに聞いてみるうさ。 うさ :あの〜、このケーキ取って置いて後で食べたいんですけど・・・・。 スッチ:そうですか。機内でなら構いませんけど、空港の外に持ち出すことはできませんよ。 検疫で引っかかるかもしれませんので。 ぺん :(な、なに〜!) 当然、ゆで卵と柿も×。 残された手は、証拠隠滅しかありません。 とりあえず、ゆで卵から処分する(食べる)ことにしました。 しかし、これは大きな失敗でした。 お義母さんの持ってきたゆで卵は市販品で、しかもカレー味ゥ。 ゆで卵のむつこさにカレー風味が加わってダメージ度200%です(TT)。 うさ:柿、食べれない。 ぺん:俺も・・・。 仕方なく空港のトイレで処分することにしました。(お義母さん、御免なさい。) その後、飛行機は無事にグアムに到着。 入国審査と柿の処分も無事に完了しグアムの地を踏むことができました。 巡回バスに乗ってPICホテルに到着。 夕食までの時間を利用してホテル内の散策です。 たくさんのプールとプライベートビーチ、施設の充実ぶりにぺん太とうさは大喜びです。 夕食の時間になりレストランへと向かいます。(ちなみに3食ともバイキング形式でした。) ボーイさんがテーブルへとエスコートしてくれます。 テーブルに手荷物を置いて、バイキングへ。 食材の多さにびっくりです。(日本食もありました。) テーブルに戻り食事をしていると、向かいの席にクラブメイツ (施設内での遊びのインストラクター。もち外人。)のお姉さんが座りました。 メイツ:Good evening! Fine? ぺん :Fine thank you! and you? メイツ:Fine too! う〜ん、いい感じです。海外に来たって感じっス(TT)。 ぺん太は小4までアメリカンスクールに通っていたので、多少の会話ならなんとかなります。(ふっふ〜ん) ちなみにうさは・・・・・固まってます。 食事を終えた後は、夜の散策に出たりして1日目を終えました。 −つづく− |