】
≪Jump≫ 【ホームページ】 【チャット】 【リレー小説】 【伝言板】
結婚・新婚奮戦記
【  第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第七話 第八話 第九話 第十話  】
◆◇◆  第五話 新婚旅行(1日目 前編)  ◆◇◆

いよいよ新婚旅行先のグアムに出発です。
タクシーで南海電車の難波駅に向かうぺん太とうさ。
駅に着くとラッシュ時間のためかサラリーマン&OLの波!
それを尻目にラピート号で関空に向かいます。
座席に座るものの何やら足下が狭い。
よく見るとうさの手荷物が転がっている。

ぺん:荷物、上に置けよ〜。
うさ:え?だって網棚ないやん。
すっくと立ち上がったぺん太は、グローブボックス(みたいなもの)を開けて指さす。
ぺん:ココ。
うさ:おお〜。最近の電車は便利やねぇ。(←婆さんかお前は。)
先が思いやられます・・・。

関空に無事到着すると航空チケットを貰うためカウンターへ向かう2人。
関空ではうさの両親が見送りきてくれる予定なので、到着までの間に朝食をとりました。
両親が到着をする頃には、出国手続きの時間が迫っていたので、
挨拶もそこそこに手続きカウンターへ。
(この時、お義母さんが『あとで食べや』ってゆで卵と柿をくれたのですが、
後で問題になるんだな。)

出国手続きも無事パス(^^;して、なんやかんやとしてると飛行機に乗る時間になりました。
初めての飛行機で、わくわくしているぺん太。(←『トップガン』のテーマ(古い?)なんか口ずさんでます。)
しかし、横のうさは憂鬱そうです。
そう!うさは急に止まってくれない乗り物がキライ。(おまけの乗り物酔いもするらしい)
見かねたぺん太が緊張をほぐします。(う〜ん、やさしいな俺って)

ぺん:ねぇ?
うさ:な、何?
ぺん:グアム大王って知ってる?
うさ:はぁ?何それ?
ぺん:(かかった)ええっ!知らんの?
うさ:聞いたことない。
ぺん:そうか、なら教えたる。カメハメハ大王の親戚で一番最初にグアムを統治した人。
うさ:ふ〜ん。(←疑ってます。)
ぺん:銅像もあるよ。
うさ:どんな格好してんの?(←また始まったと思ってる。)
ぺん:え、え〜と、右手に剣を持って、左手に牛を連れて、マカダミアンナッツを頬張ってる。
うさ:はははは、傑作その話し。合格!
緊張もほぐれたようです。

−つづく−


次回予告!

一路グアムへ旅立つぺん太とうさ。
無事にグアムに入国できるのか!?
柿とゆで卵はどうなるのか!?

次回、第六話 新婚旅行(1日目 後編)

お楽しみに!



1