コラム: 国語・算数・理科・社会

怠け者の怠惰な生活と日常のあれこれを覗いてみようよ、気まぐれコラム

丸いすいかも切りようで三角。どんなに切っても豆腐は四角

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No.79 人生の収支、診断します

「あなたの人生設計では収支は赤字です」などと刺激的な記事が掲載された(朝日朝刊8月27日)
証券会社がインターネットで老後までの収支計算をしてくれる新サービスを始めている。野村證券ではすでにサービスが始まった。大和証券や日興證券も検討しているらしい。
金です、かね?人生って終わりまで金なんですかね。そうかねー
ちょっと憂鬱な話しではある。老後を控えている身であれば他人事との感覚は無いつもりではあるが、切実な問題としても捉えられない。だから「ええカッコしい」が出来るのであるが、それさえも出来なくなったらおしまいだ
こんな強がりを言えるうちはまだ大丈夫だと、一人合点している
いざと言う時に困らないように、これをお読みになった方々は一度覗いてみてはいかがだろう。それで「やはり」と思うならそれなりに。「いまさら」と思うなら、、「いまなら」と思うなら、「何時かは」と思うなら、、まあ人それぞれご自由に次ぎのアクションプランを考えてみればいい。その程度のことだ
安心は金で買えるか? と考えればNOといわざるを得ない。でも安全ぐらいは買えるはずでそれでも無いよりは有ったほうがいい。大分いい
それは分かっていても、なかなかHPのシミュレーションをしてみる気にならない
だってあなた、「赤字です」と言われたらどうするんですか。まさか、たかが一証券会社に私の人生の収支を「黒字」にする奇跡が起こせるとは思えない。もし起こせるならそもそも、それ程気にする「赤字」ではない
どうせ一度は死ぬことになるのだから、「ああー、美味いビールをもう一杯」ぐらいの赤字で打ち止めにしたい
人生の黒字なんて、せいぜいそのビール一杯分程度が身の丈に合っていると思った次第である

No.78 8月の「最近の言葉」で考えた
「面白みばかり求めるうちに世の中にまじめがなくなってしまう気がする」
あなたの口から出るとは思わなかった。「いいこと言うジャン」って思う。私の口から出た正直な感想。そうマジメがいいですと不真面目な私は結構真剣に思うのです
「三十年? 昨日が今日になったくらいにしか感じない」
まさかボケが始まってるんじゃないですか? そうではありませんね、きっと充実しているんです。でもどれほど充実すればこんな記憶のワープ現象をもたらすんでしょうか。やっぱり、ちょっとボケが、、、なんて昨日も今日もしつこく思っているのです
「石川県はいるか」
石川という苗字で県という名前なんでしょうか? などと無理やりの解釈をする必要はありません。単に石川県出身者はいるか、の省略形です。もっとも質問の意味の解釈については分かりません。誰か教えてください。「解釈はいるか?」です
「しかし、齢六十八に達するまで営々として築き上げたきたもののほとんどすべてを失ったことを軽くみることは、やはり当を得ないと考えざるを得ない」
いいなあ、この言葉。えっ!嫌味で言ったんじゃないの?てっきり冗談だと思っていました。やはりこの手の話しもよく分かりません。誰かに解釈していただきたいたいと考えざるを得ない、ですね
「今も昔も、一日が二十四時間なのは変わらないが、時は、四季に寄り添い、太陽と月に従い、ゴム紐(ひも)のように伸び縮みしていた」
そうなんですよ、同じ二十四時間なんです。それでも、どっかおかしいと思うんですよね、この頃。きっと年を重ねるとゴム紐も伸びきってしまうんですね、昔のパンツみたいに。
時間はどんどん縮んでしまうのに、不公平ですね
「目をカッと見開いて、誤りのないようにしていただきたい」
きっと目をカッと見開いて、睨みつけながら言ったんだろうな。あの顔でこれじゃ、まるで脅しだね。時間よりも気分が縮んじゃいますねって考えた次第である

No.77 公共事業
「あなたは民主党に頼まれて質問しているのか」
自民党が公共事業を見直し。「民主党の政策の丸のみでは」と質問された亀井静香政調会長の言葉
総選挙では「バラマキが何が悪い」と言い放っていたこの方の主導で、採択後5年以上未着工。完成予定から20年以上未完成。計画調査に着手後10年以上未採択。といった案件が見直しされている
驚かされるのは、こういった基準に合致する公共事業が星の数ほどあるということ。(もちろん亀井さんの身代わりの早さも驚くが)
えー、20年以上未完成!着工後20年ではないですぞ、完成予定から20年です。いやあ、みなさん気が長いですねえ、笑っちゃいます
どうなってるの? 公共事業
朝日の公共事業に関する世論調査、8割が「無駄が多い」6割が「削減望む」。都市部では圧倒的に、町村部でも5割が減らした方がよいとの結果。どうだ、おそれいったか
そろそろ見直した方がいいぞ、公共事業では駄目。今すぐ見直せ公共事業だ。もちろん自民党だって先刻承知。先の総選挙都市部の惨敗で気付かないほど愚かではない
効果がない、無駄がある、意味が無くなった。言い方は色々だが時代に合わなくなったものはきちっと再評価。そうだ、やれば出来る、それほど大したことではない
しかし「公共事業費は削らない」との与党発言に???。無駄を省いて借金を返す、のは庶民だけってことか
どうなってるの? 自民党

No.76 都市では長生きできない!?
都道府県別平均寿命が発表された(8月8日付け)
1980年までは平均寿命全国一位だった東京が男性で20位、女性で33位と急落。自民党の支持率並に都市部で急落、なのである
まあ、別に東京の寿命が短くなっているわけではない。伸び率が低いために地方、例えば長野、例えば福井、例えば熊本、例えば石川に逆転されたということ。まあ、相当な逆転ではある
長生きの秘訣は昔は「医療機関の整備」、現在では「きれいな水や空気」や「ストレスの強弱」ということだろうか。言われればいかにも都市には危険が一杯だ。長い間には色んな化学物質がわが身に蓄積されていくのだろう。不気味である
便利さと引き換えに命を削る
身の安全をはかって水道の水は飲まない。野菜は全て有機農法。焼却所の近くには近づかない、焚き火もしない。あれやこれや気をつけなければならないことのオンパレード。
これで健康にいいわけがない、そのうち神経から病んでくる
快適さと引き換えに命を捨てる
汚いものには触らない、雑菌は殺す。消毒・殺菌で清潔生活。過剰な庇護に包まれて純粋培養の温室栽培。風邪をひく前に薬を飲んで、疲れたと思ったらすかさず栄養ドリンク。
どんな人だってこれではたまりません
しかし致し方ありませんな、覚悟しましょう。自分で選んだ道である
少なくとも先進国に生まれた利便性を享受することで発展途上国よりも短命になるまでは、許容範囲である、と思ってはみたものの。やはり長生きがしたいのである
だから老後は長野県あたりで暮らすのはどうだろう、と何処までも欲の深い私なのである

No.75 齢(よわい)六十八
若干の躊躇である
そんなもん覚えてどうする? といわれても覚えてしまったのである。覚えてしまった以上刑の執行を猶予するのである
なにしろ<小学校卒業後直ちに社会に出て>、なのである。<数々の辛酸をなめ>てきたのである。なめていたのは、セクハラ後の血のついた自分の指と世の中だけかと思ったら、辛酸なんてものまでなめていたのである。とにかくなめるのが好きな人なのである
<思うところがあって政治に志し>、なのである。何を思ったのか知らないが、何かを思ったのである。普通、誰でも何かを思うものではあるが、多分特別なことを思ったのである
<その志しを実現しようとしていたその途次に、そのすべてをなげうった>、のである。やはり相当な志しがあったのである。実現したい志しがあったのに、、、なのである
<しかし、齢六十八に達するまで営々として築き上げたきたもののほとんどすべてを失ったことを軽く見ることは>、なのである。人生を、一生を軽くみてはいけないのである。例えセクハラに埋め尽くされた一生であっても、軽くはないのである。罪と同じくらいに重いものなのである
はて!? さて!? 一体悪いのは誰だ、と思う。そんなに難しいことなのだろうか
小学校卒業後直ちに社会に出たこととセクハラになんの因果があるのか、数々の辛酸をなめてきたこととなんの関連があるのか、政治を志したこととなんのつながりがあるのか、齢六十八となんの関係があるのか
ことは簡単で、全てをなげうってもセクハラを志した、アンポンタンだということだ
アンポンタンなら罪にならない
金持ちの大学出のボンボンだったら実刑だ、とでも言うのだろうか? 
若干の躊躇、そんなもんは道頓堀にほかしてしまえ、と思った次第である

No.74 非公開
閣僚の資産公開である
いやあ、あるところにはあるもんだ。やる人はやるもんだ、20億の借金。政治は金ですかねえ。政治家の楽しみって一体何? 金を借りること!?
理解できないことには不安になる、のが人間です。20億、一体何に使ったのかいつか説明してください、ね
それにしても同じ閣僚でもないところには、ないもんだ。見事にない。議員の収入は十分にあるはずなのに、どうしたことでしょう? ああ、また一つ理解できないことが、、、。政治家の楽しみって一体何? 金を使うこと!?一体何に使ったのかいつか説明してください、よ
有っても無くても話しのネタ。政治家は辛い。人の金の話で盛り上がる庶民も辛い
日本水泳連名の選定は正しかった
なるほど八位以内ですか。それが世界と戦える基準なのですね。どうして非公開にする必要があったのでしょう、不思議です
よく後から都合のいい基準が見つかったものです、不思議の二乗です。これは町のうわさ。たった一人を落とすための基準です。そう難しいことでもないのですよ。これは私の腹の中
もちろん私の日本水練に対する不信は非公開。、大したことではないので無視してください
公開、非公開に揺れた一週間。隠すことでもないのになあ、と思った次第である

No.73 沖縄サミット
「まるで宴会旅行」
イギリスのマスコミはこぞって批判。タイムズ紙は「キャビアをさかなに貧困国の債務を協議」と切り捨てた
開催費用800億…。耳鳴りがする、陽炎がたつ、暑い暑い沖縄。さて、それで世界は何を手にした
「議題多くして成果少なし」
中国だって負けていない、人民日報は「うわべを取り繕ったサミット」と投げ捨てた
先進8ヶ国では何も解決しない、とは言えない。8ヶ国では解決できない、には反論できない
さて、だから世界はどこに向かおうとしている
切り捨てられ、投げ捨てられ、ただ耐えるだけ?
言葉はないのか、意志はないのか、意味を探さないのか
青い海と透明な空気。沖縄の空を思い出してみよう、そう思った次第である

No.72 梅雨明け
梅雨明けである、従って暑い
単純明快で嬉しい。それに比べて世界は複雑だ。基地の「整理」とは「縮小」なのか「撤退」なのか? 何!「再構築」のことだ。うーむ、英語は難しい
米大統領演説要旨
夏だ、だから暑い
はっきりしていてよろしい。それに比べて日本はあやふやだ。NMDには反対か、賛成か?「二国間の問題」ってどこと、どこの国のこと。日本とアメリカ、でないことは理解出来るのですが。ロシアと中国のことでもないし、ねえ
前半首位で折り返しである、つまり強い!
優勝確率100%、単純である、簡単である。問題はこの手の話しに限ってそう簡単ではないことだ。分かっているのは秋には結果が出る、泣くか笑うかのどっちかだということだけである。
さて、どっちでしょう?
ビールが美味い、わけなどない
唐突であっても突然ではない。行き当たりばったりでも迷走ではない。強引であっても無理やりではない。なるようになる、だから、冷たいやつを「もう一杯」
そごうが倒産してサミットが開催して巨人が首位で、世はまさにしちゃかめちゃかである。それでもいつだってビールの美味さは変わらない
そういう風に変わらないもの、「平和」を守ってもらいたいと、何故かクリントンさんにお願いしてみる。でも、本当に基地って必要ですか、ねえ?

No.71 6月の『最近の言葉』で考えた
「読者はほとんどいない。どうせ読まれない」
それでも詩人はやめられない。食うためではなく、生きるために詩人でいる。
食うだけで精いっぱい。 大人の常套句
「本人はいつもけなげに、いじらしく、新しい映画作りに挑んでいるつもりなんです」
そう思っているのは本人だけ!? どうして分からないんだ、分からないのはお前が悪い、時代が悪い。 若者の常套句
「遊びですか? 麻雀と飲酒だけです。ほかに思うだけでワクワクすることなんてありません」
書いてワクワク、読んでワクワク。期待はずれに頭はクラクラ。いや、なに、私のHPのこと。
人生にワクワクすることなんてそんなには無い。 中年の常套句
「焼き鳥屋で社長も労働者も肩を並べて酒を飲む日本で仕事をしたいと思った」
階級社会の英国は幾つもの天井が前をさえぎる。実力社会への模索を始めた日本はそこいらじゅうで怨嗟の渦。
今更オレにどうしろって言うんだ! 負け犬の常套句
どうです、焼き鳥で一杯、憂さでも晴らしますか? 何、これもコラムの常套句
手を伸ばせば届くかもしれない、そう考えているならば足を一歩前に進めてみませんか、と考えた次第である

No.70 書くということ
読んで嬉しい文章
そういうものとは少し違うかもしれない、ではなんだ?読んで苦しいではなく、読んで悲しいでもなく、虚しいでも、卑しいでも、痛ましいでもない文章である
薬にはもちろんならない
慰められましたとか、勇気付けられましたとか、心が晴れましたとかではない文章である。意味あるの?
笑って欲しいと願う
エンターである、テイメントである。笑い話なの?ちょっと違う、いや大分違う。冗談半分で書いているわけではない。マジメに書いているのである。肩こっちゃう?
こころにグサリ
言葉の刺、槍、くさび。なんでもいい、ちょっとジーンとさせて、やるせないような気分にさせて、時にウルウルさせたりしたい。なにも反応がないと、逆にやるせない気分になり、時々ウルウルしたりする。自分がそうなってどうする
自己実現
私であるために書く人がいて、私が誰か知るために書く人がいて、誰もが書き手になってゆく時代。大概は自己実現の夢果たせず、事故幻滅あたりで挫折する
苦しんで読むほどのことはないが、多少の無理はしてください。それなりの無茶は覚悟してください。そういう文章なんです

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